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日記のようなエッセイのような 11/20

11.20 (sat)

四連休の初日は、朝からクレープ祭り。
前日の夜から仕込んだクレープの生地を、朝起きてすぐボサボサの頭でフライパンに流し込む。無理矢理起こされた旦那が生クリームを泡立てている横で、娘は一生懸命スライスされた苺を食べている。

生クリーム、つぶあん、はちみつの横に、ブルーベリーと苺が並ぶ。日本では絶対普段買えない(ていうか買わない)お高い”生”ベリーたちだ。そんな生のベリーたちが(半額の見切り品だろうと)キラキラと食卓に並んでいるわけは、何を隠そう、とんでもない嬉しいことが起こったからだ。

娘が認可保育園に受かったのだ。
しかも十候補出してたうちの、第一候補に。
急に。

前日に区の保育調整課から電話をもらった直後はほんとに夢かと思った。一応二月の入園申し込みで出していたけど、どう考えてもそんな時期に入れる余地はなかったし、そのまま四月入園の選考にかかるだけだと思っていた。それが、だ。

「(三浦さんは)二月の選考では一度待機という形になっていたんですが、昨日急遽第一候補の園で欠員が出まして…」

欠員….!!!!

「ですので、現時点で一番保育指数の高かった三浦さんにご連絡して、入る希望があるかどうかお聞きしたくてですね…」

『入ります入ります入ります。』

そんなわけで、火曜日からずっと続いていた地味な風邪もその電話で吹っ飛んだ。電話を切った後、セブンイレブンのイートインスペースまでがキラキラして見えた。いや本当に、どういう背景か分からないけど、欠員を出してくれた見知らぬ家族に深々とお辞儀をしたい。ありがとうございます。死ぬ気で書類用意した甲斐があったよ。

そんなわけで、クレープを食べた後は、家族でわくわく井の頭公園へ(いのかしら、って読むのを初めて知った。)まずは吉祥寺アトレで買ったお弁当を公園の池の前で食べる。娘は自分のおこわを全く食べず、旦那の大事な豆腐ハンバーグの殆どを奪って食べていた。旦那は悲しそうだった。

歩いていると、パン!!!!と、大きな音がした。「なんの音!?」という旦那に「知らん」と返した私は、どうせよくある若者の爆竹だろうと思っていた。が、ここはアムステルダムじゃないし、そんな爆竹たくさん落ちてないよなと思い直していたら、横で旦那があー助けて!とか言ってる。え何どうしたの、とみたら、なんと彼の押しているベビーカーの左後輪が完全にパンクして、ハンドリングがわけわからんことになっていた。え、まじ?タイヤが破裂した音だったの?

その後はずっと乗りたかったアヒルボートへ。どうやらアヒルじゃなくてスワン(白鳥)らしいけど、どっちでもいい。すでに欠伸をしている娘は眠気と戦いながら勝手に船長を務める。彼女がハンドルを離さないおかげで、3回くらい周りのボートにぶつかりそうになった。水面がキラキラしていて、周りの人たちは一様に幸せそうだった。遠くからおじさんの弾き語りフォークソングが聴こえていた。

娘が昼寝をしている間、夫婦でコーヒーを飲みながら道ゆく人たちを眺める。平和な時間。犬が服を着てる率がやたら高い気がした。

タイヤのリペアはなんとかeBayで買えた。よかった。

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