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eスポーツで稼ぐことは可能なのか?

皆様こんにちは
桜野はるです。

eスポーツ元年と呼ばれた年からもう4年。
eスポーツの目まぐるしい発展は我々eスポーツに関わる事業者も目にしていて非常に感化されます。

さて、今回はそんなeスポーツは実際に稼ぐことはできるのか、また稼ぐ方法はどういう内容があるのかまとめたのでご紹介します。

eスポーツで稼げる仕組みとは?

そもそも、eスポーツで稼げる仕組みはどういうものなのか。
eスポーツで稼ぐ人種は大きく分けて以下の2つです。

  • eスポーツプレイヤー

  • eスポーツ事業者

まず、eスポーツプレイヤーは皆さま御存知の通り、eスポーツを実際にプレイしてお金稼ぎをするプロプレイヤーのことを指します。
この人達は日々研鑽を積んで、eスポーツの技術を磨いて、プロプレイヤーとして様々な場所で活躍をしてお金を稼ぐ人たちです。

では、eスポーツ事業者はどういう人達なのでしょうか。
これは、我々のように直接的にeスポーツ関連サービスを行っていたり、間接的にeスポーツを通してサービスを展開していたりする人若しくは企業が該当します。

それでは、詳しく見ていきましょう。

eスポーツプレイヤーの稼ぎ方

まず、eスポーツプレイヤーの稼ぎ方について詳細に説明します。

eスポーツ大会

皆さんがまず最初に想像するのはeスポーツ大会で賞金を得ることだと思います。

eスポーツ大会の賞金は数十万円から数億円と規模によって幅広くあります。
世界を舞台にした大会だと、Dota2というゲーム大会で賞金総額30億円以上という大会もあります。

大抵のゲームタイトルがチーム制を採用していますが、モンストやShadowverseの様な一人で行うゲームタイトルでも数千万円の賞金を出している大会もあるので、自分に合ったゲームタイトルでプロを目指してみるのも良いかもしれません。

ゲーミングチームから固定給を貰う

ゲームの実力を認められれば、プロプレイヤーとして固定給を貰えるチームに所属できる可能性があります。

契約内容次第ですが、人気度・賞金獲得可能性など、様々な内容に考慮して固定給の額面が決定します。

UUUMの様な所属ストリーマーとして、Youtubeなどの動画配信サイトでゲーム実況を投稿して広告料をもらった上で、安定した固定給も貰えるパターンもあるので、条件などをゲーミングチームと話し合って入団するのも1つの手です。

ゲーム実況などの動画配信で広告料を得る

プロプレイヤーとまではいかなくても、ある程度操作ができれば、Youtubeなどの動画配信サイトでゲーム実況を投稿して広告料をもらったり、生配信でスーパーチャットを貰って稼いだりできます。

しかし、ただゲームをしているだけでは視聴者から評価を得ることができませんので、自分でゲームをどうやって面白く実況するか等、視聴者やファンをどのように獲得するのか考える必要があります。

人気配信者になれば、月100万円ほど稼ぐ人もいます。

イベントやメディア出演のギャラ

eスポーツプロプレイヤーとして有名になると、TV出演や雑誌掲載、ネット記事からの取材などが来て、出演料や取材料を得ることができます。

いまeスポーツはどんどん注目度が上がっており、これからメディア出演依頼は増える可能性があります。さらに出演することによりますます有名になってフォロワー数が多くなることや、動画を見る人が増えて広告料も上がるという好循環に入ります。

