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蜷川実花展


TOKYO NODO 開館記念企画

蜷川実花展
Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠


を見るために虎ノ門ヒルズステーションタワー 
TOKYO NODEに行きました。

もちろん開場前から並びましたよ。
やる気満々!


会場は45階 曇りで霞んでいます

作品は全て撮影オッケーでした。

これから行く予定の人は読むのはここまでにしてくださいね。
感動が減ると困るので。

行くかどうか迷っている人はサラーっと見てくださいね。
行く気になるはずだから☺。

絶対に見に行けない人は見てくださいね。
私のスマホ写真のレベルで申し訳ありませんが😅楽しんでください。


私は写真も映像も全くわかりません。
普通のオバサンの適当な感想ですので、間違っていたりトンチンカンでも許してください。

それではクリスマス🎄イブに美しい蜷川実花さんの世界から、切り取らせていただいた写真と私の心の声をお届けします。
一番乗りで行きましょう!


🌹残照 Aftergrow of Lives


暗闇の中をすすむと・・・
枯れた花と咲く花の対比のような展示です。どちらも美しいですね。

枯れた紫陽花も綺麗だなと最近とても気になっていました。私も枯れてきたからでしょうか、仲間意識ですね。
枯れた花の美しさは美しく咲ききった後の儚い姿だけでなく、次の生命に繋がるものを宿しているからでしょうか。

生命のサイクルを感じる展示でした。

🌹Unchained in Chains


閉じ込められた箱に映る金魚たち。

コロナ禍に閉じこもって生きてきた人間たちのようです。
コロナがなければ気がつかなかった社会に対する疑問。
囚われているのは金魚じゃなくて人間なのかも。
囚われていたのは私たちの心なのかも。

🌹Breathing of Lives


都会のいろいろな景色が次々スクリーンに映されていきます。

街の灯りやネオンサイン。
ビルに灯る光。
たくさんの景色の中に人々の日常の営みを感じる作品です。
変わらない日常がある事は幸せなことですね。
コロナが教えてくれました。


窓ガラスについた水滴や川の流れなど水もたくさん映っていました。
人間の生活にかせない
光と水。
どちらも大切です。


🌹通路に掛けてあった作品 作品名はわかりません😅


次の展示に行く通路の窓には、透過性のある薄いスクリーンのような作品が掛かっています。
外の建物が重なって透けて見えて、景色と作品が融合しています。

この日は曇りなのにスクリーンに写る青空と雲でまるで違う世界になっています。

窓ガラスの外に見えるビルと写真の中のビルとで新しい世界が生まれますね。
景色と合わせて一つの作品。
すごいアイディアです。

感情というスクリーン通して見る世界は、ひとりひとり違うのはあたりまえなのかもしれませんね。


🌹Flashing before our eyes


万華鏡の中にいるような感じです。
大きなドーム型の空間の形が生かされていて、映し出されるカラフルな映像が次々に変化します。

床のクッションに座って映像を見上げる時間は、色のシャワーを浴びているよう。
コンセプトは走馬灯を共に見るような映像体験とのことです。


🌹Intersecting Future蝶の舞う景色


空間を埋め尽くすたくさん花々。
四季折々の花々が咲き誇ります。

美しい世界です。
どこを写しても綺麗です。
まるで生花のようです。

360度花に囲まれる体験。
桃源郷というのはこの様な場所なのでしょうか?
ずっとここに居たいと思います。
蝶のように飛びながら。

フラッシュ撮影はできないので、暗い場所は暗く写ります。
時々ライトが点灯し明るくなったりします。
私はスマホで加工もしないので、会場の光のままでの写真です。

蝶がいますよ。

花に埋もれた幸せな体験。
たくさんの色に埋もれた幸せな体験。
初めての体験です。

狭い空間なので人が多くなると撮影も大変かもしれません。
やはり平日の朝一番をおすすめします。

🌹Fading into the Silence


小さな空間に鮮やかな花。
造花と生花が組み合わされているようです。
枯れる花と枯れない花。
変わっていく花と変わらないままの花。
もうどちらでもいい感じになってきました。ただただ美しいから。

🌹Luminous Echoes


🌹瞬く光の中で
In shimmering light with you

スクリーンに映し出される日常にある美しさにうっとりします。
こんなに美しい中で生きてるんですね。


🌹Blooming Emotions


部屋に入るとみんなが寝そべっていて驚きます。
Yogiboや人を駄目にするようなクッションに寝転ぶように座って、上を見上げて鑑賞します。


身体もくつろげて気持ちよく
花の映像で心もくつろげて気持ちよく
このままずっと座っていたいけど
次の人に譲りましょうね。


こちらの映像の花は、誰かに向けて育てられた花だそうです。
私達の生活に彩りと感動を与えてくれる花たち。
心を込めて育てられた花も自然の花もどちらも美しい花ですね。


🌹胡蝶のめぐる季節
Seasons Flight with Butterfly


透過性のあるスクリーンに四季の花々が映し出される映像体験です。
花々の色彩に包まれる、まるで自分が蝶になって花の間をふわふわ飛んでいるようです。

移動しながら見ている人のシルエットも作品の中に入るので一体化します。
心が開放されるようなとても気持ちの良い展示でした。
いつまでも見ていたくなります。

🌹Embracing Lights

教会のような空間でした。
光を主題にした映像体験。

美しい自然の映像に蜷川実花さんの祈りを感じる映像体験。

ここて今回の展示が終わりました。


圧倒されるほど素晴らしかったです。
蜷川実花さんの展示会は初めてでした。
映画も一つしか見たことがありませんでした。
カラフルで派手なイメージがあり、私のスキな世界ではないと思っていました。 

好きになりました。好きな世界でした。
見に来て良かったです。
たまたま東京に来れてて奇跡です。

今回の展示は蜷川実花さんが、データサイエンティストで慶應大学教授の宮田裕章さん、セットデザイナーのEnzoさんらと結成されたクリエーティブチームEiMとして挑まれた展示です。

制作された映像はCGは全く使用せずに、全てが新作で撮り下ろしだそうです。
日常にある何気ない一瞬を写し撮られたものです。
一瞬の中にある美しさに感動できます。
この展示を作り上げるまでに、どれほどの一瞬を積み重ねてこられたのかを思うと、その膨大な時間と努力にも圧倒されます。 
見せていただけたことはとても有り難い事です。


こんなに美しい日常に囲まれて私たちは生きているのですね。
こんなに美しい地球に命をいただけたんですね。

コロナ禍をみんなで乗り越えました。
辛い思いをした人もたくさんおられると思います。まだ辛い人もおられることでしょう。

それでも前を向いて少しづつ戻った日常に感謝し、日常の中に美しさを見つけて喜び楽しんで行きたいです。
美しい地球で与えられた命を全うしたいものです。


展示会を開いてくださった蜷川実花さんをはじめスタッフの皆さまにも感謝したいです。
こんな美しい世界を見せてくださり、気づかせてくださりありがとうございました。

美しさを感じる心、命の大切さを感じる心、今という瞬間を生きる事をこれからも大切にしたいと思った展示会です。


2024年2月25日(日)までです。


それではみなさま
幸せなクリスマスをお迎えください🎅☃🎄


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