文書を密かに入手、の夢(2022.10.25)

 深夜の警察署。
 僕と同僚とで、一般の人は使わない入り口から侵入し、天井裏に潜り込む。ふたりとも現職の刑事なのだが、人目を避けて行動している。
 警察の中でも相当高い地位にある人、の知り合いの刑事からの頼み事を遂行しているのだ。
 お偉い知人が定年退職前にこの署の不正を暴いておきたいとの意向であるので、その証拠になる文書を密かに入手してもらいたい、という依頼だった。
 どうやらそこにあるらしい、という情報を頼りに、とある部屋に忍び込んだ。目的の文書は情報通り、そこにあった。
 ブツを手に入れたことで気が抜けたのか、帰りは普通に部屋から廊下に出て、正面玄関に向かった。
 途中、階段の踊り場に、なぜかマイクとミキサーなど録音機材が置いてあった。つながっているヘッドホンをかぶり、レコーダーの再生ボタンを押してみる。知っている曲が聞こえてきたので、ついマイクを持って、大声で歌ってしまった。
 隠密行動中などということは、すっかり失念していた。


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