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温泉紀行(柿のような明るい濁り湯:かきのき温泉はとのゆ)

島根県の西の端にある吉賀町の温泉施設、かきのき温泉はとのゆに行ってきた。

山奥にあるためアクセスするには車かバスを利用する必要がある

泉質は二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素温泉で源泉温度は30.7℃、この辺りでは貴重な源泉掛け流し温泉だ。

島根県西部公式観光サイトより引用

浴室に入ると鉄臭さを感じる温泉香が香り、湯船を満たす明るい茶色の湯が目を引く。

湯船に入る。

いい湯加減だ。

加水なし、加温ありの掛け流し温泉だが、通常の加温方法では温泉の成分が強すぎて部品がすぐ壊れてしまうため、ボイラーの蒸気で間接的?に加温しているらしい。(併設レストランのおばちゃん談)

湯口から掛け流されている湯はとてもぬるく、まだ空気に十分に触れていないためか透明な色をしていた。鉄分を含む湯が空気に触れることでこの明るい茶色の湯に変わるのだ。

タオルを湯船に浸けてしまうと色移りしてしまうため、湯船には入れないように注意しよう。湯からあがって体を拭くときは色が変わっても良いタオルを使うか、シャワーで体を洗い流してから拭くなどした方が良いだろう。

温泉を満喫した後は、はとのゆに併設してある味処 柿の里で高津川で採れた天然鮎の塩焼きをいただいた。今夏最初に食べた鮎だったがふっくらして大変美味しかった。

鮮度が良いので身離れもこの通り

かきのき温泉は泉質も良く、主要な観光地からも離れているためゆっくり温泉を満喫するには大変おすすめだ。夏の時期は併設してあるレストランで清流・日本一に何度も輝いている高津川で採れた天然鮎が食べれることも良し。

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