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晴れ女4人の「女子会キャンプ」



いつも畑を手伝ってくれるYさんのお誘いで、福島にキャンプに出かけて来た。

Yさんのお友達が持っている福島の里山だ。
敷地はきれいに整備され、立派な「BESE」の家が建っているが、今回は他の2人がワークマンの5000円のソロテントを買ったので、それを試してみたくて、お試しキャンプなのだ。(2人はキャンプ初めてなので、1度経験のある私達がご招待されたって感じ)

Yさんと私2人は2度目の大型テントでのキャンプとなる。

初めてのキャンプでは、Yさんの男友達が参加してくれ、テントの設営は問題なく出来たのだが、
今回は女子だけ、テントの設営が無事に出来るのか?
それが、心配ではあった。

しかも、天気予報はあまり良くない。雨予報☔️



東京駅から高速バスに乗り、いわき勿来インターで降り、車で来たYさんと合流した。
曇り空の中、始まったばかりの春の山々を眺めながら、車を走らせる。芽吹いたばかりの白っぽい緑色に、山桜、きれいだ。深呼吸したくなる。

11時半頃、友人Tさんが待つ、里山に到着した。



大量の荷物を車から下ろし、
Tさんと、Mさんに、「はじめまして!、よろしくお願いします!」
とご挨拶する。

すると.今回の食材買い出し担当のYさん

「今日のお昼ご飯は、ぶっかけうどんね〜、先にご飯にしよっか?」

と、のたまう。

「いやいや、雨降らないうちに、テントテント!先にテント建てちゃおうよ」

と言うと、

「テントの建て方忘れちゃった〜、昨日YouTube見てたら寝ちゃって、」

とのんき。YouTubeを開き始めるが、電波が入らん。

「ねー、Yさん説明書なかったっけ?」

「あー、あったような、どこいったっけ〜」

と、出だしから不安が募る。

荷物をガサゴソあさって、説明書を見つけ、それを頼りに、女子4人でテントを立ち上げた。

ふー、雨降る前に出来てよかった。
説明書があって良かった。意外と早くテントが出来た。



お昼のぶっかけうどん。



雨は降りそうもないので、山を散策して、春の恵みを探しに出かけた。

私は密かに、山菜の女王「しどけ」を楽しみにしている。関東では見る事ない山菜、ここ福島の里山ではあるという。

ここの持ち主Tさんは、
「まだ山菜は早いかもしれない。」
と心配しながら、私達をしどけが自生している場所へと案内してくれた。

すると、芽を出しはじめたばかりの「しどけ」たくさん。
タラの芽もたくさん、ミツバやワラビ、フキも取れた。

上から、
しどけ、わさび、こごみ、ミツバ、フキ

今日の夕飯の天ぷらの用意が出来たねー、とテントに戻って来た。
まだ3時半、夕飯には早い。でも、のんびり夕飯の準備に取りかかり始めた。

まずサラダ。
何故か、3人がサラダ用にとパクチーを持って来ていて、(私も、八百屋で安かったので)パクチーとトマトでサラダ、上にワサビの花をトッピングしてみた。



ワサビの花は、ピリッとした後にあま〜い。
皆の反応が面白い、

「うわっ、カラッ、甘〜い」

サラダをつまみに、宴会が始まる。



今日のメイン、天ぷら揚げちゃうよ〜。
楽しみにしていた「しどけ」は、茎はホクホクしてほろ苦く、葉はとろっとミルキーな甘みがある、これが美味しい。

タラの芽、こごみ、ミツバ
次々揚る山菜にお酒も進む、おしゃべりも弾む。

ご飯を炊いて、ツナ缶とミツバと揚げ玉のせて、ポン酢とサラダ油をかけて、ポン酢ご飯。



ご飯の頃には、更におしゃべりが弾み、程よい酔心地。

と、雨がパラパラ激しく降り出した。テントの前室のファスナーを締めて、テントに雨が吹き込まない様にした。
しかし、ここまで雨に降らず、私達ってラッキー。
雨音に負けない、女子会トークで更に盛り上がり、ビール数缶、スパークリングワイン1本、赤ワイン1本、日本酒1本がなくなったところで時計を見たら、23時半⁈

夕飯にはまだ早いよね、と言った3時半から、すでに8時間❗️女3人集めるとかしましい、とはよく言ったもので、よく話題が続くよね。

慌てて、化粧を落とし
私達は大型テントで、TさんとMさんは、一緒にこっちの大型テントで寝れば?と誘ったが、雨の中ソロテントへ走っていった。

ワークマンのソロテント、寝心地はいかがなものか?
楽しみだ。

私達は、雨の音は賑やかだったが、テントの下の土がふかふかで柔らかく、いい感じに地面の窪みにお尻がはまり、ヌクヌクと暖かく、心地よく眠りについた。

つづく

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