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なまはげを 書 にして贈る👹🖌(9)

🖌 秋田キャラバンミュージックフェス(ACMF)

7月26日、ACMFと渋谷のラジオの話を。
「なまはげのおくりもの」というお菓子が「秋田県食のチャンピオンシップ2015」というコンクールの食品加工部門で銀賞を受賞した年に高橋優さんは今のACMFの前哨戦ともいえる秋田フリーライブを秋田市駅近くの広場で開催している。
約5,000人集めたそのイベントは無料で誰でも参加できた。秋田駅にはアーティストの顔が描かれた幟が立ち、近くの建物ではそれまでの高橋優さんの誕生からの生い立ち紹介、メジャーデビュー前からの楽曲やギターや衣装の紹介展示もあった。高橋優さんが描いたイラストもたくさん飾られていた。よく出てくるコミカルなのとは違う普通に上手な絵だった。私はあの時に見た絵たちがとても好きで、あの絵をまとめてアルバムの限定盤につけてくれれば嬉しいとまで思っている。

広場ではステージが組まれ地元の方やお父上高橋一郎さんの民謡、和太鼓やなまはげも登場した。翌年からのキャラバンの構想も既に決まっていたんだろう、佐竹知事のご挨拶もあった。もちろん高橋優さんもたくさん歌を披露してくれた。ステージ会場に入る前に大雨が降り、並んでいた私たちは大変だったけどそれ以上に盛りだくさんな企画が用意されていて、無料にしては大規模な楽しめるお祭りだった。
翌年からもACMFは続き秋田の13各市を文字通りキャラバンしている。2017年には高橋優さんがなまはげのおくりものをテレビやラジオで紹介してくれてこのお菓子が知名度的に全国区になった。だからACMFもなまはげのおくりものも2015年が起点になっていると私は思っている。

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2015年に発売された「笑う約束」

🖌 ACMF2022のゲスト

今年は早々にゲストアーティストがサイトで紹介されている。(敬称略)
♪ 9月17日
川崎鷹也、くるり、FUNKY MONKEY BABY’S、
ずま(虹色侍)、どぶろっく、りんごちゃん
♪ 9月18日
KREVA、C&K、矢井田瞳、
COWCOW、トータルテンポス、松浦航大
両日司会 高橋航
両日アーティスト 高橋優

どのアーティストも楽しみだけど実はこの中で特別なアーティストが居る。私は2011年の夏、娘と「ファンモン」を聴きに行きたくてローチケのロッピーの前に居た。だけどその時にファンモンチケットは完売していた。同じ日のイベントチケットが売っていてそれが「高橋優」だった。せっかくライブ行きを思いついたのでこの人のライブに行こう!と勢いでチケットを買ったけど私も娘もどんな人かどんなジャンルの歌を唄っているのかも知らないまま購入。
当日会場で流れていた「福笑い」を聴いて東京で暮らしていた娘はメトロのCMの人だと判った。でも私は東京に引っ越してきたばかりでやっと歌声が男性だと気づいたくらいの無知さだった。それでもこのアーティストがとんでもなく歌が上手で心に届く楽曲を作る人だということにはふたりとも気づいた。

初ライブの日に買って帰ったアルバムが「リアルタイム・シンガー・ソングライター」でこの日を境にライブに行きCDをコンプリすることになる。ふたりで渋谷や中野にライブに出かけた。ユアノンにも入り、ライブでいわゆる優友さんに声をかけてもらえるようになって、時にはお茶やご飯も。それまでライブは日帰りばかりだったけど初の遠征も経験する。新潟のライブハウスや神戸のホールにも行った。ACMFが始まって秋田にも行っている。私はこのアーティストの楽曲ファンのつもりなんだけど他の人からはかなりな推しファンに映っていそうだ。
知った当初は自分の周りの秋田出身の人に「高橋優って知ってる?」と訊きまくるが誰も知っている人が居なかった。「すごく良い曲書く人なんだよ」と付け加えていた。あれから約10年、高橋優さんを知っている人も増えてきた。当初会場では年齢もばらばらで男性が「たかはしー!」って低い声でライブ中に声をかけていた。今は客席も若い女性が中心でアイドルのようになってしまった。昔の高橋優さんはぎらついた目で会場中を喰ってやるみたいに見渡していたけど最近は優しい目で笑顔を振りまいている。作る曲も世の中の理不尽を唄いあげる曲が多かったけど今は幸せを分けてくれたり励ましてくれたりする。それもすべてリアルタイムの正直な言葉なのだと思う。

