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やせていてもメタボかも!?「やせ」の思わぬリスク

若いころのダイエットが一生の健康課題の原因に

日本の20代女性の5人に1人は「やせ」の状態で、そのうち糖尿病になるリスクの高い人がいることが分かった、という記事を産経新聞で見かけました。

そうなんだ、と思わされたのは、全国の16~23歳の若い女性を対象とした調査で、BMI25未満のいわゆる「普通体重」で痩せたい願望のある740人のうち、自分が太っている意識がある人が55.2%もいたそうです。
記事の中でも順天堂大の田村教授が「女性の人生を長い目で見たとき、ライフステージごとに表れるさまざまな健康課題をひもとくと、若い時期の『やせ』が遠因になっていることが分かってきた」と指摘されているように、若い女性の”やせ願望”への警鐘は、最近よく耳にします。

「やせ」のリスク

具体的に、若い女性が過度にやせてしまうことでもたらされるリスクとしては、月経異常や、年を重ねたときの骨粗しょう症、血糖を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪くなることによる糖尿病などがわかっているそうです。また、妊娠・出産時のお母さんの「やせ」は低出生体重児のリスクにもなるそうです。
若い時の「やせ願望」、気持ちはわからないではないですが、無理なダイエットで一生の健康が損なわれてしまうのは本当に悲しいですね。

「やせているのが美しい」という価値観

これは、日本ではまだ根強いのかな、と思います。自分もどちらかといえばやせているね、と言われる方なのですが、個人的には(ないものねだりかも知れませんが)ほどよくお肉がついていて、筋肉もある体形の女性がうらやましく、筋トレを地道に続けています。
美醜の価値観は、若いととくにこだわりある人が多いと思いますし、こだわりがあることもいいことだと思いますが、健康あっての幸せな一生、徒に健康を損なうことなく、身体を健全に管理してほしいな、と思います。

「しっかり食べて運動する」

やはりこれが改善のカギだそうです。食べるのを我慢する、ではなく、しっかり食べて運動する、というのがよい循環なのですね。自分なりに楽しく続けられる運動や生活リズムを見つけたり、体組成計で筋肉量の増え方をみるのもモチベーションを維持するのに役立つかもしれません。

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