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考えることが大好きです。 映画や漫画の感想、社会について。

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エンタメ、哲学、社会問題、性について【おすすめ記事紹介】

お読みいただきありがとうございます。 記事が多くなってきたので、人気の記事やおすすめの記事などをまとめたいと思います。 noteの機能「マガジン」には漫画、映画、ドラマ、社会問題、哲学で分けているのですが、映画についての記事が一番多いです。 この中にご鑑賞作品がございましたらぜひコメントをお寄せください。 以下は選りすぐりの15本をまとめてみました。作品評はあまり入れませんでした。作品をご覧になった方にお読みいただきたいので。 15本を【人気の記事】、【エンタメ】、【哲学

    • 【日記】カテゴライズ病/心の不調/タイミング大事

      3題。 ■カテゴリに押し込みレッテルを貼る人ってみなさんの周りにも多いでしょう。 カテゴリレッテラー(カテゴリに押し込みレッテルを貼る人のこと)は、カテゴリに反した振る舞いに対して嫌悪感を抱くことが多い気がします。 おそらく下に見てるからか。 「お前はこういう奴!枠からはみ出て行動すんなよ!」というような。 余計なお世話としか言いようがないですね。奴隷とでも思ってるんでしょう。 カテゴリレッテラーとは距離を置いた方が良いですね。 誰かのうわさ話ばっかりしてる人は大体カテゴリ

      • 「インプット/アウトプット」とか言ってないで 【オモコロ記事を読んで】

        『緊急開催!おまえらインプットどうやってるんだ座談会 | オモコロ』という記事が大変素晴らしいのでぜひ多くの方々にお読みいただきたいです。 こちらを読んだ感想を書いていきたい。 大量のコンテンツの波に飲み込まれて息ができなくなってしまった人たちに特にお読みいただきたい。 ■ 自分の中の「池ちゃん」を自戒せよ マンガ『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』に登場するキャラクター「池ちゃん」をご存知でしょうか。 観た映画の本数を自慢し、8,000字のレビューを投稿するよう

        • 『寄生獣』の素晴らしさ/『寄生獣 ザ・グレイ』の甘さ

          韓国版『寄生獣 ザ・グレイ』(以下ザ・グレイ)を全話視聴しました。 感想は「原作を薄味にした感じで残念」です。 以前第1話を視聴した時の感想を書いたのですが、やはり原作は偉大だなという感じです。 以下原作『寄生獣』と比較した感想となります。両作品のネタバレ、根幹に関わる重大な設定バレを大いに含みます。ご了承ください。 (ネタバレ無しの前回投稿記事) ■ 動きが見える刃のスピード感 映像面はクオリティの高さに驚嘆しましたが、戦闘シーンのスピード感の無さが気になりました。原

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          『寄生獣 ザ・グレイ』と原作の比較

          Netflixの『寄生獣 ザ・グレイ』第1話を観ました。 この作品を観ようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。 僕は原作が好きでアニメ版『寄生獣 セイの格率』や原作の裏側を描いた漫画『寄生獣リバーシ』、アンソロジー漫画『ネオ寄生獣』なども観ています。 それらを踏まえて韓国版『寄生獣 ザ・グレイ』1話について考えていきます。 1話目だけなので今後どう展開していくかはわかりませんが、現時点で気になったのは原作の設定を使ってるけど原作の奥深さはまだ活きてないな、という印象で

          『寄生獣 ザ・グレイ』と原作の比較

          元気じゃない人へ 日本が存在するうちに

          皆様お元気ですか? なんか社会全体が沈んだ空気感という印象ですね。 僕はと言えばスーパー元気です! 社会が混沌として行けば行くほど高揚していきます。 なんででしょう。 僕の見立てだと、このままいくとSNSなどの投稿にも制限が加わったり、そもそもSNSを使用するにも許可が必要になったりするでしょう。 その後は憲法改正へと一気に進んでいくんじゃないかなー、と漠然と思っています。 僕は以前は「条件付き憲法改正賛成」でしたが、今は「絶対反対」です。 なぜかと言うと、日本のためになら

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          マンガ大賞『君と宇宙を歩くために』おめでとうございます!

          『君と宇宙を歩くために』(泥ノ田犬彦)がマンガ大賞2024を受賞しました!嬉しい!大好きなマンガなのでさらに多くの方々にお手に取っていただきたいです! 以前書いた感想を貼っておきます。 僕が好きなマンガが大健闘です! 『平和の国の島崎へ』(瀬下猛、濱田轟天)4位 『正反対な君と僕』(阿賀沢紅茶)7位 『ひらやすみ』(真造圭伍)8位 以前書いたおすすめ作品も併せてリンクを貼っておきます。 アニメ化作品多し! ●【2021年】おすすめドラマ、映画、漫画 ●【2022年】おす

          マンガ大賞『君と宇宙を歩くために』おめでとうございます!

