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エコバッグを染めて夏休みをたのしもう!ハーブの香りに包まれた特別な体験

この夏は久しぶりに、開放感に満ちた雰囲気になりました。
遠くに出かける旅を楽しみたかったのですが、受験生の長女の補講もあり、近場のレジャーを楽しむことにしました。

昨年はパンづくり教室に参加しました。
今年はハーブ染めの教室へ。

いざハーブ染めの教室へ

レモングラスとマリーゴールドの染料で、エコバッグを染めることにしました。

最初の工程では、エコバッグの所々を自由に輪ゴムで絞ります。

いくつか小さな絞りを施す次女。
次女「小さめの柄をいろいろ付けたいの。」
個性的な長女は、長い柱を作っています。
長女「絞り染めで作りたいデザイン、
私のイメージはカッパドキアに決めてる。」

各自が自由に輪ゴムで絞り、いよいよ染めの工程へ。
鍋で熱したハーブの染料に浸し、鍋の中で泳がせたり押したりを繰り返します。

アロマテラピー的な香りではなく、
蒸し物のお料理みたいな香りがします。
香水的な要素はないけど、ホッとします。

10分ほど浸してから、水洗いします。

色が出なくなるまで水洗い。

うっすら黄色く染まった状態のバッグを、金属の媒染液に浸けます。
今回は鉄と銅の2種類。
鉄につけると緑色が浮かび上がり、銅につけると黄色が濃くなるとのことです。

鉄の鈍色の中で渋い緑色に変わるバッグ。
こちらは青銅と言わんばかりの媒染液。
10円玉の匂いがします。

媒染液の中で揉みながら液を行き渡らせたら、水洗いします。
もう一度、ハーブ液に浸して工程を繰り返すと、色が濃く出ます。

タオルでしっかり水分をとり、
輪ゴムを外すと柄が出現。
向かって左が長女作、右が次女作。

出来上がったエコバッグは、長女と次女の個性がそのまま反映された気がします。

今年の夏は非常に猛暑ですが、本当の夏は案外短いもの。夏の家族旅行がこの先も、娘たちの想い出であり続けてくれたら嬉しいです。

夏の想い出のエコバッグは、祖父母への贈り物になりました。

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