今まではおむつで用を足すのが当たり前だった赤ちゃんがおむつを外してトイレでおしっこやうんちをするということは大きな成長の一つです。子供にとってもトイレで用を足すのは初めて。トイレを教えてあげるママも初めて。最初は上手くいかなくて当たり前！
ですので、スムーズにトイレトレーニングを進める方法をご紹介していきます。

トイレトレーニングとは？

今までおむつだった赤ちゃんが「おしっこしたい」「うんち出そう」と思ったときに大人と同じように自発的にトイレに行けるように練習することです。トイレという存在自体知らない子がほとんどですので親が教えてあげる必要があります。

トイレトレーニングはいつから始める？

一般的には「２歳半～３歳」くらいと言われています。しかし個人差があるので我が子の成長段階に合わせてあげましょう。
トイレトレーニング始める目安としては・・・
・おしっこの感覚が２～３時間空くようになった
・言葉がある程度通じるようになってきた
・トイレの存在を理解できるようになってきた
・１人で歩けるようになった

これらの状態になったらトイレトレーニングを開始していきましょう。

トイレトレーニングの進め方

Step1．トレーニングを始める時期としては春～夏くらいがオススメ。
失敗したときに洗濯物がたくさんになりますが、春や夏はすぐ乾くので親のストレスの負担を軽減できます。また、下半身を脱ぐ機会が増えるため寒さを感じない季節にする方が抵抗なく脱いでくれるためです。

Step2．トイレの絵本やトイレのおもちゃを使い「排泄はトイレ」と意識づける。
トイレにまつわる絵本やぬいぐるみやトイレのおもちゃを使い、トイレの存在を教えてあげましょう。そしてトイレでは何をするのか理解させてあげましょう。

Step3．2～3時間おきにトイレに誘ってみる。
朝起きたらトイレに座らせてあげましょう。そこから2～3時間おきにトイレに誘ってみるのがいいでしょう。少しでもおしっこができたら目一杯褒めてあげましょう。失敗しても決して叱らず、気長にできるようになるのを待ちましょう。
座るのを抵抗したり、トイレに行きたくない場合は、一度中断してみて我が子の意欲が出てくるのを待ってみて下さい。

Step4．トレーニングパンツをはかせてみる。
Step3．を繰り返し、トイレが上手くできるようになった段階で好きなキャラクターのついたトレーニングパンツをはかせてみましょう。トレーニングパンツで失敗しても叱らずに、「次は頑張ろうね」と明るく対応してあげましょう。

トイレトレーニングを始める上で準備しておくことやあると便利なモノ

・カーペット類を外す
トイレトレーニングを初めてすぐは漏らして当たり前です。ですので、少しでも掃除する負担が減るように、濡れると洗濯が大変なカーペット類は外しておきましょう。

・補助便座
補助便座は必ず置いてあげましょう。そのままの大人用の洋式便座だとお尻がはまったり、足が届かなくてうんちの時に上手く踏ん張れません。必ず子供の体格に合った補助便座を用意してあげましょう。できれば足がきちんと届いて自分で上がれるステップ式の補助便座がオススメです。

・トレーニングパンツまたは布パンツ

お子さんの好きなキャラクターのトレーニングパンツまたは布パンツを用意しておきましょう。好きなキャラクターのパンツだと早く履きたくてトレーニングの意欲が出てきます。

・よくがんばりましたシール
トイレでできた時は必ず褒めてあげましょう。その時にお気に入りのキャラクターシールをシール帳に貼ってあげると喜んで「またトイレでおしっこしよう」という気持ちになります。

・ピジョンのトイレトレーニングパッド
外出時に漏れるのが心配なお母さんには、おむつをするのではなく、お気に入りの布パンツにセットするピジョンのトイレトレーニングパッドを敷いてあげると便利です。おむつだと漏れてもサラサラで不快感が少ないですが、このトイレトレーニングパッドだとおしっこをすると濡れた感じがわかるように工夫されています。漏れてしまったときでもズボンやパンツが濡れないので外出時は便利です。

・ウォールステッカー
100円ショップやニトリなどに販売されているウォールステッカーをトイレの壁に貼ると、暗くて狭いトイレが明るい雰囲気になりお子さんも喜びます。暗くて狭い雰囲気が嫌だと感じるお子さんも多いのでウォールステッカーを壁に貼ってあげると便利です。

トイレとレーニングを始める上での心構えとは？

・失敗しても絶対叱らないこと
・成功したら必ず褒めてあげること
・トイレを楽しい雰囲気作りにしてあげること
・できなくて親が焦ったり、他の子と比べないこと

まとめ

いかがでしたか？トイレを初めて経験するお子さんは最初から上手くいかなくて当たり前です。失敗しても気長におむつが外れるようになるのを待ってあげましょう。同じ月齢の子ができるようになったとしても比べず、その子の成長ペースがあるので決して焦らず、そして上手にできるようになってきたらたくさん褒めてあげたり抱きしめてあげてくださいね。

以上、参考になれば嬉しいです。