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死ぬ前に見ておきたい映画100(2)


リトルダンサー


僕は知人から心がないとよく言われます。
複数の人が言うのだから、多分、そうなのでしょう。
(浅くつきあってる人からなんですけどね)
きっと心の弧線の場所が他人と違うんだろうとも思ってます。
だから涙を流すことは滅多にないのです。

そんな僕が、号泣してしまう映画が
リトルダンサーです。


あらすじ

1984年。イングランド北部・ダーラムの炭鉱町エヴァリントンに住むビリー・エリオットは、炭鉱夫である父・ジャッキーと兄のトニー、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている。母・ジェニーはビリーが幼い頃に亡くなっていた。当時のイギリスは炭鉱不況の真っ只中で、父と兄は炭鉱ストライキに参加していた。父はボクシングの熱烈なファンであり、近所のジムにビリーを通わせている。しかしビリー自身は、殴り合うというボクシングの特性に馴染むことができなかった。
そんなある日、ボクシング・ジムの隅でバレエ教室が開かれることになった。もともと音楽が好きであったビリーは、音楽に合わせて優雅に踊るバレエに魅せられ、密かに教室に参加しコーチであるサンドラ・ウィルキンソンに師事し、彼女の指導を仰ぐ。ウィルキンソンはビリーにバレエの才能を見いだし、ビリーもそれに答えるかのようにみるみると上達していく。
しかし、内緒のバレエ教室通いを知った父・ジャッキーは激怒し、親子には亀裂が走る。ビリーから亡き母・ジェニーの手紙を見せられたウィルキンソンは、彼女を偲ぶ。ストは長引き過激化し、首謀者のリーダー格の兄・トニーは警官に逮捕される。ウィルキンソンはビリーにオーディションを受けさせようとするが、家族の苦境を目の当たりにしたビリーはそれに従うことができない。ビリーの才能を訴えるウィルキンソンに対し、兄・トニーは「ビリーをあんたの暇つぶしのおもちゃにするな」と言い放ち、大喧嘩に発展する。
クリスマス、亡き妻・ジェニーの思い出から逃れようと形見のピアノを壊して燃やす父・ジャッキー。閉塞感に満ちた空気の中、外に出たビリーは無心に踊る。父はその姿に才能を確信し、ビリーの望みを叶えることを決意する。翌日、父はスト破りの列に加わる。兄は激怒するものの、事情を知った炭鉱仲間がカンパをし、ビリーはロンドンのロイヤル・バレエ学校を受験し、合格する。
14年後、父とトニーが駆け付けた大劇場で、ビリーがマシュー・ボーンの「白鳥の湖」を踊り物語の幕が下りる。

ウィキペディア

いやあ、自分であらすじを書こうと思っていたのですが、ウィキペディアに的確に書かれていたので、引用させてもらいました。
読んでる途中、ウルウルきてしまいました。
(この引用の仕方で合ってるんですかね?)


感想&解説

この映画は父と息子の絆が描かれています。

父親は長年の凝り固まった価値観を一方的に息子ビリーに押し付けますが(ひ弱なビリーに無理やりボクシングをさせます)息子の才能を目の当たりにした時に衝撃を受けます。そして自分の信念を放棄します。大事な息子の為にストライキをする側から働く側にまわるのです。(これは妻とか恋人とかに出来る事では無い気がします。)

野球でたとえるなら、バリバリの阪神タイガースファンが、巨人のユニフォームを着て阪神サイドの応援席で一人、ジャイアンツを応援するようなものです。(ちょっと違う気もしますが、だいたい合ってる気もします)

涙はその時に流れます。何度見ても泣けます。
涙を流すことは精神衛生上良いそうなので、近いうちにまた見ようかなあ。


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