サクラ

行列のできるヒカリの花✨屋さんです。誰の心にもあるヒカリのタネを育てて花を咲かせたり、…

サクラ

行列のできるヒカリの花✨屋さんです。誰の心にもあるヒカリのタネを育てて花を咲かせたり、その花の美しさを文章で表現したりしています。 こちらはリアルに実在する方のヒカリの花の物語です。

最近の記事

カミちゃんのヒカリの花

私という人間は 世界に唯一無二の存在なんだけど、 それにしても、 なんでこんなにややこしい人間なんだろう? 5歳の男の子を育てながら オンラインで 事務代行の仕事をしている。 脳の機能がデコボコで得意、不得意な分野が極端。 京都大卒でありながら 発達障害。 日常生活の中で たくさんの情報を読み解き 結論を導き出す。 それは、つまり 多動な自分、ADHDの自分、言語優位な自分、情報分析に特化した自分がケンカして、 勝った自分の主張が採用されるということ。 日によってそ

    • 片松優希さんのヒカリの花

      こんにちは。情熱・パッション!片松優希です。 大学4年生。 一見、僕はあなたのまわりにいる若者と変わりないように見えるかもしれない。 けれど、1つだけ違うところがあります。 人生の目標が明確に決まっている。 この世界に、人生の主人公として生きる人を100万人増やす。 100万の心に情熱の炎を灯し、 みんながやりたいことを貫く手伝いをしたい。 ドドドン、パッション! ドドドン、パッション! 聞こえますか? 和太鼓の音。 ドドドン、パッション! ドドドン、パッション!

      • タクさんのヒカリの花

        あるところに、タクムという青年がいました。 タクムはずっと、自分には何もないと思っていました。 何のとりえも、才能もない。 心を許せる友達もいない。 ないないずくしの人間だ、と思っていました。 大学に入学したての同級生は、サークルやアルバイトなど新しい生活をめいいっぱい楽しんでいる様子でした。 「僕なんて、この場所に居て良いかさえも自信がないのに。。。」 タクムが同級生をぼんやり眺めていると、 年をとったおばあさんが話しかけてきました。 「おにいさん、ヒカリのタネをもって

        • 活動再開・物語の主人公募集のお知らせ

          こんにちは。サクラです。 随分と記事の更新が滞っていました。 みなさんはお変わりなくお元気でしたか? 私は、元気でした。 もちろん、バッドになって深夜にやけ酒を飲みながらポテチを食べるときもありましたし、先週はストレスで胃が弱ってそこから風邪を引きました。 でも、基本はニコニコ笑っている日が多かったと思います。 ところで、私は今年の4月から情報発信をするにあたって、ライティングの勉強を始めました。 教わったのは新田祐士さんです。新田祐士さんは京都大学卒、大学院在学中に

        カミちゃんのヒカリの花

          サクラのヒカリの花

          はじめまして。サクラです。 私は「心や魂に咲くヒカリの花」をテーマに 知的障害を持つ生徒が通う高校の先生をしているかたわらで 希望する人のプロフィールや人生ストーリーを書く活動をしています。 ヒカリの花 全ての人の心や魂には、本来、周りの人がまぶしい!と思うくらいのヒカリの花を咲かせるタネがあります。 タネの存在に気付かずに毎日をただ何となく過ごしている人もいれば、 花をがんばって咲かせようとしている人、 まぶしいくらいに美しい花を咲かせている人がいます。 私は先生と

          サクラのヒカリの花

          島田憲一さんの魂のひかり

          ようこそ、ダメ人間もう少し自分の人生を良くしよう、と思って 新しいことにチャレンジする。 少しばかり前に進むと、 毎回のように、壁が立ちはだかる。 3メートルはない。2メートル半くらい。 助走をつけて、ジャンプする。 3回かな、5回かな。 全くもって、壁のてっぺんに手が届かない。 無理だ。 やめよう。 おしまい。 こんな感じで、ちょっとやる気になって、何かを始めるけど、 嫌なことがあったり、 続けるのが面倒になったり、 思った結果が得られなくて飽き

          島田憲一さんの魂のひかり

          サクラの魂のひかり

          魂のひかり蒐集家、サクラです。 サクラさんの魂のひかりの物語も読みたい!というリクエストをいただきました。 ハッ、ハッ、ハッ。 いっぱいありますよ。 というわけで、今日は私のひかりをほんの少し。 読んでいただけたら幸いです。 息子 私には5歳の息子がいます。一人っ子です。 私にとって、とても、とても大切な存在です。 毎日貴重な経験をさせてもらっています。 妊婦の日々は光と温かさに包まれた特別な日々でした。 お腹の中に誰かがいるって 信じられない。 重力でお腹が

          サクラの魂のひかり

          西川らむさんの魂のひかり

          もともとアトピー体質で、肌がカサカサしていた。ひどくなるとおでこや手の甲、ひじの内側がぶつぶつと赤くなって、皮膚がむけてしまう。湿疹がでて、おさまってを繰り返すと、肌はだんだんと瑞々しさを失いゾウさんのようにゴワゴワとしてくる。 そんな私は24歳の時に、卵巣を一つ失い、髪の毛も抜けて、生えてこなくなってしまった。 あなたなら、どうする? これから、楽しいことがたくさん待っているはずの20代半ばに 女性としての美しさ、象徴である、肌、卵巣、髪の毛を失ったとき あなたな

