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検索力は武器になる。スキルも金もないニートが独学でプロクリエイターになるまで

情報収集能力と、模倣するセンス

これを使いこなせば、どんなジャンルでもだいたい80点は狙える。という仮説です。

無料で試せて、家でできる。しかしこれはいったい誰かの役に立つだろうか?何もないところからでもなんとかなるという参考になれば。

自分のどの部分が他人より優れているのか?と考えたときに、出てきた答えがグーグル検索力。情報を集めてたくさんの情報の中から自分が使えるものを取り出して組み合わせて実行していく。それを調整して味付けをするセンス。センス?カンの良さ。

経歴

これまでの自分の経歴を簡単に。履歴書に書いて自慢できることはびっくりするほどありません。普通自動車免許しか持ってません。学歴もありません。職歴もありません。

大学中退→ニート→フリーター→住所不定無職→フリーランス→会社役員

という感じです。ちゃんと働けよって思うでしょ。そう思う。まじで金がないんだ。20代の10年間全ての収入が普通の人の年収くらいの可能性さえあります。金が使えない分、工夫をするのである。制約がある方がクリエイティビティを発揮できるっていうやつ。

こういう生活スタイルに対して、当時一緒にバンドをやっていたメンバーが「社会人としてダメなだけで人間としてはいいと思うよ。おれは好きだな」みたいなことを言ってくれて、それがとても心に残ってる。

余談かな、中退ニートフリーター時代(厨二暗黒期)は膨大な時間と孤独があって自粛要請はないけど本当に人に会わず深夜にしか出歩かないっていう時期が1年か2年くらいあったのかな。夜明けを迎えるときの気持ち。明けない夜が欲しかった。このときの無限の思考と精神の修行のような経験は糧になっていると思う。忘れてることも多いけど、機会があれば書きたいな。誰かとおいしいご飯が食べられること、暖かい布団で夜眠れること、とても幸せだね。

その後検索力を足掛かりに新しいスキルを獲得していき、フリーランスのマルチクリエイターとして活動、その繋がりで現在は長野県大町市で、スキー輸入卸売事業やまちづくり事業などを行う会社を仲間と立ち上げ仕事をしています。

実績と能力

クリエイターとしての能力は何か突出した能力があるわけではないと思います。どちらかというとなんでもやるタイプで、ロゴデザインもするし、写真や映像の撮影業務もするし、ワードプレスのオリジナルテーマを構築してWEBサイトを立ち上げることもやります。

地方だと単価も比較的低い案件が多いですし、事業主さんから直接依頼をうけることが多いので専門性の深さより広さが活かしやすい環境なんだと思います。どこか一つの部分の依頼から 派生する周辺のクリエイティブ関係をいろいろやらせてもらえることが多かったです。

デザイン、撮影、チラシや名刺作成、WEBサイトの実装、運用まで丸ごとお手伝いするスタイルがあっていたんだと思います。

一部の作例はこちらにまとめてみました。

センスとは

だいぶ前にこの本を読んで、腑に落ちた記憶があります。

「センスとは、数値化できない事象を評価し、最適化する能力」
「センスを得るためには、多くの知識を蓄えることが必要」

センスは鍛えることができる。

検索力で突破する

特に学校で習ったり有料のコースを受講したり、企業に所属して経験積んでってパターンでもありません。どうやってスキルを身につけられたのか。

それは情報収集をする力、検索力によってその時に必要とする知識を獲得することが得意だったからだと思います。インターネットを通じて欲しい情報を引き出す要領の良さ、みたいなもの。

一般的な検索方法は検索窓にキーワードを入力する方法です。

どう入力して検索をするのか?

検索結果一覧からどの情報を選ぶのか?

検索の精度と情報の精査で欲しい情報をより早く正確に手に入れることができます。

ノウハウ的な話は、「検索 テクニック」「検索力とは」あたりで検索してみてください。

だいたいのことはネット上で見つけられますし、それでひとまずどうにかなることが多いです。

このエントリーを書き始めるにあたっても検索力を使っています。とりあえず「note 書き方」で検索してます。なにか新しいことをやるときは情報を探してみるくせをつける。そしてすぐやってみる。

検索1位で出てきたこちらの記事を参考にしてみます。その他にも言葉使いに自信がない時はあっているかどうか適宜検索して確認しています。難しくてかっこいい単語を使ってみたけど間違ってたらやだもんね。

ちなみに最近のグーグル先生はどんどん精度があがっていて普通に検索すれば検索上位が欲しい情報であることが多くなってきました。検索がはかどります。逆にコンテンツ制作側からすると、普通にいいコンテンツ、記事を書けばいいわけです。一昔前はいろんなSEOテクニックがありましたなぁ。

