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フライフィッシング入門

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元々「初心者だけでなく、先行している本で上手くいかず困っている人も取り込める内容を」と20年ほど前に企画したものです。 今はない某出版社の依頼で、(当時の釣りブームでは)最後発の… もっと読む
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記事一覧

フライフィッシング入門・目次

 自分自身の興味のまま、思いつくまま、ランダムに書いてしまったので、まっさらの初心者の方…

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入門用フライ釣り道具・私論

 だいぶ以前、某所で何十万円もする高価な竹のフライロッド(バンブーロッドという奴ですね)…

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フライフィッシングで使う糸の結び方

 釣りにおいて糸を結ぶということは、欠かすことができない技術です。しかし多くの入門書は、…

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フライキャスティングを解体する(1)

 フライフィッシングが敬遠され気味な理由はさまざまあります。釣具のシステムが独自すぎてわ…

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フライキャスティングを解体する(2)

●再び「たった4つのルール」 初回で示した4つのルール。糸を一本の棒、いや、槍のように扱…

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フライキャスティングを解体する(3)

●最後に投げる「シュート」について さて、前後に振る方法については前回解説した方法でよい…

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フライフィッシングでの「手」について

 キャスティングのところで、グリップ=竿と糸の握り方について、すっ飛ばしてました。簡単な話ですが「竿釣りと手釣りの楽しさを同時に味わえる」フライフィッシングのキモでもあります。今回はそこに絞って……。 ●竿を握る手  まず、下の図を見ていただきたいと思います。これが基本中の基本になります。これ以外に、短距離にそっと落とすような条件限定で、人差し指を上に乗せた、日本の延べ竿(リールのない竿)に似た握り方とかもあるのですが、無視していいです。この親指を上に乗せたスタイルが王道で

フライフィッシングと投げる距離

 先日「フライではどのくらいの距離、投げられればいいんですか?」と質問されました。あ、確…

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魚の視界 〜水面、空中に対して〜

 魚は色盲であるとか、極端な近眼であるとか、いろいろ言われます。しかし、明暗、色彩を感知…

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魚の視界Part2(すごい色感覚)

以前書いた記事「魚の視界 〜水面、空中に対して〜」に関して、こんな話もあるよ、と教えてい…

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魚はどこにいるか

 雑談の二回目は魚のいる場所、いわゆる「ポイント」についてです。これはわかりにくいので、…

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魚を見つけるのにコツはあるのか?

 何人かで釣りに行っていると、異常なまでに魚を見つけるのが上手い人と、決して上手ではない…

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アプローチ=毛鈎の流し方・その1

 魚は流れてくる餌をどう見ているんだろう? が今回のテーマです。昔、アメリカの本ですが『…

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アプローチ=毛鈎の流し方・その2

 フライフィッシングの基本、というと、上流へ向かって投げる「アップ・ストリーム・キャスト」なんですが、意外に斜め下流を攻める「ダウン・クロス」が実用的だったりします。そこでこのふたつに加え、現実的には多く直面する「アップ・クロス」について解説します。 ●真っすぐ上流へ=アップ・ストリーム・キャスト 文字通り上流へ投げること。ただこれだと、魚の頭の上にリーダーやらティペットやらが落ちてしまうので、ちょっと技を使ったりします。  カーブ・キャストというのがそれですが、サイドキャ