彩季

10年の摂食障害を克服し、「非嘔吐過食症の克服」の相談をお受けしています。メインの仕事…

彩季

10年の摂食障害を克服し、「非嘔吐過食症の克服」の相談をお受けしています。メインの仕事は小さな港町での地方創生活動です。過食や仕事を通して考えた、人生を楽しく生きていくためのヒントを共有していきます。 📕電子書籍『吐かない過食の治し方』Amazonにて販売中

最近の記事

鬱にならないための工夫5選

こんにちは!彩季です。 高校から約10年間、拒食症と非嘔吐過食症を経験し、現在は仕事の傍ら「非嘔吐過食症に特化して」サポート活動を行なっています。 (電子書籍『吐かない過食の治し方』(Amazon)参照) _________________ 今日は、タイトルにもあるように「鬱にならないための工夫」をお話ししようと思います。 実は、私は、社会人になってから鬱だと診断されました。 それ以前から鬱っぽくなることはありましたが、頻度が明らかに増えていました。 薬の処方で症状を軽

    • 違和感の放置、違和感の共有

      こんにちは!彩季です。 高校〜社会人3年目までの10年間に、拒食症と非嘔吐過食症を経験し、現在は仕事の傍ら「非嘔吐過食症に特化して」サポート活動を行なっています。 (発症〜克服までの経緯は、電子書籍『吐かない過食の治し方〜5つの小さな習慣で思考改革と食事改善を同時に叶える〜』(Amazon)に詳しく記載しておりますので、よければご覧くださいませ。) 皆さんは日頃、違和感を感じることはありますか? それをそのまま放置していませんか? 実は私自身、小さい頃から違和感を感じるこ

      • 過食改善のために、まずやって欲しいこと

        こんにちは!彩季です。 高校〜社会人3年目までの10年間に、拒食症と非嘔吐過食症を経験し、現在は仕事の傍ら「非嘔吐過食症に特化して」サポート活動を行なっています。 (発症〜克服までの経緯は、電子書籍『吐かない過食の治し方〜5つの小さな習慣で思考改革と食事改善を同時に叶える〜』(Amazon)に詳しく記載しておりますので、よければご覧くださいませ。) 過食改善したい!あなたは最初に何をする? 過食を止めたい、早く治したい。 なのに何度も何度も過食を繰り返し、焦りは増幅し、気

        • 「愚痴」を言うのはNG?

          こんにちは!彩季です。 高校〜社会人3年目までの10年間に、拒食症と非嘔吐過食症を経験し、現在は仕事の傍ら「非嘔吐過食症に特化して」サポート活動を行なっています。 (発症〜克服までの経緯は、電子書籍『吐かない過食の治し方〜5つの小さな習慣で思考改革と食事改善を同時に叶える〜』(Amazon)に詳しく記載しておりますので、よければご覧くださいませ。) 「愚痴を言わない」という正義 そんな私は、社会人になってからある素敵な職場の先輩にお会いするまでは、愚痴を一切言えない人間で

        鬱にならないための工夫5選

          【思考を変える習慣⑤】必ず治ると信じきる

          え?そんなこと?精神論か… と思った方もいらっしゃるかもしれませんね😌 侮ることなかれ、です。 「信じる」ではなくて「信じきる」というのがポイント。 「信じる」って、心のどこかではまだ少し疑ってたりします。対して「信じきる」は、全く疑いがなく確信している状態。 この習慣は、思考を変える5つの習慣の中で「最も大切で最も難しい」と思っています。 あなたは人を、そして何より自分を信じきれていますか? 何を信じきれば良いのか 過食を改善する上で、信じきって欲しいのは以下の2つ

          【思考を変える習慣⑤】必ず治ると信じきる

          【思考を変える習慣④】ストレスを溜めない工夫をする

          世の中のストレスは、肉体的なものと精神的なものがありますが、大半が人間関係に関わるものだと言われています。 友人や職場の方、家族との揉め事などによるストレスはすぐに想像できますよね。 他にも、下記についても人間関係のストレスと言えます。 ・他人と体型を比較して自分を責める ・自分は劣っていると感じる ・自分は価値がないと思う ほとんど家にいて直接人と関わっていないという方でも、実は人間関係のストレスを抱えていることは少なくありません。 肉体的なストレス 肉体的なストレ

          【思考を変える習慣④】ストレスを溜めない工夫をする

          【思考を変える習慣③】自分の体と対話する

          いきなり「対話」と言われても、聞いたことはあるけど漠然としているという方もいらっしゃいますよね。 今回は、その漠然とした「対話」について具体的にお話ししていきたいと思います。 対話とは、向き合って話すこと。 つまり体と対話するとは、自分の体と向き合うことです。 でもなぜ、過食改善に「対話」が必要なのでしょうか? 過食改善で「対話」が欠かせないワケ 過食をした時、恐らく多くの方が 悲しさ、苦しさ、悔しさ、憤りを感じて罪悪感でいっぱいになったり、自分を責めているのではない

          【思考を変える習慣③】自分の体と対話する

          【思考を変える習慣②】自分を責めず、受け入れる

          あなたは過食をした後、どんなことを考えていますか? また過食してしまった 何度も同じことを繰り返して、私は何をしているんだろう… 我慢できない自分が情けない そうやってとことん自分を責めていませんか? 責める気持ちはとてもよく理解できます😣 私も皆さんと同じように、過食を止めたいと願いながらも菓子パンやお菓子を胃に詰め込んで、何でこんなに我慢できないの?普通に美味しく食べたいだけなのに…と思う日々でした。 食べ物を頬張る自分が醜くて、大泣きする日も沢山ありました。 で

