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何もしていない時間の安定供給のために(あるいは気力の保存のために)

予定がない休日は、まず溜まったバラエティの録画を観る(またはTverを再生する)。芸人のYouTubeチャンネルの最新動画を再生する。目が疲れたら寝転がって、radikoでオールナイトニッポンを聴く。更に疲れたら片付けなり読書なり何なりしようと思う。しかし、ダラダラと寝転がり続けてしまう。何もしていない時間、何を強制されるでもなく取り止めもなく考え事をしたりしなかったり、体を休めて微睡んでる状態が自分にとって一番好ましいのだ。そしてそのまま昼寝してしまう。

この「何もしていない時間」、とても心地良くて延々と続けてしまいそうになるのだが、だいたいそのまま寝てしまうし、そこから目が覚めたら体はだるくなるし気力も無くなっている。何か用事を済ませられたのかもしれない、と自己嫌悪に苛まれてしまう…のはまだ良い方で、気力が戻らず全く楽しいことが見つからない状態にまで陥ってしまうこともある。

質の良い何もしていない時間(※)を得るためには、ほどほどに強制的に外出する時間が必要と考える。週一でスポーツジムに通うようになって一年が過ぎたが、通い続けているのはこの目的を果たすためというのが大きいかもしれない。ただ疲労による寝そべり即入眠または眠気我慢のため、全然果たせてない日も多い。

昔から無気力状態にはなりやすかったが、このままでは引きこもりになってしまうという危機感から、できるだけ外に出て行こうとはしていた…ような気がする。あと、ついこの間まではオタク趣味が充実していたり、友達とご飯に行く機会も多かったので、毎週何かしら出かける用事があってそこまでひどくはならなかった。コロナ禍で現場がなくなり、友達と集まる機会も減り、なんやかんやあってオタクとしての熱量も落ち着いたり、人混みが苦手になってしまったりして、外に出ることに消極的になっている。

今日も何もしていない時間の安定供給に失敗した。この文章にしても金曜土曜に楽しく書いていたが、今は文章を書くくらいしか気力が続かないのでなんとかnoteを書いている。ようやく元気になってきたかもしれない。気力が無くならないようにするため、皆さんはどう過ごしてますか?


※良くない考えだが、最も良質かつ長く何もしていない時間を享受できるのは夏バテや副反応などあまり痛みを伴わない、寝込むべくして寝込む事案が発生した時だと思う。

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