書籍を併用して深く学ぶ

ネットでだいたいわかるけど、本を読んだ方が効率がいいことはたくさんあります。

ネットから得られる情報で専門用語や周辺の知識、その界隈の深さや広さがぼんやり見えてきます。

そのジャンルで評価の高い良書や有名な人物、効率的な学習方法やノウハウなどがわかってきます。

本格的に学習をはじめる前に、全体像がみえてると挑みやすいしコスパが高くなります。初めの段階で戦い方をググるわけです。

(全体像が見えてると思いきや、進んでいくと氷山の一角だったのか・・・と言うケースはよくあります。さらに進むとその氷山は一個じゃなかった・・・というケースもあります。というか大半がそうだね。そこでワクワクできるか怯んでしまうか。)

電子書籍も便利ですが、紙の本を手元におくメリットはいろいろあります。本を買うと勉強するぞ感が出るのでテンションが上がります。けっこう大事。そのまま本棚のインテリアになるというケースはよくあります。本棚に好きなジャンルの本がたくさんあるとなんとも言えない嬉しさがあります。関心ジャンルをそれとなく主張できます。もちろんいつでも本は開けます。手の届くところに自分で選んで買った本があれば、その中にある知識の半分くらいは自分のものという気持ちになります。

また、デジタルのディスプレイより紙で読んだ方が理解しやすいという話も有名です。インターネットからの情報で突破口を開き、本を使って理解するのは理に適ってるのかもしれません。

本を読むときも、まずは全体像の把握につとめます。

まず目次をしっかり読みます。それからざざっと斜め読みして最後まで通します。あとがきは意外と大事なことが書いてあるのでしっかり読みます。そしたらいったん積読しておいて、必要な時に開きます。自分はそんな感じです。全体像を掴むフェーズと細部を理解するフェーズを切り分けるイメージかな。

最終的にできるようになることの結果を先に把握しておくことで、必要になったときに、できるかできないか?という部分はすっ飛ばして、できることは知っている→では、具体的にどうやればいいか?にすぐに進むことができるので効率が良いです。

例えば、、「オンラインで授業や講義などをするときの音声を良くしたい」という課題があったとすると、即答で最適なことは言えないけれど、実際に良い音質で配信できている事例を知っているので、確実にできる方法はあるということはわかるし、マイクの知識、音声の知識が必要、配信ソフトの設定も関係するかも、配信プラットフォームによっても音質違うんだろうな、コンテンツの目的によっても最適な音声は違うかもしれない、みたいな当たりをつけられるので、けっこうすぐ調べられます。あの本に書いてあったかな?とか、昔そんな記事みたことあるな、みたいな感じになります。

とにかくやってみる

ビジネス界隈でよくきく言葉 PDCA回し ってやつ。要は試行錯誤ですよね。これを秒単位で繰り返す。それを束ねて大きなサイクルを繰り返す。Pに時間かかるならPはいらないかも。

DCA!DCA!でだめなら戻ってPでDでCでA!YO!ちぇけら!どーん

まず手を動かしてみよう。

しこう-さくご【試行錯誤】
新しい物事をするとき、試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立てて、解決策や適切な方法を見いだしていくこと。

必要なソフトやアプリがわかったら、とりあえずインストールしてみる。初見のアプリケーションの操作方法は動画で探します。やりはじめたものの用途が違ったり自分に合ってなかったりすることもあります。だからまず何も知らないうちに手を動かしちゃった方が効率的です。

WEBサイトをHTMLやCSSでコーディングするときなんかはとにかく試しまくる。リアルタイムに結果がわかるのでやってみてできれば一発クリアだし、できなかったら別の方法何回か試して、持ってる知識でできなかったら調べ直す。

WEBのことはWEBに書いてある

どんなジャンルでもWEBで検索すると情報が溢れています。とくにWEB関係の情報はめちゃめちゃ豊富です。WEBに関する知識をWEBに強い人がWEBで発信しているのですから当たり前。

情報は多いのですが、特に技術系の情報は読む気がうせるデザインであることがよくあります。そこを突破して読んでみるといい情報が書いてあったりするので注意してください。サイト更新日にも注意が必要です。古すぎる情報はそのまま使えない場合もあります。(期間を指定して検索する方法もあります。)

初めはコードの意味がわからなくてもコピペを組み合わせてやってみればいいんです。動けばオッケーということで先に進みましょう。おかしいと思ったらすぐにどこがおかしいか調べましょう。おかしくなりすぎると、どこがおかしいかわからなくなります。細かく試行錯誤!

