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『明治大学への道』第5回 得意科目を作れ

前回の記事はこちらです。

今回は春休み編です。が、その前に心に残った言葉を紹介してから始めます。

心に残った言葉

 高2の冬の時に少し響いた言葉がありました。英語の授業で、私の担任もしたことがあった先生だったのですが、その時に「私立は3科目そこそこより、2科目得意なものを作った方がいい」と言われました。そして、経験談として、「多分、英語80点、社会90点、国語40点でも合格した」と言っていました。ここで、世界史に目をつけました。世界史は記述模試で38点、共通テスト模試は65点と「得意科目」というには明らかに低いだろう。そのため、「世界史をもっと極める!」
ただ、それだけでは足りない。2つ目は英語に注力した。私を担当した世界史の教師が「世界史が得意で、偏差値70とっていても、英語の偏差値が40くらいだと落ちてしまう。受験は英語が大事」と言っていました。ここで、私の受験戦略が完成したといってもいいでしょう。
「世界史で稼いで、英語でも稼いで、国語をしっかりと耐え抜く」
そこに向けて頑張ろう。と目標が明確になっていきました。さらに、1月当初からこう決めていました。「春休みからは1日10時間勉強してみる」と。

春休みへ

 学年末のテストを終えて、いよいよ春休みに突入です。もちろん、遊ぶ余裕なんてありません。「この期間に、どうにか英文をしっかり読めるようになりたい!」と、スタディサプリで短文を解釈するのをしっかりやり込みました。関先生の授業を受けてたのですが、やっぱり分かりやすい。し、受験勉強に対しても向き合ってくれた。そして、世界史も忘れないように復習を行なった。が、とにかくまずは「英語をどうにかする」ことに重点を置いて対策をしていったのだ。そのおかげで、英語の土台がしっかりとできたというのは感じた。
逆に、国語などはそこまでやらなかった。それは、「英語と世界史を極める」作戦であったからだ。
 勉強方法もいろいろ試行錯誤した。覚えられていない英単語があったら、それにまとめるノートを作り、一定期間の間赤シートで隠して見直したりした。一応、このノートは「英語学習のモチベーションを上げるためのノート」として「英語モチベノート」と名付けた。(これはずっと入試本番まで続けることになります)
 そして、春休み中での大きな変化としてはオンラインでの予備校が始まったことであろう。その時に初めましてな先生たちと多く出会い教わり始めた。
 こうして時が流れていき、ついに4月。今まであったついに「高校3年生」。正真正銘の受験生となった。

高校3年生へ

 高校3年生になると、数学や理科・家庭科などがなくなった分、帰宅時間も早くなり、時間に余裕が生まれた。(とはいっても、結局勉強するしかなかったが)その間に単語などの勉強を進めていった。授業のテキストも受験を意識したものに変わっていった。「○○大学」と書かれた問題を実際にテキストとして使うようになったのだ。その環境の変化を追い風に、春休みだったころよりも勉強時間を減らさないことを努力した。途中、球技大会が開催されて「!?」となった時もあったけど・・・。

 あと、高校3年生になってから部活に行ってみたのだけど、もう私がいなくてもしっかり部活は回るようになっていたし、なにより「勉強しないの?」感を顧問の先生からも後輩からも出さてしまった。これで、私は「勉強こそが今できる最大の部活動」と思い、それ以来勉強に集中した。
 つまり、何が大きかったのかというと、しっかり自分で勉強する時間を作れたところが大きかったと思う。だからこそ単語なんかもしっかり覚えられるようになっていったと思う。

 今回はここまでです。次回はもう少し予備校について、そして勉強に使用したものなどを中心に書いていきたいです!
そして、更新が結構遅くなってしまったのはごめんなさい!
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