高橋優さんにもし私の言葉が届くなら、リアルタイムのシンガーソングライターなんだからこれからの人生もずっと唄い続けてほしい。家庭を持ったり大切な人を思ったり、いろんな変化は訪れるだろうけど、善いこと悪いこと、嬉しいこと辛いことをすべて歌にして私たちに届け続けてほしい。
私たちが「あー、私もそうだった」「私もそれを言いたかったんだ」って、うんうん頷ける話題を私たちに歌で投げかけ続けてほしい。その為に私たちもアルバムを買いライブに行き続ける。歌い続けてくれる限りリスナーを続ける。・・・これが、ステージの上の高橋優さんにお願いしたい事だ。

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2011年初めてのライブで買ったアルバム

🖌 箭内優

秋田でそんなタイトルのラジオ番組があったそうだ。
出演者は箭内道彦さんと高橋優さん、私は聴いたことが無いんだけど今からでも聴けるなら聴いてみたい番組だ。私は2016年10月から渋ラジボランティアに登録している。けどその少し前に渋ラジでも「箭内優」が実現していたことを後で聞いた。聴きたかったなー、この番組。再放送はしてもらえないんだろうか。お願いしたいなー。
せめてと思い当時のツイートだけでも貼っておく。私も座っていたこの席の並びに写真では箭内さんと高橋優さんが座って話している。(多分、真ん中が箭内さんで右端が高橋優さん…だと思う) カツさん呟いてくれてありがとうございます!

私は箭内さんを渋ラジで会うまでは怖い人だと思っていた。最初の胡坐でたまたま箭内さんが私の左隣に立ってステージを観ている時間が有って、その時は目も合わせられなかったし無論声も掛けられなかった。でもそれはただの誤解で、実際の箭内さんは誰に対してもとても穏やかで温かな人だった。
初めて話した時に私は「高橋優さんを見つけてくれてありがとうございます!」と言った記憶がある。すると後日箭内さんはラジオで「僕が見つけたわけじゃないんだけどね」ってその時のことを話してくれていた。トランジスタラジオの番組で高橋優特集をしてくれませんかとお願いしたら2度実現した。誕生日と10周年だったように思う。ラジオで高橋優さんのことを話す箭内さんのラジオがすごく好きで、またいつか流してもらえたら嬉しい。

私自身も2度単発だけど「55分まるまる高橋優特集」というのをさせていただいた。放送後のリスナーさんからの声もTwitterで見せていただいた。自分が好きなアーティストの話をラジオでできる至福の時間だった。
その1度めが「なまはげのおくりもの」を買って食べるコーナー。2度めはにこりさんに電話を繋ぎ秋田弁で結構長めのお店紹介をしてもらっている。その2度の出演がきっかけで今こうして自分とにこりさんが繋がっていて、三重の太田さんとも糸が繋がり書作品の完成を目指している。

渋ラジっこあつまれ|「渋谷のラジオ」|note 
2019年12月3日  (火)  17:00‐17:55放送 ー55分まるまる高橋優特集ー

渋ラジ教習所|「渋谷のラジオ」|note
2020年7月26日(日)10:00〜10:55放送 ー10周年に初期ファンを招いてー

ちなみに、高橋優さんは「なまはげのおくりもの」は珈琲と合うとよく話している。私は赤は日本茶、青はストレートティーが好い。ということは、このお菓子は何とでも合うということで、和洋万能ということなんだな!


なまはげを 書 にして贈る👹🖌(10)に続く
なまはげを 書 にして贈る👹🖌(10)|すぎもとかよこ|note

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