さくらピアプレイス🌸福岡天神🌸居場所(NPO申請中)

🌸だれかと話す🌸静かに過ごす🌸安全な居場所🌸 ◆18~35歳 の生きづらい人、自分らし…

さくらピアプレイス🌸福岡天神🌸居場所(NPO申請中)

🌸だれかと話す🌸静かに過ごす🌸安全な居場所🌸 ◆18~35歳 の生きづらい人、自分らしく生きたいと思っている人の居場所 ◆職場の人間関係、ハラスメント、コミュ障、ひきこもり、メンタル、障がいなどを話せるところ ◆見学・相談は、HP、TwitterDM、note問い合わせから

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    🌸さくらワーカーズオフィス🌸には、すてきな本、おもしろい本、こころの本、役に立つ本を置いています。 ご利用者は、開室時間中はいつでも自由に手に取ってお読みいただけます。 フリースペースでゆっくり過ごしていただいくこともできます。

  • 🌸さくらワーカーズオフィス🌸について

    🌸さくらワーカーズオフィス🌸お興味がある方に読んでいただきたい記事です。 ◆生きづらいと感じている ◆居場所や話せるとことろがほしい ◆悩みを相談したい 🌸どうぞゆっくりご覧ください。ここのことがわかると思います。

最近の記事

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福岡天神に 安心して話し、考え、過ごせる場所があります

今の時代の生きづらさ今を生きづらいと感じる ●コミュニケーションが苦手で人づきあいを避けて、自分を隠している。 大学や職場で明るく元気な人だと思われている。部屋に戻ると、本当ではない自分を演じ続けている今日の私が嫌になって、吐き気がする。 ●働きたいと思うのだけど・・社会の枠が怖い。 大学を卒業しても就職できない。学校では不登校も認めてくれた。社会に枠外の存在はない。枠にはまるしかないのか。障がい枠なのか? ●仕事のストレスでつぶされそう。 希望の会社に就職した。社会人

    • この1冊『生皮 あるセクシュアルハラスメントの光景』(井上荒野 朝日新聞出版)

      井上荒野さんの代表作 第139回芥川賞を受賞した『切羽へ』をはじめとする多くの受賞作を生み出している井上さんの代表作のひとつです。 人の心の内を登場人物の言葉にして描くその書きぶりは、人間味に溢れ、とても力強く、清々しさを感じます。 『生皮』293ページを一気読みしました。 7年前の「咲歩」の性被害を中心に描く 【7年前】 動物看護師の咲歩は、小説を書いてみようとカルチャセンターの小説講座に通い始めます。 編集者を辞めて講師を務めていた月島光一は、咲歩に作家への可能性を

      • この1冊『今夜、この世界からこの恋が消えても』(一条 岬 メディアワークス文庫/KADOKAWA)

        一条岬さんのデビュー作、2022夏公開映画の原作 一条さんは、第26回電撃小説大賞(2019年)で投稿作品『心は君を描くから』が《メディアワークス文庫賞》を受賞しました。その後、本書『今夜、世界からこの恋が消えても』でデビュー。 「セカコイ」と呼ばれ、韓国や中国でも人気で多くの方に読まる作品です。 2,022年7月に、道枝駿祐(なにわ男子)、福本莉子、福川琴音らの出演で映画化されました。 「日野真織」「神谷透」「綿矢泉」の話 高校生の神谷透は、嫌がらせを受ける同級生を助

        • この1冊『N/A(エヌエー)』(年森 瑛・文藝春秋)

          第167回芥川賞の候補作 年森瑛(としもりあきら)さんの「N/A(エヌエー)」は、第167回芥川賞候補作に選ばれました。 今回の候補作家は、史上初の全員女性でそのうちのひとり。 また、この作品で文學会新人賞を受賞しています。 女子高生のまどか まどかは、中学生のときから食事を制限していて、低体重の体形を母親や先生から心配されます。 勝手に拒食症と決めつけられて発せられる言葉にまどかは違和感を感じ、その心に届くことはありません。 かけがえのない他人 まどかは、「かけが

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          この1冊『かか』(宇佐見りん 河出書房新社)

          宇佐見りんさんが繊細な感性で大学在学中に書いた作品 この作品で、三島由紀夫賞を最年少で受賞、文藝賞も受賞、野間文芸新人賞候補にもなりました。 宇佐見さんは、『推し、燃ゆ』で第164回芥川龍之介賞を受賞しました。 「かか」と「うーちゃん」と「おまい」 母親を「かか」と呼び、その娘で19歳の主人公は自分を「うーちゃん」と呼びます。 弟のみっくんを「おまい」と呼んで、語りかけながら展開する独特なストーリーを宇佐見さんの思いを辿りながら読み進んでいきます。 一気読みしたあとに、

          この1冊『かか』(宇佐見りん 河出書房新社)

          この1冊『ぼく モグラ キツネ 馬』(チャーリー・マッケジー=著 川村元気=訳・飛鳥新社)