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          つたえようさんの魂のひかり

          ふと、父親のことを思い出しました。 金曜日の午後に連絡があって、翌朝息を引き取るまでのいろんなこと。 数十年ぶり、あるいは生まれて初めて触った父の手と足。 少しでも楽になってほしくて、 少しでもあったかくなってほしくて 母と兄と私で右手と左手と両足を温めた。 そんなことを思い出しました。 それと同じく、父が私に言った戒めの言葉も思い出しました。 「お前は言葉がきつすぎる。相手の気持ちを考えなさい」 わかりました、お父さん。 ごめんなさい。ありがとう。 こ

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          山田さゆりさんの魂のひかり

          大人になるまで夫婦喧嘩の絶えない家で育った。お見合い結婚で農家から嫁いだ母、町で暮らす職人一家で育った父はそもそもの価値観が違っていたのだ。 普段の父は、私のことを「あゆりー」と甘い声で呼び抱き上げ、チクチクお髭の頬で、頬ずりしてくれる優しい人だけれど、酔うと人が変わった。 夫婦喧嘩の起きる日は 夕方あたりから、我が家は曇り空になって ちょうど夕飯時にお酒の回った父親の雷が落ちる。 ちゃぶ台がひっくり返る。 ときどき、母も怒りの応酬で茶碗を投げつける。 「でてい

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          たぁさんの魂のひかり

          僕は、眼についての仕事をしている。ものすごく腕の良い眼鏡屋さんなのだ。 ものすごく腕が良い眼鏡屋って、 僕が一体、何に長けているかというと、 眼の気持ち、眼の本音に耳を傾けることだ。 今回、サクラさんに僕の魂のひかりを見つけてもらいたくて、物語をお願いした。僕は、自分の魂のひかりの存在を感じている。しかし、まだひかりを目にすることができていない。 僕は、自分の魂のひかりを見てみたい。 だから、僕は今まで目にしてきたものを今から話していく。 目にしたものを語ること

          たぁさんの魂のひかり

          始澤友也さんの魂のひかり

          背中コロナの大流行は、世界を変え、僕たちの生活を変えた。 人生そのものを変えた人もいる。 命を失った人、 家族を失った人、 職を失った人 結婚した人 学校を退学した人 僕も人生を変えた。 以前の生活を覚えているだろうか。 マスクは花粉症の季節だけしていた。 ハイタッチと握手は何かにつけしていたし、 結婚式、お葬式、歓送迎会、忘年会と大人数の集まりがあった。 女性は、恋人と一緒の時、同僚数人と、女子会、合コン、飲み会の種類によって着る服を分けていた。

          始澤友也さんの魂のひかり

          うみかなさんの魂のひかり

          はじまるまえに私はうみかな、といいます。今、私はTwitterで「ごきげんさん習慣」をつくる発信をしています。 なぜ、「ごきげんさん」でいることを大切にしているか、その大事な部分について今日はお話ししたいと思います。 私にとって、それはとても大切な思い出で、キラキラしたものです。自分だけのものとして、大切にしまっていました。 でも、やっぱり、伝えたい。 伝えなければ、と思ってサクラさんに物語にすることをお願いしました。 本当に、私にとって宝物のようなお話だから、大切

          うみかなさんの魂のひかり

          けむさんの棺桶に入れたいお話

          その昔、僕は自分から棺桶に入ろうとしたことがある。 でも、そこに持っていく話はなく、暗くて重くて、どす黒いものがグルグルしたような嫌な想いしかなかった。 聖徳太子になりそこねた 聖徳太子は諸説によるが、8人、10人、36人の話を聞き分け、それぞれの話に的確に応じたという。 実は僕にも、その力がある。 耳から入る音が、全て平等に、情報として入る。 目から入る物も、全て平等に、情報として入る。 ただし、私の場合、この力を使いこなせないところに問題がある。 小学校の

          けむさんの棺桶に入れたいお話

          池田 隆一さんの棺桶に入れたいお話

          時々アイスクリームを作る。 鍋に牛乳と生クリームを入れて火にかける。鍋のふちがふつふつしてきたら、火を止める。それを、あらかじめ卵の黄身と砂糖を混ぜておいたボウルにかき混ぜながら流し込む。 氷水のボウルの中に、クリーム色のアイスの液体が入ったボウルを入れて、粗熱をとってから冷凍庫に入れる。 とても簡単。 あとはときどきかき混ぜれば、無添加の手作りアイスクリームの出来上がりだ。 市販のアイスクリームよりも格段に美味しいこのアイスクリームは、50年以上も前に母親が作っ

          池田 隆一さんの棺桶に入れたいお話

          ずーみんさんの棺桶に入れたいお話

          遥かなるまわり道の向こうでこんにちは。僕は、ずーみんです。本名は別にあり、昼間は会社員として仕事をしています。Twitterではずーみんとして発信をしています。今日は、僕のおかしくも、悲しくもある、光に満ちた話を聞いてほしい。 広島のど田舎で僕は生まれた。 5人兄弟の3番目。上に兄、姉、下に妹、弟がいる。 空は青く、雲は白い。山は緑、雪は白。 小学校の全校生徒は30人、同級生は3人。 コンビニより近くて便利なのは、 農協。 熊、猪はお金を払わなくても、畑を荒しに

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