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近代文学に無関心な私が夏目漱石を読んだきっかけは些細な事からだった。 ある日、本屋でふと…
亡くなる前日まで書き続けた、漱石史上最長にして未完の大作。 主人公が身の回りのさまざまな…
まず始めに一つ断りを入れるなら、この本は単なる自己啓発本ではない。 作者の泉谷閑示氏は他…
色々な人の生活史を聞き取るなかで見つかった、分析できないものを集めたエッセイ。 物語にな…
13人の文化人類学者が、世界の民族の暮らしや社会から私たちの当たり前を捉え直す。 そのテー…
新旧の哲学者4名の解説を通して考えることの重要性を解く哲学入門。 なかでもハンナ・アレン…
フィールドワークで異国に赴き現地民と一緒に暮らすと、自分が日頃持っている固定観念に気づき、新しいものの見方を得ることができると筆者は語る。 絶対的な「自分」は存在しない。 他者と交わり自分の輪郭を溶かしていくことが柔軟に生きるヒントだ。
漱石の自伝的小説。 縁が切れたはずの養父との金銭問題や歯痒い夫婦仲、そこに持病も相まって…
小学校の国語で最初に習う文章の読み方だと、何故か読めないものが世の中には存在する。 知ら…
苦行でも悟れなかったブッダは、あるがままの姿で因果を受け入れることで悟りを開いた。 冷た…
「100分de名著 こころ / 姜尚中」 こころはデスノベルではなく、自分が生きた証しを大切な人に…
人間の生の起源を遡り、死ぬしくみを生物学的な見地から読み解く。 多様性と進化のために、全…
夏の海で出会った謎深き先生から突然送られてきた遺書には、壮絶な過去が書かれていた。 たと…
「こんな夢を見た。」で始まる奇想天外な10話のショートショート。 ファンタジーホラーっぽい話もあり、あの漱石が非現実的な話を書いていたのに驚きました。 幻想的な物語からシュールなコメディまで、縦横無尽。 全体に広がる夢うつつな独特の浮遊感、夏の夜に是非。