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後回しにしていたことが、宝探しのような整理になった話。

忙しいと思っていることを言い訳に、その気になればできそうなことを後回しにしています。

年末年始のお休み中に、後回しにしてきた3つのことをやろうと決めていました。

①実家の片づけを始める
②好きなページを残して雑誌を片づける
③パンツ3着を修繕する

タイトル画像は「④久々にクッキーを焼く」です!要はなんてことない、そのくらいのチャレンジです。

①実家の片づけを始める

兄夫婦と一緒に、実家の片づけを始めました。父が独りで暮らす実家はかなりの物量で、到底一回では片づきませんが。
やり始めたら出るわ出るわ、食器がたくさん!

その時に整理した食器を貰い受けてきました。
桜寺は器道楽で大変嬉しいのですが、自宅のどこに片づけるか…新たな悩みも(笑)。

両親は付き合いが多かったので
多くはお祝いの引き出物でした。
実家にはまだまだ食器が眠っています…。

バブル期の品物なのか、ファッションデザイナーの食器が多く見受けられました。
その他、ナルミやたち吉、九谷焼きなど定番の器です。
どんなお料理を盛り付けましょうか。
これからの食事に楽しみができました。

②好きなページを残して雑誌を片づける

雑誌とは主に「暮しの手帖」です。
20年来の愛読書ですが、特にレシピが魅力的で処分できず、手元にある古い物は2007年の発刊でした。

雰囲気の良いレシピやクラフトの
ページがたくさんあります。
こんなレシピもあった!なんて読み入って、
ページを切り取る作業が進みません(笑)。



③パンツ3着を修繕する

これこそ1着ならすぐにできそうなものを…。
3着も修繕を溜めた結果、面倒で後回しにしていました。

左はウエストのボタン付け
中央はほつれた裾を手縫いでまつり上げ
右はミシンで丈を裾上げ


3着ともずっと手元にあったのに、修繕してクローゼットに戻したら急にワードローブが充実したような気分に。
もう、早速着たいです。

重くて古い母の遺品を愛用中

母は若い頃に洋裁を生業としていたので、ミシンは昔から上等なものを使っていました。
このミシンは購入から38年経ちました。
今となっては旧式ですが、当時は高価で最新式でした。サービスマンが自宅に来て、小さな袋を作りながら使用説明を受けたのを憶えています。
あの日の母が嬉しそうで、自分も嬉しくて、その思い出のために買い替えていません。
久しぶりにミシンに触れて、母のことを思う時間になりました。


お休み中に面倒なことにトライできて良かったです。
充実感が得られたし、どの事柄もこれからの生活の楽しみがつながりました。

年末年始の休暇、とてもありがたかったです。
時間はそのまま命を指していると、この頃つくづく思うようになりました。
またひとつ歳を重ねて、時間の価値を実感する日々です。

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