森を持つには?を聞いてみた

当別町は森林豊かな町です。
冬が終わるころ、議員の研修で森林組合の方からお話をお伺いしました。
質疑する時間もなかったので、先日改めて担当者の方のところへ行ってきました!
疑問や周りの方からの質問項目をまとめて、直接お伺いして教えていただきましたので簡潔にまとめておきます。

森を実際に購入したい!

「いくらから買うことができるの?」
→ ピンからキリまで。相場というものが決まっておらず、売主さんとの価格の合意が取れれば安く手にいいれることもできる。

「どんな手順で森を買うの?」
→  車を購入するのと一緒と考えるとわかりやすい。印鑑と住民票があれば、特に他は必要なく、仲介業者さんをいれて売買契約へと進む。土地金額+仲介手数料が発生する。

森を持つとしなくてはならないことは?

「組合員にならなくてはならないの?」
→  義務ではなく、ならなくてもいい。

「森を持つと維持費はどれくら発生するのか?」
→ 固定資産税が0円〜多くても1,000円ほど。(・・・安い!)
  伐採費などは林業として行う場合は森林組合と委託契約を結び行うが、規模が10ヘクタールくらいから。小規模な場合や林業として行わない場合は不要。

購入した森の使い方は?

「使途について制限はあるのか?」例:小屋を置く、サバゲーしていいの?
→ 特になく、小屋を置いたり、サバゲーしたりもOK!サーキットとして使用は規制があり✖️。

「折れた木や廃木を持ち帰ってもいいのか?」
→ OK!


充実した補助金制度あり!

また、森林・山村多面的機能発揮対策交付金というものがあります。
補助率も非常に高く、用途も柔軟です。

交付金の使途例抜粋

森をもつ、継ぐ、ということのハードルは思ったよりも高くない。

お金持ちしか持てないと思っていました。
実際にお話を伺うと、所有者の方が高齢になって管理ができなくなってきていることで次の世代に引き継ぎたいという方が多くいらっしゃるということでした。

子育てをしている世代がこどもと一緒に自然の中であそび、野外教育を行う場としても森という場所はひとつの新しい居場所づくりかもしれません。


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