みなさん、こんばんは。
Guten Abend! Saekaです。

帰国からはや４ヶ月が経とうとしています。
日本は私にとっていつでも息苦しい。

そんな霧の中で深呼吸をするような気持ちのままで、
今日から帰国後初の出勤がありました。

やりたいこと、好きなこと、やってきたこと、
それを仕事として昇華できる場所。
そうなるように呼吸を忘れずに励もうと思います。

ドイツへ行くきっかけは、
前職の職場でうまく息ができなくなったから。
上司にも同期にも先輩にも後輩にも上手に話すことが、
伝えることができなくなった気がした。

実際はどうだったのか、周りがどう感じていたのか、
当時の自分にとっては正直どうでもいいことだった。

昨年のドイツでの１年間は、
今までの人生の中で一番長く、一番深く息を吸い吐いた生活ができていた。

言葉のあやを解くと。

向こうでの立ち回り、暮らしぶり、雰囲気、文化、習慣。
それらが非常に気持ちよく心地よく、
なんとも離れがたい物であった。

Spontan

まさにその一言に尽きる日々だった。

毎日思い返す。
毎日思いを馳せる。

「日常に染まる」
という言葉を聞いたことがあるが、
今の私は私の色を保ちながら急速に流れる川の中でただじっと二本の足で踏ん張ることしかできないのです。

ただ、今の私にとってそれが唯一の正解で、
前に進むでも後ろに下がるでもなく、
今ココで踏ん張ることが大事なのです。

息苦しいかもしれないけれど、
今この場所で美味しいものを噛みしめて、
暖かいものにくるまれて、
自分で自分を笑っちゃうくらい鼓舞するしかできることはないのかもしれない。

つらつら書き殴ったけれど、
何かを見つけるのではなく何かを生み出して生きていたいものです。

朝霧は日中晴れ。
先を見据えてただ静かに。

Saeka.