カムバック渡辺公監督。日体大出雲での継走。

渡辺公監督が帰って来た。

2012年から2013年に日体大の特別強化委員長として

西脇工業時代の教え子である、別府監督を支え、

2013年に30年ぶりの箱根駅伝優勝に貢献。

西脇工業を全国屈指の強豪校に育て上げた実績がある。

渡辺総監督は、現在80歳。

寮で寝食を共にしており、5時起床の朝練習から始まる。

練習メニューは案を部員が組み立て、横山部長、小林監督に提出。

それを部長、監督と相談して決めている。

コミュニケーションを大事にしている。

最後に渡辺総監督がチェックをしている。

今は選手の特徴を把握しようとしている段階。

『前半型か後半型か。上りに強いか?

下りが得意か。真面目な性格の学生が多いことしか

分かっていません』と渡辺総監督。

指導モットーは、基本に忠実であること。

そして生活態度。

『3回のきちんとした食事、7時間以上の睡眠が基礎。その上に走ることがある。』

パワハラの件で渡邉元駅伝ブロック監督が

9月11日に解任されたが、チームに揺らぎは無い。

区間エントリーは学生主体で考え、渡邉総監督らス

タッフの目を通した上で提出された。

果たして結果は?

総合9位。2時間15分31秒。

『目標タイムに届かなかった。もう一度やるべきことを、見つめ直す。』

レース後、島根ワイナリーで行われたサヨナラパーティー。

お酒、ワイン、島根県の特産品。

そしてバーベキュー。束の間のふれあいを楽しんだ。

約3時間のパーティーで、選手達は、お互いの健闘を称え合った。

このパーティーで日体大は選手全員でエッサッサを披露した。

渡辺総監督の任期は3月31日まで。

次のことを考えなくてはいけないが、来年の箱根駅伝以降に本格的に動き出す。

カムバックした渡辺監督のもとで、まずは、選手全員のベストパフォーマンスを目指す。

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