昨日の小田原方面は、朝からシトシト雨だった。
蜂のお世話はこんな雨の日はお休みなのだが、
今回は養蜂教室の皆の卒業の日。

梅、菜の花、そして早咲きの桜が咲き始め、蜂達はそろそろ越冬を終え、春の花の蜜を集める準備を始める。

この時期に合わせて、（まだ蜜を求めて外へは出かけず、巣の中で暖かく過ごしている時期）自分が決めた巣箱を持って、新しい場所で養蜂を始める。

当初は、
蜂の師匠から2箱、師匠の養蜂仲間から2箱
合計4箱（群）から、みんなスタートのはずだったが、師匠の養蜂仲間の方は、越冬が上手く行かず、元気のない群ばかりで譲ることが出来なくなり、
師匠から2箱（群）譲り受け、養蜂をスタートする事になった。

2群じゃ、採れる蜂蜜の量も半減してしまうから、どうしようか迷ったが、
初年度なので、ゆっくりじっくり2群からお世話する事にした。

蜂が出入りする門を閉める。
一つは大人しく何の問題もなく門を閉じられたけど、
もう一つの群は、巣箱に近づいただけで、警戒して、ミツバチ達がたくさん飛び出してくる。巣に戻るのを待ってられませんから、閉めますよー。
他の巣に入れてもらってねー。

雨がシトシト降る中、
養蜂仲間の軽トラで、一緒に畑まで運んでもらい、ついでに設置までしてもらってしまった。（大丈夫か？私、重いんです）

閉じていた門を、新しい養蜂場で開ける。一つは大人しく、何事もなく門を開けられたが、もう一つは激しく怒っていて、巣箱に近づくだけで、ブンブンと羽音を立てている。
そして、巣門を開けた途端、たくさんの蜂達がブッワン🐝と出て来た。

私も、巣箱を運んでくれた養蜂仲間も、この時防護服を着てなかった。

皆、一斉にその場から逃げたが、
私の髪の毛に蜂が一匹絡まってしまった様で、耳元でいつまでもブーンブーンと羽音が聞こえる。

「ちょっと、ちょっと、髪の毛に絡まってるみたいだから、見てー」

どこ？と見てもらっているうちに、
チクッとした。

刺された！
その後蜂は私の髪の毛から出て行ってくれたけど。

その刺された頭が、今は痒みが出て痒くてしょうがない。

結局この群は、近づくと怒って暴れるので、巣門をキチンと釘打ち出来ず、
そろっと添えた程度になってしまっている。隙間風が入らないだろうか？
この雪で寒いだろうに、大丈夫だろうか？

近くですぐに見に行ってあげられなくて、ソワソワとしている。

明後日くらいから、
暖かくなる様だ。餌は足りてるのかなぁ。
いろいろと気になる蜂達との生活が始まりました。