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襟裳岬に初到達

どの拠点からも遠く電車もなくなってしまった地、襟裳岬。ここのために日程を組まない限り、行く機会はないのだろうなと思っていたのですが、OSC2023北海道 の日程に合わせて訪問することができました。

先端感がすごい1

襟裳岬の駐車場に車を停めて、おおよそ北側の方角を見た時の写真。左側の道(西沿いの道)からここまでやってきたのですが、右側には海が見えるのが分かるでしょうか。道はここでヘアピンカーブを切るように右側の方から北に戻っていくのです。さきっぽに来たぞ感が味わえます。

先端感がすごい2


展望所から見た襟裳岬の先っぽのほう。遊歩道があり先端近くまで歩いて行けるのですが、私は体力と時間の都合で諦めました。先端のその先の海の中に延々と続く岩々が、この地域の浸食の激しさを物語っています。
この突端も、下の方が浸食され上のほうが崩れて、どんどん短くなっていくのかな、私が生きているうちに形が変わったりするのだろうか、と色々妄想しました。(今回訪問するにあたって、日高本線付近の浸食、土砂流出などの記事をいくつか見ましたが、こんなにもダイナミックに地形が変化していることが私にとっては結構衝撃的でした)

この荒々しく削られた跡よ。


風がすごい

襟裳岬は春です~みたいな歌があったと思いますが(詳しくないんですが)、本当に風が強かったです。って書いてから念のため歌詞を調べてみたら、全然風が強いなんて言葉は出てきてなかった。記憶違いだったか(そもそも記憶していなかった説が濃厚)。
普通に外にいても風が強いのですが、体験できる施設「風の館」があります。

送風装置のある小部屋に入ります。あの丸いところから風が飛び出してきます。

距離に応じて体感できる風速が変わり、一番前では風速25m/s。体験だから「うわぁ強い~」と笑っていられますが、これが多少のうねりを以て常時吹き付けている中で道を歩くことを考えると、これは大変な風です。


その他の写真集

付近の地図。北が下であることに注意。

襟裳岬灯台。看板に依ると 1889年(明22年)に最初に点灯した後、1950年(昭25年)に鉄筋コンクリート造に改築(現在残っているもの)。
N44°55′33″、E143°14′38″。高さ14m(海面から73m)。22海里(40km)先まで届く光だそうです。

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