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盗人にも三分の理

テレビでよしもとの社長会見を見た。日本の社会に良く観る光景だなあ、となんだかそれを大々的に報道し関心を持ち観ている私も情けなく感じた。

人は他人からの賞賛を強く望んでいる。

そして、それと同じ強さで他人からの非難を恐れている

よしもとの岡本社長の話を聞いていると、真実を喋っているのだろうが、発した言葉の裏にある本当の心理を話していないように感じた。

自分を批判されたくないからだろうが、人は瞬間的にいろんなことを考え行動できる生き物。嘘や非難もすぐに思い浮かぶ。そう言った本能があるようだ。

でもそれを口に出して言うかどうかは自分で選ぶことができる。

人を非難したり嘘をつくことは、ちょうど天井に向かってつばをするようなもので、必ず我が身に返ってくる。

人の過ちを正したり、人をやっつけたりすると 結局相手は逆にこちらを恨むことになるのだ。

悪事を働くにも相応の理屈があったはずである。よしもとの芸人さん達は、ギャラが低いと言われている。本当かどうかは知らないが、売れないタレントさんは月に数万円しか手取りがないそうだが、これでは生活できない。

アブラハム・マズローの段階欲求説を思い出してみた。

よしもとの芸人さん達は、最低限の物質的欲求である「生理的欲求」や「安全の欲求」すら満足に得られていないのかもしれない。

物質的欲求が満たされていないから、「ギャラ出しまっせ」的な話があれば、コソコソ動いてしまうのではないか?

自分の弁護や減給よりも前に会社が抱える問題を解決しないとね。よしもとのタレントさん達はマルクス経済学でも見直してみて、徒党を組んで断固として社長に給料のアップを申し出て欲しいですわ!!(ここだけ関西弁)

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