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【海外子育て】アメリカの小学校では寄付は当たり前。

渡米当初、私が驚いたことのひとつにアメリカの寄付文化があります。小学校でも寄付は当たり前の事です。
日本に住んでいた時は、寄付というとある程度のまとまった額を学校やその他応援したい団体などに渡すというようなイメージがありました。
しかし、アメリカの小学校での寄付はもっと気軽にできるようになっています。例えば、学校で新しい本を買いたいから1ドルずつ寄付しませんか?とか、先生から欲しい本のリストがクラス全員に送られてきて、寄付してもいいなぁと思う場合は本を買って寄付するなどというものもあります。
また、遠足の時は5ドルとか10ドルを遠足費用として集金があるのですが、その際も、自分の子供の分だけ支払う・自分の子の分+払えない子のために寄付〇ドル追加・払えないので寄付分から支払いをしてほしいなどから選べるようになっています。洋服などの寄付もシーズン毎に学校が集めて、例えば冬だったら寒くなる前にコートなどがなくて寒い思いをする子が減るように、日本でいうと公民館のような場所にずらーっと並べられて自由に持って帰れるようになっていたりします。
学校だけでなく、スーパーなどでも寄付しますか?などと普通に聞かれるし、最近よくあるセルフレジではおつりの端数分は寄付しますか?などと表示されたりします。とにかく寄付文化が進んでおり、至る所で気軽に寄付できるようになっています。
アメリカは資本主義大国なので、本当に貧富の差が激しく、色々と考えさせられる時も多いです。ただ、寄付文化が進んでいるのはとても良い事だなと思っています。多く持っている人が困っている人に少し分けてあげるというのはよく考えれば当たり前の事なのに、なかなか出来ない事でもあります。日本でも寄付がもっと気楽に気軽にできるようになればいいのになと思います。

余談ですが、前回書いた記事にたくさんの方から「スキ」をいただいて、とっても嬉しく思っています。ありがとうございます。
私はアメリカに住んでいるので、皆さんのお役にたつかもな?というようなアメリカの事を書いていきたいと思っています。決して、日本が駄目でアメリカが良いとかいうつもりはありません。ただ、資本主義社会の中では冷静に見て、アメリカの方が成功しているというのは事実だと思います。少しずつ世の中は変わっていくとは思いますが、すぐに資本主義社会が終わるということはないと思います。成功の裏には人がいます。そのため、なぜ成功できているのかと考えるためには、どういう人を育てようとしているかを考えれば何かヒントになりそうだな!と思いました。正直、アメリカに住んでみて、日本ってなんて素晴らしいんだろう!と思う事はたくさんあります。ただ、それはわざわざ私が書く必要もないのかなと思っています。



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