0歳児の添い寝ってアリ❓



❓0歳児の添い寝ってアリ❓


消費者庁によると、家庭内で0歳児の就寝時窒息事故が多発しており、添い寝は推奨されていない。
また、米の研究でも添い寝により就寝時の窒息死リスクが30倍になるという発表がある。
(欧米では小さいうちから1人寝が主流だが日本では半々)


日本では近年の5年間で、0歳時の就寝時の窒息事故が160件。約1万人に3人が就寝時の窒息により死亡している。
160件中80件は原因不明なので、これを覗いた80件の内訳は以下の通り

1.顔がマットレスに埋まる        41%
→【対策】マットレスを固いものに?orベッドインベッド

2.掛布団等の寝具が顔を覆う。巻き付く 21%
→【対策】大人はタオルケット等軽いもののみ。余計な物は置かない。orベッドインベッド

3.ベッドと壁などの隙間に挟まれる  16%
→【対策】壁 赤ちゃん 親 の図になって親の寝相でってこと?寝相的にさほど心配無さそう。ベッドインベッドも有効か

4.ベッドからの転落による窒息  9%
→【対策】柵やベッドインベッドで問題なし

5.家族の体の1部で圧迫される  6%
→【対策】川の字もかなり含まれてそう。寝相も加味するとさほど心配なさそう

6.ベッド上の衣類やクッション  5%
→【対策】余計なものは置かない。せめて親側にのみ置く


                 【対策まとめ】
・マットレスを固いものに(今現在の固さを確認)
・掛布団は軽いもののみ。余計なものは置かない。よだれかけ等も危険
・落下防止に、柵もしくはベッドを壁に寄せる
・あお向けに寝かせる
・ベッドインベッドは折衷案としてありかも

対策により原因の多くは潰せそう。


✅一般的な添い寝のメリット
・寝付き、夜泣きが軽減される※
・親の負担が減る※
・親子の幸福感※
・授乳がしやすい
・災害等緊急時の対応

✅一般的な添い寝のデメリット
・窒息事故の危険が増える
・自立心を妨げる※

※印が付いているものは、真逆の意見や研究結果もある


❇️まとめ
添い寝に窒息死のリスクがあるのは事実。しかし1万人に3人である。対策によってさらに減らすことが期待できる。

添い寝のメリットに関しては各家庭によるので、メリットを多く感じるのであれば、きちんと対策をして添い寝することは良いんじゃないかと思う。

ちなみに、今回リスクに関しては赤ちゃんの窒息死にフォーカスしているが、実際には親のリスクも加味すべきである。本当は添い寝した方が幸せだし楽なのに無理して1人寝させたとすると、育児の精神的肉体的負担が増すことで、産後クライシスや産後鬱になる可能性が上がる。
産後に「夫婦の危機を感じた」夫婦は半数近いという調査もある。また、コロナ禍において20%余りの女性が産後うつになるという。産後の女性の死亡原因のトップが自殺であり、少なくとも産後1万人に0.5人が自殺している。
親の疲弊によりネグレクトや虐待なども含めて考えると、1万人に3人の窒息死よりも多くのリスクが「1人寝させなければならない!」という強迫観念には潜んでいると考える。

つまり、

「気負わず親子に合うスタイルで🙆‍♀️👶🙆‍♂️✨


という結論に至った。


この先生きていく上で、水泳を習わせたり自転車に乗せたり旅をさせたり、リスクがあることもさせていかなければならない。
大きなリスクを排除した後はあまり敏感にならず、どっしりかまえる事も、親として大事なのかもしれない



引用
消費者庁HP        等
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161024kouhyou_1.pdf

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