前回

【概要】

　先夜のニューヨーク時間では半導体指数が続騰。
　しかし、昨日も東京では最終的に半導体株は下落して終了しているので、アメリカの指標とは連動しない状況になっている。
　寄り前の状況だけみると、日本市場も買い優勢の様に見えるが、なんとなく怪しい。

　明日明後日で、半導体大手の決算発表があるし、日銀会合も控えているし、週末からはＧＷで東京時間の流動性が落ち、来週は早々にFOMCと、恒例のバタバタ習慣なので、今日あたりで大きく戻すことがあればその段階で損切りを検討する。
　長期間保有すればおそらく上がるとは思うのだが、高値を上抜けるにはまだかなり時間がかかりそうなので、ここで仕切り直し。
　しかし、昨夜のニューヨーク市場では、相変わらずのドル高が継続、米国10年債の利回りはわずかに下げているもののそれでも高止まり状況の中でまた、ダウ、ナウダック、Ｓ＆Ｐが上昇をはじめているので、もしかしたら市場はアメリカ経済の強さの中で現状、早急な利下げは無いということを完全に織り込んでそれに慣れた（諦めた）形で現状肯定に流れつつあるのかもしれない。ここで万が一利上げになれば株価は大暴落するだろうけれども、さすがにそれは無いだろうと、それなら現状維持で納得しようと、そういう動きなのかもしれない。

　決算そのものも重要だが、アメリカでは決算発表後の、今後の展望についてのアナウンスで株価が大きく下落していたので、そのあたりのリスクは回避しておきたい気がする。

【FX】

　ドル円レンジ。高値で張り付いている。

【FXポジション】

ノーポジ

【株】

　日経平均は大きく反発。
　昨日同様半導体関連は大きく戻しているので、このあたりは日経平均に大きく影響している。

　今日は大きく上げてだいぶ損失が減少したので、6523ソシオネクスト、6723ルネサスは予定通り損切り。
　昨日、ソシオネクストの値動きが異常な感じで、特段のニュースもないのにガタガタと上下し狭いレンジでかなり激しく取引されていた。やっぱこの銘柄は投機筋の参戦が多いので超短期で値が動いたのだと思うが、それにしても昨日は激しかった。
　また今日も後場で崩れられたら切りにくいので前場の良いタイミングで切れてスッキリした。
　FOMCまでは危ないので、今月の短期取引は終了して来月に仕切り直そうかと思っている。

　のこりの7203トヨタは上昇、5406神戸製鋼は寄りで上げていたが今はやや下落。
　このあたりはある意味、安定銘柄なのでキープ。

　今日は現物も上げているので買い増しは無し。