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【第19回さくらキッズパーク】〈番外編〉新春・節分お餅つき大会

さくらキッズパークの概要

さくらキッズパークのミッション
さくらキッズパークは、「子どもの成長につながる原体験を提供する」ことを目標に掲げて運営をしています。特に、幼少期の原体験は、その先の子どもたちの生き方や考え方に大きな影響を与えます。昨今では、スマートフォン浸透の影響で家に篭りがちになったり、外遊びの機会が減ったりするなど、子どもへの「原体験の提供」そのものが社会課題になりつつあります。そういった課題と向き合い、さくらキッズパークでは子どもたちに「成長につながる原体験」を提供します。

さくらキッズパークの根底にある教育への想い:
子ども教育において本当に必要なことは座学ではなく、「体験して学ぶ」ことだと考えており、定期的にあらゆる音楽やスポーツが体験できる機会を提供します。なお、子どもが楽しむことはもちろんのこと、親御さんも一緒に楽しむことができるプログラムを開催することを大切にしております。親子が同じアクティビティを体験することで、日常の親子ふれあい時間のヒントにしていただき、親子の絆を深めてほしいと思っています。


今回の企画テーマ「節分とお餅つき」

テーマにこめるねらいや想い
・子どもたちが、ただ “お餅を食べる” という行動をゴールとせずに、お餅が
出来上がる過程に参加したり見たりする。
・お父さん、お母さん、地域の方々、保育園の先生たちが子どもたちが協同して、ひとつのもの(今回でいえば「お餅」)を作り上げるという経験をしてほしい。
・子どもたちとお父さん、お母さんがた← →地域の人々との交流のきっかけ作り。
・古く日本でよくお祝い事のたびに振る舞われてきた餅と、節分について関心を持つ。

今回は企画テーマにもあるように、さくらキッズパーク(以後、本企画)が主に対象としている0-5歳児の子どもたちとその親御さまに対して、親子で、地域の方々と、誰かと協同してお餅をつく体験を通じ、各ご家庭と保育園だけでなく、地域の方々との繋がりを作る、そんなお餅つき大会にしたいです。 
さて、お母さん、お父さん。
大切なお子さまたちに、ご近所の方との交流を積極的に作れていますか?
もちろん、時代の移り変わりと共に、私たちが子どもであった頃よりも、現代は
ご近所さんとの交流も持ち難くなってしまいました。ゆえに、お子さまたちが地域の方々に出会う機会はもちろんのこと、ご近所さんとの交流ですら希薄となった
現代です。特に、本企画にお越しくださる大都会 ”東京” で育つ子どもたちは、
より一層こういった機会が少ないと言われています。
そこで、当園では毎年お餅つき大会をこの時期に行うことで、災害時の連携や、
事件の発生を未然に防ぐために、ご家庭と地域の方々との交流のきっかけを作る
ようにしています。 
今年は、節分も近い日程での開催となるので、本企画を通じ、餅つきのみならず
節分にも興味、関心を持ってもらう機会になれば幸いです。

そもそも”お餅つき”はなぜするの?

なぜ、お正月の前後にお餅つきをする風習があるのでしょうか。
実は、古くから、日本ではお餅つきは年間を通じてハレの日に行われてきました。つまり、「お餅つき=お祝い事」なのです!

・お祝い事
・お正月「鏡餅」、桃の節句「菱餅」、端午の節句「柏餅」など、
 お祝い事にはお餅が欠かせない
・年間を通じて行われるべきもの

節分って本当は何をするの?

お父さん、お母さん、 
”節分” って本当は何をする行事かご存知ですか….?


おそらく、大勢の方々が  ”2月3日付近の日程に行われる鬼に向かって豆を
撒く行事”  というざっくりとしたイメージが頭にはおありかと思います。

元々は中国で発祥し、日本では平安時代に宮廷行事の "追儺" という厄や災難を
祓い清める儀式として広まったのが始まり
と言われます。
実際に、古くからこの節分が行われる2月3日前後は、暦状季節が春になるとは
いえど、まだまだ寒い日が続いている時期であり、体調を崩す者も多かったので
邪気を払って1年間の無病息災を願うために行われてきました。
これが現在の節分に至ったとされているのです。

ちなみに2月3日のイメージが強い節分ですが、実は日付は固定ではなく、稀に
2日や4日になることがあります。
皆さんも、2021年の節分が2月2日だったことは、記憶に新しいかもしれません。
さらにやや細かい話をしますと、節分=季節を分けるという意味で、厳密には
季節の始まりである「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の前日全てを
指します。

・中国で発祥し、日本には平安時代に宮廷行事として広まったのが始まり
・邪気を払って1年間の無病息災を願うために行う
・2月3日のイメージが強いですが、
 日付は固定ではなく稀に2日または4日になる年がある
・節分=季節を分ける

本企画趣旨「節分 x お餅つき」の実現のために、お面を作成しました


当日の様子

準備チームは、当企画にたくさんのお子さまたちと保育園ご近隣の方々がお越し
いただけるように、皆さんの "笑顔 " を想像しながら早朝よりお餅の準備を行い
ました。

開始時刻10:00を迎えると、準備チームが想定していた以上に、大勢のお客さま
たちが続々と集まってきてくださいました。
町内の方々の「よいしょー!」という掛け声が道行く人々をも誘いこみ、
保育園の周りには大勢の方々がお越しになりました。

途中からは、実際に来てくれた、たくさんの子どもたちにもお餅をつく体験をしてもらいました。大人がお餅をつく様子をじっくりと観察したり、大人と一緒に協同してお餅をついたりと、子どもたちにとって、貴重な、そして思い出に残る体験になっていれば嬉しい限りです。
兎にも角にも、子どもたちが大人たちと協同してひとつもの(今回でいえば、
「お餅」)を作り上げたことは、とても素晴らしい経験であり、体験と言えると
思います。

また、保育園には保護者さまが外国籍のお子さまたちも在籍しています。
さくらキッズ保育園に通っていただくことで、外国にルーツを持つお子さまたち
にも、たくさんの日本の伝統食や伝統文化、行事に触れてもらいたいと思って
います。
さらには、保育園を飛び出し、北池袋周辺にお住まいの
外国にルーツを持つお子さまたちとそれぞれのご家庭にも、当企画へ参加いただくことで、同様のものをご提供してまいりたいと考えている次第です。

そして、一生懸命に、力いっぱいにお餅をついたあとはパパやママ、先生や地域の方々と一緒にお餅を美味しくいただきます。真心こめて、力いっぱいに自分たちでついたお餅はきっととても美味しかったことと思います。

また、1月下旬ではありましたが、まだまだ寒いと想定された当日は
準備チームより豚汁をご用意させていただきました。

最後に、駅前にあるお稲荷神社さんにお餅を奉納し、ご参加者さま皆さまの健康とご多幸を祈願しました。

次回の告知

第20回「みみちゃんが選ぶええ本おはなし会」
2月 12日(日)10:00~11:00

2023年第2回目の本企画は、おむすびひろばの絵本のお姉さん “みみちゃん” を
お呼びして、子どもたちが [絵本が好きになる] 読み聞かせ会を開催します。
一昨年も本企画へお越しいただいた “みみちゃん” 。前回も大盛況でしたので
今回も盛り上がること間違いなし!
絵本専門士の有資格者である “みみちゃん”が選ぶたくさんのええ本(良い本)を
お楽しみください。

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