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買い足し要注意

先日の楽ちんキッチンは買い物からのついでに、
ここしばらくでいた〜い思いをして学んだことを書き足しておくと、
こと家電については、家電リサイクル法の対象になる
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機については、
いらなくなったら捨てるが
意外に難しいという現実。

例えば、コロナの時に、冷凍庫を買い足した我が家。
ところが、思ったよりも霜取りなんだとメンテに手がかかり
手放すかな〜と考え始めたところ……
これが、なかなか大変で。

買い換えだと、冷蔵庫も冷凍庫も、エアコンも
無料で引き取ってくれるけれど
いらなくなったから、捨てたい
となると、これが結構お金がかかる。
知り合いで、要らない家具などを引き取ってくれる業社さんがいて
電話をしてみたものの、家電についてはかなり厳しい。
エアコンも、取り外して処分は思った以上に大変。
中古をもらい受けてつけてもらおうと思っても、
これまた、対応してくれる業社がほとんどない。

家電リサイクル法についてはこちらに詳しいので見て頂ければわかるけれど、安いから、一個買い足そう!と手を出してしまうと
次に買い足しの予定がないものは、捨てる時に、返ってお金がかかる。
値段に釣られて買い物をしない方がよいものの典型例。
テレビなども、とりあえず、安いの買って、なかなかいいから、
古いの捨てようかな
っていうのはなかなか難しい。
入れ替えで買っていかなくちゃならない。

捨てるときのことを考えないでものを買うと、引越のときなどに
意外と失敗することは多いので、このあたりは要注意だなぁと思う。

ちなみに、引越することになった友人の冷蔵庫をもらって
要らなくなった冷凍庫と小さな冷蔵庫は、
使用年限が2年以下だったので、なんとか、
リサイクルショップに引き取ってもらえた。
2000円しか払えませんけどいいですか
といわれたけれど、いやもう、お金払わないで持っていただければ
十分です、よろしくお願いします、っていう気分だった。

という意味で、「どれくらい楽に捨てられるか」は、
大物を買う時にはかなり大事なポイントだ。

家具も同様。いざとなったときに捨てやすいか、
引越業社が引き受けませんというようなものもあるので、
引越をしても使えるかどうかといったことも、頭の隅にいれながら
買い物ってする必要があるのだ。

余談だけれど、使い切りが前提のスプレー缶も、買っちゃうと捨てるのがやっかいなものの一つ。
ここに捨て方の詳細が説明されているけれど、
ここまでしなくちゃならないなら、買わない、というのが私の選択。
使い切りが前提の卓上ガステーブルのボンベ以外は一切買わない。

簡単に捨てられるものと、自分でメンテンできるものに囲まれて
生活していると、意外に生活はシンプルになって快適だ……と思うのだけれど
どうでしょうね。

#買うときのこだわり
#断捨離 #捨て方 #買い物 #メンテ好き

得意技は家事の手抜きと手抜きのためのへりくつ。重曹や酢を使った掃除やエコな生活術のブログやコラムを書いたり、翻訳をしたりの日々です。近刊は長年愛用している椿油の本「椿油のすごい力」(PHP)、「家事のしすぎが日本を滅ぼす」(光文社新書)