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LGBTが当たり前になる社会へ

ジハイドロゲンモノオキサイド(一酸化二水素。略称DHMO)という化学物質が大変危険であり、多くの人を死なせてきたということを知りました。
この恐怖は我々の身近に迫っています。それなのになぜか規制がされず、これによる死者が完全に無くなることはありません。
どれほど怖い化学物質か列記します。

・高温による火傷
・吸引することによる窒息死
・固体化したものに接触することで肌が損傷、壊死
・酸性雨の中に最も多く含まれている

これらの実害はほんの一部です。
みなさんただちにジハイドロゲンモノオキサイドから身を守りましょう。


さてジハイドロゲンモノオキサイドってなんなんでしょう。
実は「水」のことなんです。
これは1997年にとある中学生が「ジハイドロゲンモノオキサイドの使用を禁止せよ」という嘆願書を作成し署名を募ったところ、これが水と気付かずほとんどの人が署名したそうです。
そして、このような情報に騙されないためにも科学教育を充実させよう、と訴えたとのこと。

無知は騙されやすい。
無知は恐怖に染まりやすい。
このように言えるでしょう。

◼️ LGBTを知ろう

我々の無知により多くの人が傷ついています。
LGBTについても、知ろうとしない事や知っていると思い込んでいる事により誰かが深く傷ついています。
自分とは違う人たちのことだと切り離し思考を止めてしまう人がいるのかも知れませんが、性的マイノリティと呼ばれる方々は左利きの方々と似たような比率で身近に存在すると言われています。

映画『ミッドナイトスワン』(内田英治監督、草彅剛主演)では主人公が母親となるために肉体的にも精神的にも傷付いていく物語です。
確かに主題としてはトランスジェンダーを取り上げているのですが、作品の本質としては人は愛する者のために何ができるのか、ということだと感じました。
同じように、LGBTも「人が人としてどう生きるのか」「社会の成員として苦しんでいる人がいたらどう振る舞えるのか」「当たり前を当たり前とするにはどうすればいいか」ということだと思います。

LGBTが異質な存在ではなく社会の一員であるとあえて思い込まずとも自然と想い合えるような、そんな存在になるためにも、まずは学ぶ必要があります。
第一歩として「生まれながらの性」「好きになる対象の性」「自分が思う自分の性」の3種類の組み合わせパターンだけでも覚えてみるのはいかがでしょう。

性はとても奥深く、大らかであり、決して敵対するためのものではありません。
ジハイドロゲンモノオキサイドに恐怖した人たちのようにならないためにも、当たり前が当たり前として認め合える社会を目指しましょう。

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