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あなたの正義中毒・他責他罰チェック

人は誰もが「自分は間違っていない」と思いたいものです。
これが、過度に自分の正義を押し付けてしまうと「正義中毒、正義病」のようなものになってしまいます。
自分に非は無いと強く訴えたり、いつまでも他に原因があったのだと探してしまうと「他責、他罰」に偏ってしまいます。
やはり何事もバランス感覚が重要なのだと感じます。

以下、正義中毒・他責他罰の注意点やそうならないために気を付けたいことを考えていきます。
最後に「あなたの正義中毒・他責他罰チェック」を載せます。お試しください。

■ダブルスタンダードに気を付けましょう

正義中毒に陥ると、ダブルスタンダードに気付かなくなります。
「ダブルスタンダード」とは基準が二つある状態のことです。
わかりやすく言うと「自分の時は良いけど他の人の時は許さない、という考え方」です。
自分はセクハラしてることに気付かないくせに誰かのセクハラには過剰に叩く、などですね。

正義中毒者は、自らの正義を押し付けますが、他の人から正義を押し付けられるのを嫌います。
そのためダブルスタンダードに気付けないのです。
自省することも大事ですね。

■過剰なおせっかい=他人を見下してる

正義中毒者は良いことをしてあげてると思い込んでいます。
言い換えると、「あなたはわからないだろうから教えてあげる。なぜなら私の方が理解力が高く知識も豊富で人生経験が豊かだから」となります。
すごいですよね、自信が。
他人を見下せるということは他人を理解できていないということです。
「自分はすごい。同じように相手も理解力が高く知識豊富で人生経験豊か、かも知れない」とは考えられないのです。
「あなたのために言ってあげている」系の正義中毒者とは距離を取った方が良いですね。

■他罰的と自罰的のバランス

過度に自罰的になる必要はありませんが、他罰的になり過ぎても問題です。
自省することは、誰かに反省を促すことよりも簡単と言えるでしょう。
誰かに反省してもらうのはとても難しいです。
なぜなら反省とは自分自身で気付かなければ意味がないからです。
それなのに過度に他責・他罰的な人は他人に対して反省させようと必死になります。
病的なまでに。
SNSなどで謝罪を強要したり、謝罪に対して「反省の色が見えない!」と憤る人がそれです。
こういう人は一旦スマホをぶん投げて距離を置いた方がご自身と社会のためですね。
あまりに許せないのであれば民事裁判を起こしましょう。
負けるに決まってますが。
許せないことに対して「民事裁判を起こしたら勝てるか?」と自問自答する事がひとつのチェックポイントですね。
自分の振る舞いがおかしくなってないかチェックしてみてください。

■他人を許せる人は自分を許せる人

逆に正義中毒ではない人や、他責他罰ではない人は他人の振る舞いに寛大です。
「そういう場合もある」「他人の振る舞いに過度に干渉しない」という思考を持っています。
そして自分自身に対しても寛大です。楽観的とも言えるでしょう。
こういう人は良いことがあった時は「運が良かった」と思いますし、失敗した時は「反省するチャンスを得た」と思います。
いつまでも誰かを責めたりしませんし、ずっと落ち込んでいることもありません。
そういうのは時間の無駄だと思っています。
前を向いて歩いた結果失敗した=経験値をためる事が出来た、と考えています。
ぜひ他人も自分も許して幸せに生きたいですね。

■あなたの正義中毒・他責他罰チェック

最後に「あなたの正義中毒・他責他罰チェック」を7点挙げます。
それではチェックスタート!

・SNSで毎日炎上してる人を目にする
・SNSで自分の意見と同じ人を見ると安心する
・他人の意見の内容よりも言い方や文体の乱暴さにイライラする
・SNSでレスバトルに参加しがち(または参加したくなる)
・自分の正義がほとんどの場合正しい
・間違った考えの人はある程度思い知るべきだ
・自分の発言に「いいね」が付くと嬉しい


以上です。
いかがでしたでしょうか。
「はい」が多いほど正義中毒者や他責他罰の傾向が強いです。
その時は前項の「他人を許せる人は自分を許せる人」というのを意識してみてください。
僕は0個です!
当たり前です!自分で作ったのですから!
僕はかなり楽観的で自分の興味があることに時間と精神力を使いたいのです!

■まとめ

お読みいただきありがとうございました。
正義中毒者や他責他罰的な人はこのような記事は読む気すら起きないでしょう。
自分のことがわかっていないので。
読まれた方はすでに正義中毒者や他責他罰にはなりにくい人と言うことです。
今後注意するために。またこのような人たちと距離を置くために、ぜひ本稿をご参考いただければと思います。
正義中毒者や他責他罰になって幸せを遠ざけるようなことはしたくないですからね。

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