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【菓子研究家の頭の中】ドライフルーツに関してインタビュー受けました その2(お気に入りレシピ付き)

こちら記事は後編です。前編がまだの方はこちらからどうぞ。

私がドライフルーツを何に使うか?と聞かれたら、やはり多いのはお菓子作りです。そのまま使うことはあまりなくて、お酒に漬けたものを使うのことがほとんど。

ラムフルーツはたくさん市販されていますが、自分で作った方が断然おいしい!なので冬に大量に漬けています。

2リットル瓶ですよ
このくらいのラム酒を使い切ります

クリスマスシーズンのお菓子にはこのラムフルーツが欠かせないのです。ラムの他にもコアントローとキルシュに漬けたフルーツも作ります。ベリー系のドライフルーツをカシスのリキュールで漬けたものも好きです。
お酒に漬けたフルーツは漬けはじめてから1ヶ月くらいで使えますが、個人的には半年以上寝かせた方が断然おいしい。焼き菓子に使うと、その違いをとても感じます。

と、お菓子の話はこのくらいにして、今日ご紹介したいのはお料理レシピ。
ドライフルーツを使った料理で、私が作った回数が最も多いのは圧倒的にこれ!「ドライクランベリー入りキャロットラペ」です。簡単なのにおいしくて、さらに日持ちする。使い勝手良すぎる一品。

おなじみのキャロットラペですが、クランベリーが入るとさらに甘味と酸味が加わり食べやすくなります。クランベリーとはちみつを加えることで、酸っぱいけれど、丸みのある味わいです。塩分量が少なくても酸味で味が決まるところもお気に入り。

毎回、適当に作っているのですが、今回は計りながら作り、レシピを起こしてみました。ぜひ、お試しあれ!


ドライクランベリー入りキャロットラペ(レシピ)

【材料】作りやすい分量
 にんじん 5本
◯レモン汁、りんご酢 各75ml
◯塩 小さじ1/2〜1
◯はちみつ 大さじ1〜2
 こしょう 少々 お好みで
 オリーブオイル 大さじ1〜2
 ドライクランベリー 50〜100g
 レモンの皮のすりおろし 1個分 あれば

【作り方】
1、にんじんは千切りにする。
 もちろん包丁で切っても!私は面倒なのでいつもスライサー使用。

貝印のスライサーセット愛用してます

2、ボウルに◯の調味料を入れて混ぜて、のにんじを加えて混ぜる。

3、こしょうを好みでふりかけ、オリーブオイルを回し入れ、よくあえる。ドライクランベリーを加えてさらに混ぜる。

このサラダには白こしょう
バージンオリーブオイルがおすすめです
クランベリーは家にあるだけ入れてみた。The適当!

4、混ざったら、冷蔵庫で3時間以上寝かす。
寝かすと水分がほどよく出てしんなりして味がなじみます。

色がつきやすいのでホーロー保存がおすすめ

レモンを絞って使う場合は皮をすりおろしてから、絞ります。

絞ってから皮をすりおろすのは難しい!順番大事

皮は調味料と一緒に加えてください。皮が入ると、香りが一気にあか抜けます。レモンの皮の香りってほんとうに侮れない。
今回は1個だけレモンが冷蔵庫にあったので、皮をすりおろして、果汁を絞りました。足りない分瓶入りのレモン果汁使用。もちろん、フレッシュのものあればいいですけれど、ないならないで(笑)

りんご酢を使っていますが、他のお酢でも大丈夫。こしょうはもちろん黒こしょうでも。このレシピはかなりおおらかなので、おおよそが守られていればそれなりにおいしくなります。(今までフィーリングで適当に作って、いつもそれなりにおいしかったので)

このレシピでは多いという方は半分とか1/3とかで作ってみてください。作り方は全部一緒で材料を同じ割合で減らしてください。
私がなぜ大量に作るかといえば、日持ちするからです(1週間は余裕)。色もきれいだし、ちょこっと添えてもいい副菜になります。私はこれだけワシワシ食べてますけど。ナッツ散らしてもおいしいです。

パンとか添えたら、なんかちょっとしゃれた感じに。
レーズンでもできますが、私はやっぱりドライクランベリーで作りたい。味もさることながら、赤い色に気分が上がるからも大きな理由です。

今回、レシピを数値化したので、次回からは私もこの分量で作ろうと思います。

どうぞ召し上がれ!

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