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阪神忌 追想 その2

コン仲間の友
1人は親が淡路島出身
いつまでも何の情報も出てこない、連絡もつかない
物凄く不安だったと話してくれた
大きな被害は無かったとかで、焦燥感だけ教えてくれた

もう1人は神戸在住
被災者
私はサイト持ちで、日記であの日のことを書いてたら、メールが来た

被災者でも無いのに、震災を語るな!

確かに被害は受けていない
でも、あの揺れを感じたのは事実だ
体験者として語るのもダメなのか?

友の被災者同士の複雑な事情がそこに隠れていた

被災したが、家も家族も失っていない友
ある程度落ち着いた頃から
大変さを口に出来ない
もっと悲惨な人たちがいるから
それなのに、被災してない私が震災を語るのが許せなかった故のメール

そういうことならと、1/17に何も語らないことにした

友は言う
何もわからないままだったあの日の恐怖を
こちらからしたら、情報はまるで空白だったが、その中の人たちも何が何だか全く判らずにいたのだ

一番酷い所から、情報は上がらない

友2人から、それを学んだ

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