サッカー観戦、何持って行けばいい?

2022年のJリーグがついに開幕しました。

コロナ禍といえど今年は基本的にスタジアムの収容制限なし(今はまん延防止等重点措置の影響でMAX20000人制限になっています)ということで、過去2年間よりスタジアム観戦のハードルは低くなっていると思います。
昨年までは中々チケットが取れない試合も多かっただけに、今年こそサッカーを観に行ってみよう!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

だけど何を持っていけばいいのか、チケット以外必要なものあるかな…?など不安がある方向けに、今回はサッカー観戦時の必須&おすすめグッズを紹介したいと思います。

絶対に必要なもの

チケット

何を当たり前のことを…という話ですが、まずはチケットです。

チケットを購入するには主に次の3パターンがあります。

①Jリーグ公式サイトから購入
②コンビニのプレイガイドで購入
③試合会場で当日券を購入

コロナ禍に入ってからは②③を取り扱わないチームも増えてきており、①が推奨です。
(来場者の中で陽性者が判明した場合など、個人情報と座席番号を紐づける必要があるので、クラブが来場者情報を一元管理しやすい①へのシフトが進んでいます)

①はJリーグ公式サイトもしくは公式アプリ「CLUB  J.LEAGUE」から購入できます。
どちらの場合も事前にJリーグIDを取得しておきましょう。継続的に見に行くなら断然アプリが便利です。

購入方法はカード決済・コンビニ支払い・d払い・楽天ペイ・Yahooウォレット(PayPay)から、発券方法は紙チケット・QRコードチケットから選択できます。
QRコードだとチケットを家に忘れる心配がないので便利です(スマホを忘れたらどうしようもないですが)。

各スタジアムに色々な席種がありますが、初めての方はメインスタンドもしくはバックスタンドがおすすめ

セレッソ大阪の本拠地・ヨドコウ桜スタジアムの図。
下がメインスタンド、上がバックスタンドです。
(出典:セレッソ大阪公式サイト)

メインスタンドは他の席種より値段は高い(概ね5000円~10000円)ですが、その分快適です。
ほとんどの場合屋根が付いているので雨の日も安心ですし、座席の背もたれやドリンクホルダーがメインスタンドにしかないというスタジアムも多いです。

バックスタンドはメインスタンドよりも価格が安く、その分屋根・背もたれ・ドリンクホルダーなどがないスタジアムもありますが、座席からピッチの距離が近く試合がとても観やすいです。
あと、両チームのベンチはバックスタンドの方を向いて設置されており、ベンチの動きが見やすいので私はバックスタンドが好きです。

鹿児島ユナイテッドFCの本拠地・白波スタジアムのバックスタンド。
お手頃の値段で試合の見やすさも◎です。

マスク

試合会場では常時マスクの着用が義務づけられていますので、マスクを忘れずにお持ちください。
各クラブがチームカラーやエンブレムをあしらったオリジナルのマスク(不織布もあり)を販売していますので、それを買ってみてもいいでしょう。

ポンチョ・レインコート(雨の日)

サッカーの試合は雨でも開催されます(台風や災害級の豪雨を除く)ので、自分の席が屋根で覆われていない場合は雨具が必須です。

ただ、傘をさしての観戦は後ろの人の視界を遮ってしまい、また周りの人に当たってしまう可能性があって危ないので禁止になっています。
そのため、雨を防ぎたい場合はポンチョやレインコートが必要になります。
コンビニで売っているものでもいいですし、スタジアムのグッズ売り場ではチームカラーに合わせたポンチョも売っているのでそれもいいと思います。

あれば便利なもの

A4サイズの書類が入る鞄・トートバッグなど

スタジアムの入場口、チケットゲートを通過するときに配布物を貰える場合があります。
試合告知やスポンサー企業の宣伝チラシだったり、壁に貼れるシールだったり、豪華なものだとタオルマフラーやユニフォームまで貰えちゃうことも。
だいたいの物は、折り畳んだり丸めたりすれば小さな鞄にも入るので問題ありません。

ただ少し厄介(失礼)なのが、クリアファイルや応援ハリセンなど
そのような物を貰った場合は折ったり丸めたりでするのが難しく、A4サイズぐらいの入れ物がないと入りません。
私は一度小さなショルダーバッグでスタジアムに行ったときにクリアファイルを貰い、どこにもしまうことができずに試合中も、帰りの電車の中でもずっと手に持ちっ放しだったことがありました…

このようなことがあるので、サッカー観戦時に持ち歩く鞄・バッグは少し大きめのものを選ぶと良いと思います。

(秋・冬)プラス1枚の上着

スタジアムでの観戦の際は、基本的に45分×2を自席で座って試合を観ることになります。
夏以外の特に風が強い日は、座席に座ったまま動かないので気温以上に寒く感じます。

また、サッカースタジアムは市街地から少し離れたところに位置している場合が多いです。
そのようなスタジアムは標高が高くて気温が低かったり、山や海から風が吹き付けるため、街中を歩いているときよりも間違いなく寒いです。
私が行ったことのある所だと、カシマサッカースタジアム(茨城・鹿嶋)、サンガスタジアム(京都・亀岡)、エディオンスタジアム(広島)が特に寒かったです。

サンガスタジアム。京都市からひと山越えた亀岡盆地にあり、冬はとても寒いです。
後ろの山並みが綺麗です。

観戦中に寒く感じたらすぐ羽織れるように、その日の気温に合った服装にプラスでもう1枚上着を持って行くのがオススメです。
ただ、スタジアム以外の場所だとプラス1枚着ていると逆に暑いと思います。普段は上着を着ないで入れておくという意味でも、上で紹介した大きめの鞄・バッグが活用できますね。

(デーゲーム)サングラス、日焼け止め

これらは、特にデーゲームバックスタンドで観戦される場合は必携アイテムです。

ほとんどのスタジアムでは各スタンドの向きはだいたい統一されており、多くの場合はバックスタンドが西向きになっています。
デーゲームだと日が傾き始める15時〜17時頃に試合が開催される場合が多く、そうなると屋根があったとしても西日が自分の席を直撃してとても眩しいです。
目を思いっ切り細めてなんとか開けておくのが精一杯。サングラスがないと試合観戦どころじゃありません。

10月の夕方5時頃はこんな感じです。試合中はもう少し日が高くてとても眩しく、サングラスは必須です。

また、このような環境なので日焼けが気になるという方は日焼け止めも必須ですね。

ウェットティッシュ

これはスタジアムによりますが、座席は毎日使うわけではないのでその間に塵や埃が座席にうっすら積もっているという場合があります。
(サッカークラブのスタッフの数は限られているので、数万席もある座席を全て定期的に清掃するのは難しいです)

例えば気になる人とのデートでスタジアムに来たとき、埃がついた席にドカッと座ってしまうとせっかくの勝負服が汚れてしまいますね。
最低限自分の座る場所は綺麗に拭き掃除できるように、スタジアム観戦にはウェットティッシュを持って行くのが便利です(コロナなどの感染予防にも役立ちますし)。

さあ、スタジアムへ!

基本的にこれらがあれば、サッカー観戦の準備は万端と言っていいのではないでしょうか。
(他にあれば追記しようと思います)

生の試合をスタジアムで観るというのは素晴らしい経験だと思います。
試合の全体感がわかる、選手を近くで見られる、サポーターの迫力ある応援、スタジアムを彩るグルメなど色々な魅力がありますし、遠方での試合だとその土地ならではの旅情も体感できたりしますが、それら全てを引っくるめて楽しんでいただければいちサッカーファンとしてとても嬉しいです。

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