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人との距離感の難しさ

いい人なのに、優しい人なのに
人から距離を置かれてしまう人がいる。

それは、適切な距離感が掴めない人。

ADHDとかアスペルガーみたいな人は除いて、人との距離感が掴めない人の特徴の一つに
頑張り過ぎな生き方をしてきた人、親から褒めてもらえなかった人が多いように感じる。

私は心理学等のスペシャリストではないが、そう感じるだけ。

何を隠そう私がそうだったから。
一生懸命すぎた。

なんか、一生懸命すぎると
伝えるのも一生懸命になってしまうし、適切な距離感のコミュニケーションが分からなくなってた。
絶対的に密なコミュニケーションが一番だと思い込んだり、
嬉しさとか優しさなら、猛烈に伝えてるべきだと思ったり。

そうしなければ親から怒られてきたから。

人間関係の距離感を保つ練習。
それは、卓上の勉強では達成できない。経験あるのみ。
失敗あるのみ。

私の今までの失敗に付き合ってくれた人、有り難う。
教えてくれた全ての経験に有り難う。

両親は私を否定してばかりだった。
父は私を殴り、母は私を罵倒し続けた。

独り暮らしを始めてから、やっと今までおかしかったと気づけた。
今まで、自分のメンタルを守るため、自殺を防ぐため、脳が勝手に親が絶対で全てが正しいと全身に思い込ませていたと気付けた。

戦争に行って死ぬのがかっこいいと思うような感覚に近く、
異常な状況も絶対正しいと思い込んでいれば越えられるのだ。

親から離れ、少しずつ状況が分かってから苦しかった。
絶対正しいと信じたものは、異常だったと気づくのって辛い。
でもそれを越えたからこそ、人との距離感とか、コミュニケーションが覚えられた。

沢山の葛藤を越え、親には憎しみしかないけど、
いつか、全ての経験にありがとうを言えるようになりたい。

それは親と距離を持って、絶対的に自分とは異質な生命体であると認識できた時から始まる。

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