          アートな絵本 イギリス生まれのイラストレーター、チャーリー・マッケジーが描いたアート絵本です。 もちろんすべての絵は作者によるもの。 すべての生き物たちが生き生きとして美しい。 ぼくと動物たちとのこころの旅 この絵本は、ぼくとモグラとキツネと馬がこころの旅をする話です。 生きていくときに大切な宝物がたくさん詰まっています。 とっても穏やかな気持ちをもらいました。 8歳~80歳まで読める本です。 あなたは、どんな宝を見つけるでしょうか? 魅力的なキャラクターたち モグ

          この1冊『ぼく モグラ キツネ 馬』(チャーリー・マッケジー=著 川村元気=訳・飛鳥新社)

          この1冊『夜が明ける』(西加奈子・新潮社)

          西加奈子さんの祈り 西さんが祈りを込めて書いたという1冊です。 アキと俺の話 アキと俺が15歳高校で出会ってから2016年に33歳迎えるまでの話です。 彼らが生きた21世紀の日本社会をドキュメンタリーのように描き出します。 貧困、虐待、ヤングケアリング、マイノリティ、ハラスメント、過重労働、シングルマザー、暴力 ここに書かれていることが今このとき、そこらにたくさんあることに気づかされます。 読み進めていくと、自分の過去や今の苦しさが甦って、息が詰まり、胸が苦しくなり

          この1冊『夜が明ける』(西加奈子・新潮社)

          この1冊『倚りかからず』(茨木のり子・筑摩書房)

          茨木さん詩集再び 1926年に生まれ2006年まで生きた茨木さんが1999年、73歳のときに出された詩集です。 響く言葉 「自分の感受性くらい」とともに、今を生きるすべての世代の響く言葉です。 芯を持ち、個としての生き方を貫いた茨木さんですが、淡々としてこわばらない生き方はとてもいい感じがします。 からだやこころが固くなっているときに読みたい本です。 疲れたとき 人は、社会や集団に合わせようとしてしまいがちです。 人や組織やそのときの空気に怯えて、力んで、そして疲れ

          この1冊『倚りかからず』(茨木のり子・筑摩書房)

          この1冊『自分の感受性くらい』(茨木のり子・花神社)

          刺激と繊細さに満ちた本 2022年1月、NHKのクローアップ現代で茨木のり子さんが紹介されました。 どれだけ生きにくい時代になったのか・・・時代を超えて響く言葉があります。 茨木さんの生き様と詩は、今を必死に生きる方々へのメッセージです。 自分の感受性くらい 茨木さんは1926年(大正15年)生まれ、2006年(平成18年)に亡くなるまで昭和~平成を生きた詩人です。 「自分の感受性くらい」は、1975年(昭和50年)51歳のときに発表されました。 この詩に強い愛と怒りと

          この1冊『自分の感受性くらい』(茨木のり子・花神社)

          この1冊『木を植えた男』(ジャン・ジオノ=著 寺岡 襄=訳 黒井 健=絵・あすなろ書房)

          本屋&カフェNautilus ジャンさんおすすめ 中央区六本松の本屋カフェNautilusのフランス人オーナー ジャン=マリー・プルドンさんに勧められて買い求めて読みました。 おとなもこどもも読める本 ジャン・ジノオという作家は、フランスでは著名な代表作家のひとりで、lこの本も多くの国で翻訳されて読まれている有名な本だそうです。 日本では、黒井さんの絵が入り、漢字にすべてふりがなが付いた児童書として出版されています。 大人が読んでも面白い・・というか大人にもぜひ読んでも

          この1冊『木を植えた男』(ジャン・ジオノ=著 寺岡 襄=訳 黒井 健=絵・あすなろ書房)

          この1冊『命といふもの 堀文子画文集 第1~3集』(堀 文子・小学館)

          こころを潤してくれる1冊 忙しい時、疲れた時、迷った時、こころを癒やしてくれる一冊。 いのちを描き続けた日本画家 堀文子さんの『命といふもの 堀文子画文集 』 を紹介します。 小学館から、第1集『命といふもの』、第2集『命といふもの 無心にして花を尋ね』、第3集『命といふもの 名もなきものの力』の3冊が刊行されています。 精緻な画と命を尊ぶ言葉 『命といふもの』は、2019年に100歳で亡くなった堀さんが80才を越えてから、その図抜けた観察力をもって春夏秋冬の草花や野菜

          この1冊『命といふもの 堀文子画文集 第1~3集』(堀 文子・小学館)

          管理人&相談員のご紹介

          さくらワーカーズオフィスをつくるまで さくらワーカーズオフィスの代表、管理人、相談員(カウンセラー)の山口哲史と申します。 2021年10月、福岡天神に生きづらさや苦しさの中にある若い方々がゆっくり話したり、過ごしたりする場所をつくりました。 私は大分県に生まれ、子どもの頃から何だか人と違っていて、自分が変だと思って生きてきました。 学校では人と話すのが嫌で、でも学力はとても高くて先生を困らせました。それなりに友人がいて、よく一緒にあちこちを遊び歩きましたが、両親の実家の