薄暗いが色彩にあふれた 夢日記2023.9.25

 美術館。
 館内の広々とした売店は、展覧会の関連商品も売っているが、それよりも、可愛らしい雑貨の方がたくさん並んでいる。
 夕方と言うには少し早いくらいの時刻。室内の照明は点けず、窓からの光だけで明かりを取っている。西日が差せば、もっと明るくなるかもしれない。ちょうど店に入ってくる光が少ない時間帯だった。
 あちこちに色とりどりの、光を透過する素材で作られたモビールが天井から吊り下げられていて、薄暗いが色彩にあふれた空間になっている。
 そのせいなのか、棚に置かれたものが、なんだか、どれもこれも素敵に見える。ガラス細工や陶製の小動物。ブリキのロボット。凝ったデザインの文房具。布や革製の小物類。
 人が動くとモビールが揺れて、投影される色合いが変わる。ここに住んでしまいたいと思うほど心地良い。
 そこになぜか、『世界ふしぎ発見!』でお馴染みの草野仁さんがいた。

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