前回

概要

　ドル円は想定通り151円手前で揉んでるけども、ここを抜いて前回高値の151.7近辺まで行ったら一旦ショートしてみる予定。
　151.2あたりまではあっさり抜けそうだけど、そこから先はわからん。ただ、今夜は朝方にまたパウパウ発言あるようだし、メキシコ中銀の政策金利発表があるので、影響受けて乱高下するかも。
　現状、対ドル対円共メキシコペソは強いのだけど、メキシコはインフレがかなり弱くなってきているので、予想は金利据え置きだけどサプライズで下げたりすると対ドルで弱くなるので、相対的にドルが上昇してドル円も上抜ける可能性はある。まぁ介入の警戒感があるのでかなり上値は重いだろうけど。
　株の方は、アステラス、NTTデータ、中電に神戸製鋼を加えて総計でほぼプラマイゼロ。全体に上げているのだが、中電の昨日の下げが大きすぎて戻りきれていない感じ。
　昨日あたり、ENEOSも大きく下げているし、中電の下げもそうだが、原油価格の急落が関係してるんだろうなとは思う。
　原油価格が下がればガソリン価格にも影響するのでENEOSの下落はわかるが、中電はおかしい。原油が下がっても電気料金なんか簡単には下げないんだから逆に利ざやが大きくなって儲かるはずなので上昇してもおかしくない。単なる決算絡みの利確売なら早晩戻してくるとは思うけど。

日本凋落／諸悪の根源

　ガソリンと言えば、政府が出している補助金が石油販売の現場で中抜きされて補助分が完全に還元されていないという調査結果が出たようだが、これっていうのは企業による不当な搾取だし、政府の補助金＝税金を着服してるってことだから国民はもっと怒るべきなのだ。政府もたかだか企業の好きなようにさせてないで、なんらかのペナルティは与えるべきだろうと思う。
　これ、国が国ならガソリンスタンドに放火されたり、暴動が起きたりするような大問題だと思うんだけども。

　クソメガネもとうとう四面楚歌になってきて、ヤツが言っている減税や補助金の財源になるはずの増収分はすでに使ってしまって無い、減税分は国債発行になるとかいう全然つじつまが合わないというか、全く根本からひっくり返った話にすり替わってしまっている件もそうだ。
　私はもうカンカンに激怒しているのだけれど、なんでみんなもっと怒り狂わんのかな？
　これ、ことの真偽は別にして、財務省がこう言っているということは、減税→財源がない→国債発行→国の借金が増える→増税（おそらくは消費税）というシナリオで、結局財務省と経団連が推奨している消費税増税に繋がっていくのだ。
　国債を日銀が買い入れている限り、いくら国債を増発したろころで絶対に国は破綻しない。これはマクロ経済の原則なのだ。だから増税は一切必要がないどころか、国の収支だけで考えてみたら消費税を撤廃したってなんら問題は発生しないのだ。政府（財務省）が借金借金と言うことに洗脳されて、国の借金が増えたら大変だから増税やむ無しという考えを持っている人はマインドコントロールの影響下にあるので、目を覚ましてちゃんと学び直したほうが良い。
　まだ来年度の賃上げも確定しないうちから、国民が賃上げで大富豪になった想定をしてすでに増税論をぶち上げているような国で国民のマインドが上向くはずもなく、マインドが上向かなければ消費は拡大しないし、家計も潤わない。家計が潤わなければ少子化に歯止めなどかかるはずもない。
　ようするに、引き締めの議論が早すぎるのだ。
　それを口にするのは高齢者から新生児までの全世代、年齢性別身体条件その他なにもかも無関係に全員が津々浦々まで自分は裕福になって満たされているという実感を得たその後にしなければ、せっかく20年も続けた日銀の緩和政策もまったく意味を成さない。水泡に帰してしまう。
　以前も書いたが、財務省と経団連を解体すれば日本は一晩で世界一裕福な国に変わるのだ。
　仮に政権が自民党いがに変わったとしても、財務省と経団連が存在してはだめなので。以前、民主党政権に変わったときも、結局財務省の言いなり政権に変貌して消費増税を実行したからだ。
　日本最大の巨悪は政権でも政党でもなく、財務省、そのただ一点である。

ポジション

ノーポジ