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物書きとしての久々の復帰 元々、特撮オタク 昭和の特撮は何らかチェック済み 円谷はエ…

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物書きとしての久々の復帰 元々、特撮オタク 昭和の特撮は何らかチェック済み 円谷はエースとティガ推し ライダーは555とウィザード 戦隊はダイレンジャー エースに惹かれてz19話を見て、隊長の沼にハマる ハルキかわいい💕

最近の記事

3月12日

東日本大震災の翌日 当時はホームセンターのカウンター業務に就いていた まだ被害規模も詳しくわからない中の開店 異様な買い物光景がそこにあった ティッシュペーパー、カセットコンロをカート🛒でたくさん箱買い 買い方がいつもと違う 極めつけは、売場の乾電池を根こそぎ買ったおばさま 被災地に送りたい、困ってるから 何故知ってるかと言うと、送ってくれとカウンターに持ち込んだから まだ被災地の状況は不明 でも、店では対応不可 基本的に、店間移動なんだよね 店から送り先最寄りの店にに

    • 阪神忌 追想 その2

      コン仲間の友 1人は親が淡路島出身 いつまでも何の情報も出てこない、連絡もつかない 物凄く不安だったと話してくれた 大きな被害は無かったとかで、焦燥感だけ教えてくれた もう1人は神戸在住 被災者 私はサイト持ちで、日記であの日のことを書いてたら、メールが来た 被災者でも無いのに、震災を語るな! 確かに被害は受けていない でも、あの揺れを感じたのは事実だ 体験者として語るのもダメなのか? 友の被災者同士の複雑な事情がそこに隠れていた 被災したが、家も家族も失っていない

      • 阪神忌 追想 その1

        風化も美化も嫌だし、あの日の事を書いてみる 色々書き留めてた日記サービスは終了しちゃったし  あの頃、結婚して大阪のマンションに在住 夫と息子と3人暮らし あの朝、早出の主人の弁当作る為に起き出してこたつに座った ドォーンという音と共に突き上げるような衝撃 後から、10秒の揺れと聞いた 隣の部屋で寝ていた夫がなんやなんや?と飛び起きる 未就園児の息子は、怖いと叫んで起きる 私は前後に揺れる食器棚を見つめていた 幸い、倒れなかった もし倒れていたら、玄関までの通り道が塞

        • 逃げたのか解放されたのか

          実家に顔出した 父が地元顔役の家業が破綻し家屋敷手放して消息不明だと教えてくれた なんか嘲笑する気配を感じたが 私の知る顔役は何年か前に亡くなった 私と歳の変わらない息子がいたはず 家屋敷手放して消息不明と聞いて、解放されたのねと感じた この田舎の閉塞した空間から そこで生きるのに苦にならない人間なら、普通に生きられる 私はあの閉塞感が重かった だからまあ、実家から出て他所に居を置いてるんだが でも、解放されたわけじゃない まだ父が健在で実家もある 生まれ故郷だが、切

        3月12日

          選挙の出方

          田舎の元町議の娘から見た、地方選挙の出方というものを 地元名士や代々議員を務めてきた一族なら、そちら方面を当たってもらうとして 普通の人が議員になるにはどうすればいいか まとまった資金は必要 新車がキャッシュで買えるくらいは それを踏まえて 重大な事! 支持基盤を固める 要は支持者を集める 人手は必要だからね 〇〇を良くする会なんかを作って代表になるとかね  家族にも協力してもらえるように 目指す議員の前回の最低得票を調べて、それを上回れるように コツコツと支援を募

          選挙の出方

          cyobiの一首

          今はまだ頼りなき枝そのうちに 見上げるように赤きハナミズキ 22/4/17 青い空入道雲と蝉の声 日々を営む夏来る今 22/7/17 風涼し静かに揺れる萩の花 昼暑くとも秋は始まる 22/8/31 胸の内想い静かに 阪神忌 あの日境に世界は変わった 23/1/17 なぜ人は逃げるを負けと 捉えるか 立ち向かえないものもあるのに 23/2/17 さようなら 死ぬこと以外かすり傷 死なれることは痛恨の疼 23/4/14

          cyobiの一首

          もう来ない、いつか

          Twitterで親しくしていた人が虹の向こうに旅立ったと、その人のリア友達である人たちがツイートしてた なんか見かけなくなったときにしていた 私の最後のリプは、転倒して痛めたツイートへのもの 詳しい事情はわからないけど、自分のことは後回しにしていたことを皆嘆いてたから、その転倒による怪我、がなのかなぁ 会いたいと思ってた この先もきっと仲良く過ごせるだろうと 遠くではないんだ 間に県をひとつ挟んでるだけ その人の仲間でもある人には隣だから会いに行ってる 無理してでも会

