一週間のシークエンス:曜日ピボット®#01

14色のシリコバンドを使います。一週間七日×昼夜の配色は次の通りです。

日曜日は地球曜日でもあります。
曜日を構成する太陽系7天体のカルデア配列では太陽が中心に位置する場合、地球中心のプトレマイオス宇宙観(天動説)です。
中心の太陽を地球と月に入れ替え、月を太陽に置き換えると、太陽中心のコペルニクス宇宙観(地動説)になります。

左がプトレマイオス、右がコペルニクスです。
カルデア配列にコペルニクス宇宙観を適応すると、これまでの日曜日は地球曜日に、これまでの月曜日は日曜日になります。月曜日は地球曜日に吸収されます。
さらに、トランスサタニアンを組み込むと、土曜日は天王星曜日になります。

プトレマイオス宇宙観による曜日:日→月→火→水→木→金→土
コペルニクス宇宙観による曜日:地球→日→火→水→木→金→天王星

しかし馴染んでいる名称を変更すると混乱するので、既存の曜日で説明します。
「惑星かるた」はルールの都合上、太陽のカードをワイルドカードとし、地球の記号を日曜日に採用しています。

次の表は、カルデア配列のプラネタリー・アワーを一週間分配置したものです。これは創作ではなく古代バビロニア時代に遡るデーカンの概念に基づいています。拙著『カルデア配列と時間の質 -時間の虚構性を可視化するTips-』でアングルと併せて仕組みを解説しています。
日出の位置に来る天体(デイ・ルーラー)が曜日です。

例えば、土曜日の日出は土星です。表では土星の記号のみ使っていますが、昼の時間帯は天王星として、夜の時間帯は土星として扱います。
一日を4分割した各領域をアングル(直角)と言い、シリコンバンドを4つ、左右の腕2つずつ付けたり外したりを繰り返すと一週間のシークエンスができます。
今回はアングルではなく、日出-日入:180度に簡略化した、左右1つずつ、2つのシリコンバンドで説明します。

2つのシリコンバンドは、それぞれデイ・ルーラーとナイト・ルーラーに対応します。

土曜日は、日入の水星がナイト・ルーラーです。
昼と夜それぞれのルーラーを曜日とするなら、土曜日の日入から日曜日の日出までの時間帯は水曜日となります。

トランスサタニアンを組み込むと、昼の曜日と夜の曜日で呼び名が変わります。

昼の土曜日→天王星曜日
夜の火曜日→冥王星曜日
夜の木曜日→海王星曜日

夜の火曜日は、金曜日の日入から土曜日の日出までの時間帯です。
夜の木曜日は、日曜日の日入から月曜日の日出までの時間帯です。

曜日にトランスサタニアンを組み込む考え方は黄道十二宮の支配星を参照しています。拙著『タイムライン・ターミナル』で解説しています。

さて、現在は月曜日の夕方です。
この後の日入から翌日火曜日の日出までの時間帯は、夜の何曜日になるでしょう?

答えは#02で解説します。

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