          10人中2人の意見でルールが決まっていく国

          10人中2人だけが支持する組織があります。 他の8人の意見や境遇を無視するこの組織は、10人全員の生き方をも左右する決定を気軽にバンバンし続けます。 支持している2人は生きやすくなり、他の8人は生きるのが大変になっていきます。 この8人は不満が溜まっているのですが、なぜか2人の決定に従っています。 組織も8人のことは無視して、2人が幸せになるようにいろんなルールを強制してきます。 搾取され続ける8人は、取られたお金が海外にばらまかれていることにも気付いているのですが、

          10人中2人の意見でルールが決まっていく国

          【2題】プリキュア生成AI騒動 / 男女平等ではなく

          ◾️ 『プリキュア』商品、画像生成AI使用の疑惑否定「画像生成AIを使用したイラストではございません」 というyahoo記事について。 この騒動についてまったく知らなかったのですが、あまりにもバカげた理論を振りかざす人たちがいるので一言。 単純な話「疑わしきは罰せず」です。「推定無罪」です。 それなのに「生成AIを使用していないという証拠を出せ」と言う。 愚かしい。 例えば、「お前は殺人を犯した!やってない証拠を出せ!」と言われたとしましょう。 「やってない証拠」を集める

          【2題】プリキュア生成AI騒動 / 男女平等ではなく

          『ちいかわ』には名前が無い?不穏さの理由は家畜扱いに理由があった

          『ちいかわ』が大好きになりました。 『ちいかわ』とは「なんか小さくてかわいいやつ」の略。 主人公の白くて丸っこいあの子です。 あのキャラクターを「ちいかわ」と我々は呼んでいます。 果たしてあの子の名前は本当に「ちいかわ」なのでしょうか。 そしてあの世界に不穏さを感じるのはなぜなのでしょうか。 今回は『ちいかわ』に名前が無い理由と、不穏さの原因について考えてみたいと思います。 ■名前が無い世界 ハチワレ猫みたいな「ハチワレ」や、「うさぎ」「ラッコ」などなど登場しますが、個別

          『ちいかわ』には名前が無い?不穏さの理由は家畜扱いに理由があった

          【日記】政府を信用します?、自殺者減らせます?、小説書いてます

          ■政府を信用します? 医療介護CBnewsにこんな記事が載ってました。 要約すると「新型コロナワクチンを接種した123件のうち疾病・障害と因果関係ありと認定したのが68件」ということです。その68件中28件が死亡事例だと。 そしてこれまでに10,345件中6,344件が「因果関係あり」だと。 対応してる株がもう古い気がしますし、ワクチン接種によるメリットが薄い(デメリットが大きい)気がしますが、僕にはわからない何かとてつもない恩恵があるのでしょうね。 恩恵があると思う人は

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          『ようこそ!FACTへ』が人々をつなぐ

          『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』(魚豊)が最終回を迎えました。 全30話であることが事前に公言されていたようですが、その噂を知らない方々からすると「打ち切りか?」と想像するのもうなずけます。本作はそれほどまでにこの現実世界の不可思議さに迫った作品であると言う事でしょう。見て見ぬふりをしてきた、覗いてはいけない陰謀渦巻く社会の姿を突き付けられたかのような錯覚に陥った方も居たかも知れません。 あらすじを簡単に要約すると、うだつの上がらない青年が陰謀論者にそそのかされ

          『ようこそ!FACTへ』が人々をつなぐ

          別れの映画『PERFECT DAYS』

          『PERFECT DAYS』を再び鑑賞してきました。 何かを確認したいわけでもなく、ただもう一度映画館で観ておきたいと思ったのです。 パンフレットも購入しようと思いました。 (映画のパンフレットって電子書籍化できないのでしょうか。需要があると思います) パンフレットを購入して良かったです。本作が心に残った方は必ずお気に召すかと思います。 平山(役所広司)のフルネームも載ってますし。 2回目の鑑賞で思ったことを、登場人物ごとに書き残しておきたいと思います。 1回目の時は感じな

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          安楽死合法化の議論を止めてはならない

          安楽死は議論し続けなければならないテーマのひとつだと思います。 オランダのドリス・ファン・アグト元首相と妻のユージェニーさんが安楽死を選択し、映画『PLAN 75』(監督:早川千絵)では75歳を迎えたら自分の生死を選択できる制度が実現した仮想の日本を描きました。 【参考記事】『PLAN75』の地獄を希釈した社会 日本でも安楽死を合法化すべきかどうか考えてみたいと思います。 ■安楽死と尊厳死 まずは安楽死と尊厳死の違いについて。 尊厳死は寿命を全うしたと共感できるでしょう

          安楽死合法化の議論を止めてはならない

          【日記】見た目にとらわれないで、外国人観光客問題、『ピアノの森』良かった

          ◾️側にしか目が行かない生き方を戒めた方が良いのでは?というお話。 それはリツイート数やいいね数やインプレッション数だったり、「カンヌ映画祭グランプリ受賞」だったり。 「ひろゆきおすすめ」だったり「彦摩呂愛用」だったり。 自分がどう感じ、どう行動して、どう発言したかが大事。 誰かの顔色をうかがって生きてる自分じゃなく、自分に素直に、自分に嘘をつかず、自分を喜ばすことが大事。 ◾️外国人観光客のゴミ問題は雇用創出のチャンスというお話。 観光地に外国人客が増えてゴミが問題

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          【映画】『PERFECT DAYS』鑑賞後に頭の近くに漂ってる淡い感覚をまとめました

          いまだに『PERFECT DAYS』に思考が引きずられている。 「引きずられる」だとネガティブな感じだから、言い換えると「側頭部の近くを漂っている」という感じが近い。 ※前回記事 世界を愛するか、社会にすがるか【映画】『PERFECT DAYS』の世界観 鑑賞後いろんな人の感想を拝読し、新たに思いついたことを書いていきたい。 すでにご鑑賞いただいている方には「そうそう、そんなこともあった」と思っていただけたらありがたいです。 以下ネタバレを含む。 ■缶コーヒーを補充する

          【映画】『PERFECT DAYS』鑑賞後に頭の近くに漂ってる淡い感覚をまとめました