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本当はワインが儲かるってサントリーは知っている②

お酒の世界ってもともと保守的。
ほとんどのお酒は製造法があたらしくなるわけでなく、お酒作りに適した原料も使われ尽くしているから劇的に新しいものが生まれづらい。
その点、ベースのお酒にフレーバーや味を混ぜることで作るリキュールは技術革新さえすればあたらしいものを無限に作り出すことができるのですネ。
乱暴にいえば「瓶詰めできるカクテル」ですから、あらたなものを求めて特に小さな酒造メーカーがこぞって作る。
今はヨーグルト系のリキュールが小さなブームをよんでるようです。
しかもベースが日本酒なんてものもあって、そこに柚子胡椒とか出汁をくわえたりする冒険心に満ちたレシピがあったりもする。
オモシロイ。

ただやはり完成度という点からみるとリキュールの故郷、ヨーロッパの古典的なものはおいしい。
ハマると抜け出すことができぬ沼のごとき魅力があります。


ポアロが大好きだったお酒

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