WEBで検索の限界

WEBでなんでもわかる世の中ですが、WEBに弱いジャンルもあります。旧態依然とした業界やWEBと縁が薄いジャンルでは顕著です。例えばスキーなんかはその傾向があって、スキー関係の調べ物が全く捗らないという経験をしました。

実は現在会社でやっている大きな事業の一つがスキーの輸入卸売事業です。僕はスキーが初心者で知識もない状態でこの業界に関わることになったので、最初にいろいろ調べたのです。だけどあまり良い情報がない。検索力が発揮できず困ってしまったのです。そういう場合もあるので万能ではないということもわかりました。

そんな中で、僕らの運営するスキーブランドはWEBのオウンドメディアやSNSでの情報発信に力を入れることで突出することができました。今後もスキーをする人に有益な情報やスキーをやってみたくなるようなコンテンツを発信していく予定です。これはライダー陣の力に頼っているところなのですが。情報発信が得意で個性的なアスリートが揃っているブランドです。要チェケ!【PR】

とにかく実戦だ!

勉強中のスキルを実践できる場所があると良いです。生活がかかってるとなお良いです。

スキルを身につけることがゴールではありません。一つの手段としての選択肢であり、なんでもいいのです。

やらされる、やらなければいけない、という意識を、自分がやりたいからやってるだけ。という意識にできると無限にできます。ノルマや納期、見積もりの金額より優先すべきものがあるという状態が最強です。

そういうフィールドをどうやって見つけて潜り込んでいくのか?みたいなことも文章化してnoteにできたらおもしろそうね。おもしろセンサーみたいな第六感的な話。運の良さの正体について。など。

よくある質問コーナー

超スパルタモードでできない理由を潰していきます。

Q. お金がなくてMacが買えません
A.  Macじゃなくてもできます
Q. お金がなくてPCが買えません
A. いろんな手段があるはずだ。まず、必要最低限のスペックを洗い出せ。パーツごとに中古で集めて自作したっていいはずだ。やったことないって?ググってやってみよう。意外とできる。
Q. お金がなくてAdobe買えません
A. Adobeは甘え。安く買える方法もあるしそれも無理なら同じようなことができる無料アプリもある。目的ではなくて手段だ。ググってみよう。
Q. 身近に教えてもらえる人がいません
A. まずはググろう。よほど教えるのが上手い人でなければ教わるのは効率が悪いと思う。グーグル先生への質問は無限だ。または教えてもらえるような人、参考になる人をSNSでみつけてみよう。
Q. お金がなくてカメラが買えません
A. 仕事はバイトはしていますか?給料日はいつですか?それで足りますか?給料日に買いましょう。あとはどうにかなる。生きろ
Q. 写真がうまくなりたいです
A. デジタルカメラはほぼ無限にシャッターが切れます。撮りまくってみよう。撮り方はググってみよう。
Q. 手っ取り早く良い感じの写真が撮りたいです
A. 良いレンズを手に入れよう。安い単焦点レンズでもいい。被写体ど真ん中ピントだけはしっかり合わせて開放からほんの少し絞ってやや逆光、露出補正+で撮ってみよう。
Q. お金がなくて電気が止まりましたどうしましょう
A. 家電を売りましょう。電気があってこそ。冷蔵庫がなくても意外と腐らない。
Q. お金がなくてガスが止まりましたどうしましょう
A. あきらめましょう。温水シャワーは甘え。
Q. PCやカメラを買っていたら家賃が払えません
A. 住み込みバイトを探しましょう。できればWEBや宣伝が苦手そうな田舎の宿へ。ググってみよう。たぶん「リゾバ」ではみつからない。外堀から埋めていこう。SNSも使っていこう
Q. 田舎に住み始めたら友達がいなくて困ってます
A. mixiのコミュに書き込んでみよう(2000年代)
Q. 動画の仕事を頼まれたけどやったことがないけどどうしよう
A. やってみよう。君の持っているカメラはきっと動画も撮れるやつだ。撮り方はググってみよう。
Q. 動画の編集までやることになったけど動画編集ソフト持ってないし買う金ない
A. だいたいのソフトは無料試用期間がある。その間に納品してしまえ。使い方はググってみよう。あとで買えば良い。※利用規約は各自確認しよう
Q. フライヤー制作を頼まれた。デザインに自信がない。
A. ググってみよう。画像検索がおすすめだ。ピンタレストも使えるぞ。
目指すイメージに近いものをリストアップするんだ。いいところを組み合わせよう。真似してみよう。ぜったいそのままでは再現できないから大丈夫、逆にパクリって言われたら成功だ。
Q. チラシなどデザイン制作にやたら時間がかかる
A. デザインはセオリーの組み合わせとタブーを避けることで8割は正解だと思う。デザインを学ぶための良書をググってみよう。ここは一冊しっかりやってみよう。
Q. ウェブサイトを作れるようになりたい
A. コピペしまくろう。継ぎ接ぎ張りぼてでも1軒建ててみよう。

noteおもしろい!すごいぞこれは

とりあえずnoteやってみました。やってみるといろいろなことがわかってきます。

SNSのいいところとブログのいいところが良い感じに合体してる!!

互いのデメリットを消してる!!

すごいぞこれは。

SNSの繋がりを作る機能とブログのアーカイブ性!

しかもGoogle先生に見つけてもらえるんですよ。

これからnoteやっていこう。

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