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【FX】USD/JPYショート【株】含み損


前回

概要

 ドル円は指値に指さって、その後一旦下落しその後急激に戻るという前回とほぼ同様の動きで行って来いになり、現在上値にチャレンジ中の感じ。
 152円に乗せたそうでいてしかしおっかなびっくりで踏ん切りがつかず、ジリジリしている(笑)今夜は米CPIの発表があるので、いずれにしろそのあたりでは多少荒く動くんじゃないかと。

 政府がどのあたりまで円安を容認する気かというところだけども、なんだか財務省の副大臣が過去の税金滞納で差し押さえまで食らっていたことがバレて辞任とか、もう情けなさすぎ。
 日本政府は阿呆の集合体か。
 その阿呆の集合体の目論見により、現状は円安が容認されているその理由は来年賃闘での大幅賃上げを見据えて大企業の業績を上げるためである。
 日本企業の大きいところはだいたい輸出関連であり、現在の好調な業績は円安が寄与している。だから賃上げをスムーズに進めるためには円安でいなければならない。でもそうすると物価が上がって国民の現在の生活は困窮する、だから財務省は時々牽制するような口先介入をしてちょっとだけ円高に誘導し、しかし一定の水準はキープしている。
 しかし、現在の値は昨年、為替介入をしてドカンと下げた水準に近づいているので市場は極度に警戒しているのでなかなか上昇一辺倒とは行かない。とくに152円に到達するということは、国民の心理が一段階悪化するということで、このことはただでさえ評判の悪い、不支持率が7割に近づいている内閣にとって更に打撃になる。だから、前回介入のちょっと上の水準までは上昇し、152円を超えればとりあえず口先介入があるだろうし、それでも効かなければ一番効果的なタイミングで実弾介入があるかもしれない。
 でも、絶対に前回下落した水準以下の円高にはならないはず。それだと大企業の業績悪化につながるから。
 前にも書いたが、賃上げ→活発な消費→物価高→企業業績アップ→賃上げという正常なインフレに誘導するにはこういう手段は必要なのだけど、このサイクルが回り始めたら、狂ったような増税が始まる。まず必ず消費税は上がる。
 賃上げは大企業から順に中小に連鎖する。大企業がガンガン賃上げするのに賃金を上げなければ中小は人材が確保できないから。
 ただ、それができなくて倒産する中小零細企業は激烈に増える。賃上げに耐えられる企業しか生き残らない。デフレを脱却するというのはそういう事であって、この時のインパクトというのは、バブル崩壊の逆進になるので、中小零細にはものすごい激震が走るはず。
 これが良いのか悪いのかはわからかないが、まずは現政府が、賃上げを中小零細にまで恙無く浸透させられるかが第一歩で、そのためには中小零細に莫大な補助を与えなければまず不可能。
 クソメガネはこれを達成できれば首がつながると考えているのかもしれないけど、国民がそこまで忍耐強くなれるかがポイント。
 お手並み拝見である。

 株はサンアスタリスク以外は徐々に戻してきたので、含み損幅は縮小されてきた。しかし、サンアスタリスクは決算も好調なのにものすごい下がり方をしているのが気になる。チャートだけみると昨年の急上昇時に開いた窓を埋めようとしているようにも思えるが、なんか異常な気もするので、窓まで待って更に下落するなら一旦損切りする。

ポジション

USD/JPY

USD/JPYショート 151.6500→保有中

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