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仕事好きと思って仕事をしていたら、実は仕事依存なのでは思ってしまう話


経営者として仕事に向き合っています。仕事が好き(嫌いではない)ので、一日の多くの時間を仕事について考えています。でも一歩間違えると「依存症ではないのか?」と思うことがあります。仕事好きと仕事依存の境目について考えてみます。

依存とは

特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることとされています。代表的な依存症には、アルコール・薬物・ギャンブルなどがあります。

仕事依存とは

ここでは仕事に心を奪われ、仕事について考えたくない、したくけど「してしまう」状態とします。

例えば次のような場面では「仕事依存」なのかもしれません。

・仕事が終わったらヘトヘトで何もできない
・家族の目を盗んでまで合間で仕事する
・家族といても仕事ばかり考えて心ここにあらず

①仕事が終わったらヘトヘトで何もできない

これは「仕事に全エネルギー」を使っている状態です。「生活」にエネルギーを残していません。ある意味「仕事=人生」となっているとも言えます。

②家族の目を盗んでまで合間で仕事する

完全に優先準備が「仕事>>家庭」です。本心から望んでいる場合は、「仕事好き」と言えるでしょう。心は違う場合には、「仕事依存」の状態かもしれません。

③家族といても仕事ばかり考えて心ここにあらず

もはや目の前の出来事に集中できていません。人生において大事な「いま」を「仕事」にフォーカスされています。

仕事依存かな?と思ったら

なんとなく、仕事好きを超えて、仕事依存?と思ったら、ちょっとした振り返りをしてみるといいかもしれません。

例えば

①いま目の前のことに集中できているか
②仕事のことがアタマに浮かんだときには「仕事について考えているな」と自分に質問してみる
③人生で大切にしたいことの整理

などです。

①いま目の前のことに集中できているか

例えば、ちょっとした家事をしているとき。仕事のことを考えてしまったら「家事に集中しよう」と言って、家事に集中します。


②仕事のことがアタマに浮かんだときには「仕事について考えているな」と自分に質問してみる

ふと寝ようとしたとき、仕事のことがアタマに浮かんだら「おっ、仕事のことを考えているな」と自分に言ってみます。自分を客観的に見ることができます。いわゆるメタ認知的にアプローチします。

③人生で大切にしたいことの整理

仕事が人生の上位であるか、もう一度確認します。プライベートも充実させたいなら、仕事とプライベートを両立出来る方法を考えます。

<まとめ>

こうした振り返りをしながら、人生をよくするために「仕事を好きである」という状態を目指すといいと思います。

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