          【思考を変える習慣②】自分を責めず、受け入れる

          【思考を変える習慣①】完璧をやめる

          前回までは【食事を変える習慣】を5つご紹介しました😊 今回からは5回に分けて【思考を変える習慣】をお話ししていこうと思います。 まず1つ目は「完璧をやめる」という習慣です。 非嘔吐過食症に限らず、摂食障害を抱える方は完璧主義、ストイック、努力家な方がとても多いです。 それ自体は、勉強や仕事などの目標達成に良い効果を発揮してくれるので、決してマイナスではないですよね😊 むしろ、あなたの素敵な特性です。 ではなぜ今、その特性で苦しんでいるのでしょうか。 それは、あなたが自分の

          【思考を変える習慣①】完璧をやめる

          【食事を変える習慣⑤】少しずつコントロールする

          今までの第5回〜第8回にかけて、食事を改善していくための大切な習慣をお伝えしてきましたが… 一気に全てやろうとしていませんか? 私がお伝えしてきた習慣は、あなたの今までの食習慣を変えていくものです。 新しい習慣を始めることはつまり、慣れていないということ。 だから少なからずストレスがかかります。 取り組む意欲はあるに越したことはありませんが「〜しなきゃ」になっていたら、それは無理をし過ぎ。頑張り過ぎです。 本当は休みたいのに「やらなきゃ」と自分を酷使すると体にも心にも負

          【食事を変える習慣⑤】少しずつコントロールする

          【食事を変える習慣④】本物の空腹を見極める

          皆さんは、「空腹」には2種類あるのをご存知でしょうか? あなたが普段感じている「空腹」は、実は本当にお腹が空いているのではないかもしれません。 今回は、そんな「空腹」という体の反応について理解を深めていき、食事改善にも活かしていけたらと思います😊 2種類の空腹とは 2種類の空腹、それは 「本物の空腹」と「偽物の空腹」です。 それぞれの特徴は以下の通り。 〈本物の空腹の特徴〉 ・お腹がグ〜と鳴る ・何が食べたいのか具体的に頭に浮かぶ 〈偽物の空腹の特徴〉 ・お腹が鳴ら

          【食事を変える習慣④】本物の空腹を見極める

          【食事を変える習慣③】水分をこまめに摂る

          過食改善に水ってそんなに関係あるの? って思われる方も多いかと思いますが、「たかが水、されど水」です! 生きるために必要不可欠だと言われている理由も今回で明らかにしていきたいと思います。 水は体の何%を占める? 皆さんは、ご自身の体の何%が水分かご存知でしょうか? 実は体の約60%が水分なんです。 体には心臓や血管など様々な臓器や細胞がありますが、それらが正常に機能するためには、栄養のある食べ物を食べるだけではなく、しっかり水分を摂ることも非常に大切💡 不足している

          【食事を変える習慣③】水分をこまめに摂る

          【食事を変える習慣②】タンパク質を積極的に摂る

          近年はテレビでも雑誌でもネットでも、ダイエットにはタンパク質が必須ということがよく言われていますよね。 ダイエットに限らず必要不可欠なのですが、過食改善にもタンパク質は欠かせない存在です。 ということで今回は、大事なタンパク質についてお話ししていきます! タンパク質、どれだけ摂れていますか? あなたは、自分がタンパク質が十分に摂れているかどうか、意識したことはありますか? 毎食卵を食べているから大丈夫、プロテイン飲んでるから大丈夫、朝は摂ってないけど昼と夜で摂るから大丈

          【食事を変える習慣②】タンパク質を積極的に摂る

          【食事を変える習慣①】まずは量より質

          今回から5回に分けて、過食症克服に大切な【食事を変える習慣】をお話ししていこうと思います! 食事を変える習慣① 「まずは量より質」 皆さんは、普段どんな食べ物を食べているでしょうか? 朝昼晩の少量の食事+お菓子やパンなどの過食 とか、朝は食べないという人もいるのではないかなと思います。 ちなみに私が過食症の時に食べていたものは、こんな感じです。 👇👇👇 朝:食べないorプロテイン 昼:おにぎり、サラダチキン、野菜(忙しすぎて食べない時もある) 間食:職場のお菓子をちょこ

          【食事を変える習慣①】まずは量より質

          過食は免罪符?

          過食を治したい、食に囚われない生活をしたい。 そう思っているのに、「過食症であることに少し安心している自分がいる」と感じたことはありませんか? 過食している自分は醜いし消してしまいたいほど憎いのに、なぜなんでしょう🤔 それは、過食症という病気を抱えていることで、 「自分は人より劣っているから上手くいかなくてもしょうがない」と言い訳ができているからではないですか? 仕事でミスをした 家族と喧嘩した 外出を楽しめない 食事を楽しめないetc… 全部、「過食症だから」「過

          過食は免罪符?

          思考の癖を修正するってどういうこと?

          私が行なっている非嘔吐過食症の改善方法は、食事と思考にアプローチするものです。 そのうち特に私が重要と考えているのは「思考」です。 なぜなら、過食は食事の質が悪いことが原因というよりは、思考の癖の影響が大きいからです。 もちろん、栄養不足(栄養価が低いお菓子や菓子パンばかりを食べている)は体の負担が大きく、体は栄養摂ろうと「食べて!」というサインを送り過食につながります。 でも、必ずしも栄養価が高いものを食べるだけで改善できるというものでもありません。 過食のもう一つの大

          思考の癖を修正するってどういうこと?