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小山シェフによるチョコレートセミナー

今日は待ちに待ったパティシエエスコヤマの小山シェフによるチョコレートセミナーでした✨

小山シェフと言えば、8年連続サロン・デュ・ショコラ パリへ出展。そして、10/31(火)に発表された、フランスの最も権威あるショコラ愛好会『Club des Croqueurs de Chocolat(通称C.C.C.)』の年間ベストショコラティエの格付けで、昨年に続き、8年連続となる「最高位“ゴールドタブレット”」の評価を得る、とてもすごいショコラティエ。

そのコンクールに応募したショコラを小山シェフの解説付きでいただく、とっても贅沢な時間でした。

まず、思い知ったのが、お恥ずかしながら、今まで、ホントのチョコレートの味わい方を知らないまま生きておりました。
あぁ恥ずかしい…
あの一粒、一口じゃ食べちゃいけないのね…( ω-、)
セミナーではチョコレート専用のナイフで半分にカットしてからいただきました。そうすると、チョコレートの香りや味がよく分かる!!
今までは一口で食べてたから、チョコレートに色々な味や風味が込められてても「ん?それっぽいな…」くらいで終わってたんだけど。
これらのチョコは、小山シェフが作ったからか、解説を聞いたせいか、味わいがよく分かる!!
今まで食べてきたチョコレートに申し訳ない( ω-、)

番号順に行くと、一粒目は菊。菊と言っても日本で見る食用菊とは全然違うもの。
フルーツは入っていないのに、パッションフルーツやアプリコットのような味と香り。花と葉の二層のガナッシュで、花のフルーツみたいな感じと葉の青臭さのような感じも一緒に味わうことが出来ました。


2粒目はヘーゼルナッツのプラリネと赤紫蘇。
ヘーゼルナッツのプラリネのカリカリっとした食感の後に赤紫蘇の香りがふわっとしました。


3粒目はカシスの新芽。これが、音楽のアルバムならタイトル曲、とおっしゃってました。カシスなんだけど、カシスらしくないというか…今まで食べてきたカシスのチョコとは違い過ぎて…(^_^;)深いんですよ。もちろんカシスの味はするんだけど、胡椒のようなスパイシーな香りもしたし…言葉では言い表せないから、味が分かる人は食べて欲しい!!


最後はスモークペッパー。と言って良いのかあれなんだけど、唐辛子を保存するために煙を使って乾燥させるんだそうです。その唐辛子を使ったチョコレート。唐辛子なので、ピリッと辛味もあるんですが、燻製のような香りが残るんです。それは決して嫌な感じではなくね。


そして、もう一度、一粒目を食べると、より菊の華やかな感じが、よく分かるんです。
これは、もちろん、小山シェフが計算されて作られていて…。一粒目と二粒目、二粒目と三粒目、三粒目と四粒目、四粒目と一粒目がペアリングされているんだそうです。

ちゃんと美味しかった。今までは全然分かってなかった。本当に私には衝撃的なセミナーでした。
チョコレートの価値が全然分かってなかったなぁと思います。高けりゃ良いチョコレートだと思っていたし、一粒何百円もして、逆に何でこんなにチョコレート高いの??って思っていたけど、これだけの質なら相応だよね。って分かりました。

あ、TERUさんにもこのチョコレート送るらしいですよ😏

またお会いできますように✨
そして、今度はちゃんとチョコレートの質問します(笑)

長々読んでくださった方、ありがとうございました❤️

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