メンドクサイ表記の修正をchatGPTに依頼してみた
駆け出しのフリーライターが、
ちょっとでも良いから「調べる」「考える」「書く」に割ける時間を増やしたいシリーズ。
スケジュール調整に続いて第2弾。
今回は「媒体ごとに違う表記のルールを自動チェックしてほしい」編です。
拡張機能があります。
editGPTという拡張機能があるようです。
使ってみたけれど、
独自のルールの設定ができず、期待通りの結果にはならず。
仕方ない・・・。
自分でプロンプトを作るとするか・・・。
(やってみたいだけ)
まずは本人に作ってもらおう
前回のチャレンジで有用だった「chatGPT本人にプロンプトを作ってもらう」ワザ。
今回も活用しよう。
結構、詳細を要求してくる。
面倒なので一部だけピックアップして使おう。
(良い子は真似しないでネ)
実際に指示してみた
プロンプトを書いてみよう。
こちらのブログも参考にさせていただきました。
実際のプロンプトがこちら。
「わかりました」と答えてもらう必要があるのかは分からないけれど、
一気にルールと修正してほしい文を入力するより、
先にルールだけ伝えるのは大切そう。
修正できた
ルールについてchatGPTと合意が取れたので、
実際に本文を入力してみた。
すぐに修正後の本文が返ってきたが、どこを直したのかよく分からない。
ピックアップしてもらおう。
修正した根拠も入れてもらった。
指定した通り回答してくれよ!と思ったが、まあ内容としては概ね満足。
ですます調を維持してはないけれど、修正後の表現の方が良さそう。
やるじゃねえか!
とはいえ、chatGPT氏は結構ヌケモレがあることで有名だ。
他にもないか聞いてみなければならない。
まだあるんかい!
2度目の修正では、私の書き癖を直してくれた。
自分のブログやnote、コラム、エッセイなら、
書き癖=個性として認めてもらえるだろうけれど、
仕事として書く原稿のほとんどでは個性を消し、
最終クライアントの書き方に沿うのが良い(と思っている)。
正直なところ、
自動で自分では気がつかない書きクセの指摘をしてもらえるのは
かなりありがたい。
とはいえ、このまま納品するのはプロじゃない。
自身のブログやnoteなら十分だろうが、
仕事として請け負ったものなら、
目視で確認し、印刷して確認し、スマホ表示で確認してから
納品しよう(あたりまえ体操)
chatGPT=「わかったさん」
ちょっと話は逸れるが、
chatGPTと上手くやっていくには、
何でもかんでも鵜呑みにせず、しつこいくらい確認するのが良い・・・
と思っている。
寺村輝夫先生が描く「わかったさん」と仕事をしているつもりで
広い心を持って、新鮮な気持ちで何度も聞いてあげるのがおすすめだ。
▼何度も図書室で借りた「わかったさん」シリーズ。
ドーナツとマドレーヌの話が好きでした。
今回も、何度か「他にありませんか?」を繰り返し、
「修正すべき他の箇所は見つかりませんでした」
「修正の提案はありませんでした」
と2回言わせたところで完了とした。
簡単な校正ならchatGPTに依頼できるが
目視判断も必須
思ったよりも簡単にできた。
原稿を一気に書き上げた後、
休憩用の飲み物やおやつを用意している間に
ざっくりチェックをしてもらうには良いだろう。
ただし、大事なことなので2回言うけれど、
修正後の文章をそのままコピーして納品するのは絶対にやめた方が良い。
あくまで、
書き手本人が気がつきにくいクセを発見してもらうツール
としての活用をおすすめする。
▼実際に使ってみたい人向けに
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