          もう来ない、いつか

          そこが似たのか

          インスタに上げてる写真を、アレ何?何の意味があるの?と言われた 畑の写真だからね、意味を問いたいのはわからんでもない この子、顔合わせる度に、なんか私のこと非難や揶揄いなこと口にするよな と、年子の妹を見て思った 振り返れば、父親がそんな感じだから、似たのねと 失敗をあげつらう 真面目を茶化す 言ってもいないやってもいないことを捏造して、嘲笑う 自分を偉いと思ってて、周囲を見下してるのを隠さない 距離を置いている父親はそんな人だ 私には毒親だ 妹は違うようで、分け隔てな

          そこが似たのか

          その歳月は幼子を大人にさせる

          平成8年生まれの娘がいる。 特撮オタクだった私は大きなお腹でワクワクしながら、その年に放送された新しいウルトラマンを観た。 ダイゴに見惚れ、その流れで主題歌を歌う6人を見たのが最初。 アルバムluckyからCDを買い始め、その頃関西でやっていたラジオを聴く。 ファンとして動き出した。 縁あって、娘連れてトニコンに。 ファンクラブにも入って、Vコンにも。 歌い踊る6人、中でも剛くんが目を惹く。 マジ、カッケー! 娘と親子席に2回入った。 一緒にコン参加するファン仲間も出来

          その歳月は幼子を大人にさせる

          ウルトラマンゼット それぞれの保護者

          ウルトラマンゼット それぞれの保護者

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          ウルトラマンz 書いてみました

          ウルトラマンz 書いてみました

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          闇を飲み込め 6

          唖然となるゼロ、首を傾げるリク、じっとジャグラーを見据えるガイ ジャグラーはニヤリとして、言葉を続けた 「闇の盛り場で、ウルトラマンZをつけ狙ってる奴等がいると聞いたんだよ 高値をつけて行方を追っていると 話してた連中はウルトラマンになんか太刀打ちできない小悪党だったがな よりによって、Zだからな、戯れ言と聞き流せなくて、情報屋を当たった 情報屋によると、その噂が出たのはZがあの地球に来る前の時期だな 宇宙警備隊に入りたてのひよっこウルトラマンだから容易いだろうと だが、何故

          闇を飲み込め 6

          闇を飲み込め 5

          「分離不可能なんて、どうしてそんなことに?」 ゼロとレイトを知るリクが問う 「人としての命が尽きるまで戦ったと言うことだろうな」 ジャグラーは答えながら、リクから目線を逸らした 虚空を見る目、彼だけが見てきたゼットの闘いを見ているのか 「今度変身したら身体がもたないと言われたと言ってたからな。ハルキだけじゃないゼットも限界ギリギリだった」 ジャグラーはフッと笑うと、ゼロを見る 「地球人との一体化は織り込み済だったろうが、そこまではとは思っていなかっただろう、ゼロ」 「織り込み

          闇を飲み込め 5

          闇を飲み込め 4

          ジャグラーは、軽々とハルキを抱き上げベッドへと歩きかけ、振り返ってニヤリとした笑みを浮かべる そして、ベッドに腰をおろすとハルキを膝の上に抱え直した 「リク、ハルキは何か言ったか?」 「説明されてないって言ってましたよ。あと、隊長は巻き込まれたと思うって」 リクとハルキの関係をジャグラーは承知しているようで、リクもそれをわかっているようだ 「へえ、思ったより状況見てるな」 ジャグラーはなんだか愉しそうだ 「何があったんですか?」 「同じ話を繰り返す気はないから、役者が揃ってか

          闇を飲み込め 4

          闇を飲み込め 3

          心配そうな顔でリクが駆け込んできた 「ハルキさんは?」 「こっちだ」 先に立って案内し、たどり着いた部屋にリクが顔をしかめる 「この部屋は対宇宙人用の」 「ウルトラマンに匹敵する力を持つあの男には意味ないが」 ロックを解除し自動ドアを開く その音に椅子に座っていたハルキが立ち上がる 「リクくん先輩!」 初めて声を発し、隣に立つリクに歩み寄る 「何が有ったんです?」 リクの問いかけに首を横に降る 「何も説明してくれなかったから」 そのまま、ベッドのジャグラーに視線を向ける 「た

          闇を飲み込め 3

          闇を飲み込め 2

          通信が入った 「どうした?リク」 画面の向こうの青年はいつになく焦っている 「人を探してもらいたいんです たぶんもう、そちらに着いてるはず 名前はナツカワハルキ」 これは偶然ではないはずだ 「彼か?」 モニターの映像を見せる 「そうです、その人です」 案の定の答えが返ってくる 「あの男、ジャグラーが連れてきた」 「ジャグラーさんが?」 「詳しい状況は不明だ ジャグラーは意識不明で、ハルキ青年は一声も喋らない」 リクは画面の向こうで唇を噛み締める 「急いで戻ります ハルキさんが

          闇を飲み込め 2