ゲームトレーナーとして指導料を得る

近年、eスポーツを専門に教える学校や、就労継続支援B型や就労移行支援事業所にeスポーツを取り入れるところが増えてきました。

eスポーツを本格的に学びたいという人は勿論、eスポーツを通じて学べるものを増やしたいというひともいます。

eスポーツプレイヤーとして有名になると、講師をしてほしいという依頼が来ることもあります。単発の仕事であったり、継続して依頼があったりするなど様々ですが、指導料を得ることも可能です。

eスポーツ事業者

さて、ここでeスポーツ事業者の稼ぎ方についてご紹介します。
稼ぎ方というと広義的になるので、eスポーツ事業者の事例をいくつかご紹介することとします。

eスポーツカフェ

まず想像しやすいのはこれ。
というのも、2021年8月末まで私も営業していたということもあり、内情についてはある程度知っているつもりです。

eスポーツカフェのビジネスモデルとしては想像の通り、eスポーツができる場所をお客様に提供することで利用料を徴収するというもの。
また、グッズ販売や飲食の提供などを行ってそこでも利益を得られます。

また、イベントの箱貸しとしても利用できるので、個人イベントや他eスポーツ関連イベントに貸し出して利用料を貰うという方法もあります。

箱を持っていると、工夫次第でキャッシュポイントを増やせるので、事業者によって様々なサービスを行っております。

eスポーツ教育関連事業

現在、eスポーツカフェを閉業して我々が行っているのがeスポーツ教育関連事業です。
【詳細】

我々の場合は法人向けのサービスが多いですが、就学児向けの塾サービスを行っている企業様も多数存在します。

また、eスポーツ教育関連事業として先述の通り、eスポーツを取り入れる学校(主に専門学校)や就労継続支援B型や就労移行支援事業所にeスポーツを取り入れるところがあります。

これらのビジネスモデルは単純で、eスポーツやeスポーツを通じた教育を行う代わりに受講料をいただくという内容です。

eスポーツイベント

これも皆さまが想像しやすい事業内容ではないでしょうか。
eスポーツイベントと一口で言っても多岐にわたります。

  • eスポーツ大会を主催、運営

  • eスポーツを題材にした催し

  • その他eスポーツイベント

オーガナイザーによってeスポーツイベントは様々な内容に変貌するので、全てを説明できるわけではありませんが、eスポーツを使ってイベントというのは日本だけでなく世界中で行われています。

eスポーツイベントのビジネスモデルとしては、企画によって様々です。
が、オーソドックスなものであれば以下があると思います。

✦イベント主催
イベントを主催することによるものです。
収益構造としては、入場料や参加料、スポンサー、当日グッズ販売が主になります。eスポーツイベントを主催する際は、ゲームパブリッシャーの許可を取ってから収益化する必要があるので、ガイドラインは必ずチェックすることが重要になります。

✦イベント運営・企画
イベントを主催したいけど、運営や企画のやり方がわからないという人や団体に向けて、代わりに企画と運営を行ってあげるというビジネスです。
これは単純で、運営費用や企画費用を貰うという収益構造になります。主催側は上記のイベント主催として収益化を試みることになるでしょう。

✦イベント広告代理店
実は、株式会社chouetteでもHPでは大きく載せておりませんが、コンサルティングの一環として、eスポーツイベントに広告枠を用意してもらって、そこに企業へスポンサーを出してもらうということを行っております。
様々なeスポーツイベント主催者から広告枠を預かり、弊社の持っている顧客からスポンサーをしてもらうことで、手数料を頂くというビジネスです。

また、広告枠として魅力的になるようにグッズ販売における販売率向上のコンサルを行っていたり、初回無料でスポンサーがつきやすい広告商品にするためのeスポーツイベントのスポンサー枠コンサルを行っていたりするので、ご興味のある方は弊社HPのお問い合わせよりご連絡ください。(宣伝乙)


まとめ

eスポーツはまだまだ発展する分野です。
eスポーツ元年から4年経っているとはいえ、まだ4年しか経っていません。
これから様々な分野へeスポーツが進出することが予想されることから、稼げる方法も増えていくことでしょう。
このように夢のある職業であるものの、プロまでの道のりが長かったり、事業者としてビジネスをするにも厳しい道のりがあったりと、険しいものであすが、好きなことを仕事にするチャンスではあります。

eスポーツイベントやeスポーツ教育関連に興味のある方は、色々な事業所を検討するといいでしょう。

【株式会社chouetteのHPはこちら】


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