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多様な働き方がもたらす成長と可能性 時短社員のキャリア形成を促進する『短時間スーパーフレックス制度』

サクラグでは、2023年5月に、育児、介護、スキルアップなどの事情で少日数・短時間勤務を希望する社員を対象とした、コアタイムなし、就業時間・日数選択が可能な『短時間スーパーフレックス制度』を導入しました。
これまでも柔軟な働き方を選択できる環境でしたが、なぜ今回制度導入に至ったのか、また、この制度を通してサクラグが目指すものについて、取締役の木村に話を聞きました。


・プロフィール
木村 良昭
株式会社SAKURUG 取締役。在学中に友人らと起業し、ビジネスの楽しさや難しさを学ぶ。サクラグ入社後、採用・セールス領域を統括、執行役員を経て、2018年より現職 

多様な働き方を実現するために

短時間スーパーフレックス制度の導入は、社員の多様な働き方に応えるための取り組みです。現代の働き方は多様化しており、個々の社員のライフスタイルや家族の状況に合わせた柔軟な働き方を提供することが求められています。
また、男性の育児参加の促進や女性のキャリアアップ支援といった社会的な要請もあり、より包括的な働き方の選択肢を提供する必要性が高まっていることによります。
サクラグではすでに時短社員が多く在籍し、男性育休の実績もありますが、さらに社会や社員からの期待に応えるために制度の導入を決めました。

短時間スーパーフレックス制度に込められた「4つの期待」
この制度の導入を通じてDEIの推進に寄与し、成果と、社員のワークライフバランスやモチベーションの向上・幸福感の両立を目指しています。
そして、期待していることが大きく4つあります。

①キャリア形成
フレックスを利用して時短社員として働くことで、キャリア形成においても成長と可能性が広がります。時間の制約がある分、仕事に集中するスキルや効率的な時間管理の能力が身につきます。このようなスキルを身につけ、キャリアにつなげてくれること。

②モチベーション向上
時短社員として働くことには、数多くのメリットがあります。例えば、家族との時間を大切にできることや、個人の成長や学びに時間を割くことができることです。自分自身のペースで仕事に取り組むことで、生産性やモチベーションも向上すること。

③多様な人材の確保
子育て世代など、特定のニーズを持つ社員の支援に繋がり、多様な人材の確保や活気ある職場を形成すること。

④家族より大事な仕事はない
家族は私たちの支えです。家族あっての会社、仕事です。互いに支えあえるような環境、制度になること。

<メンバーの声>短時間スーパーフレックス制度導入後の変化

短時間スーパーフレックス制度を実際に利用してみて、導入前と後でメンバーにはどのような変化があったのでしょうか。制度を利用するメンバー達にその感想を聞いてみました。

『生産性高く働けるように』
私の場合、家族の協力状況によっては、いつもより早くから勤務できる日、残業できる日など、日によって様々です。子育ての都合で時短勤務をしていても、「今日は思いっきり仕事できる!」日があります。月単位での勤務時間が管理されるので、その分、休む時は思いっきり休むこともできるようになりました。自分の采配で勤務時間をコントロールできるようになったことで、仕事とプライベートの緩急がつき、その結果、高パフォーマンスにも繋がっています。(未就学児育児中のメンバー)

『知らずに抱えていた「申し訳ない」気持ち』
就業時間が固定だった時は、遅刻早退などで固定の時間を満たせないと、どうしても「申し訳ない」という気持ちがありました。
子供の通院で早退する日があっても、短時間スーパーフレックス制度なら、どこかで調整すればOK。この制度がスタートしてて初めて、知らないうちに抱えていた精神的負荷があったことに初めて気づきました。「申し訳ない」という気持ちが軽くなり、よりポジティブに仕事に取り組めるようになったと感じています!(未就学児育児中のメンバー)

『子どもの体調管理が可能に』
幼稚園の園バスの時間が変更になり、朝の出発時刻が1時間以上前倒しに。保育園と違ってお昼寝がないので、夕方まで預けて働いた場合の子どもへの負担を気にしていましたが、早く始めて早く上がる日を作り、子どもの体調管理に役立てています。(未就学児育児中のメンバー)

『子どもの行事や習い事に合わせて働くことができる』
フレックス制度の導入と同時に働く時間を以前より長くしました。育児もまだまだ手が掛かる中とてもありがたい制度で、学校行事や子供の習い事の対応も調整しながら働けることにとても利点を感じています。(小学生育児中のメンバー)

多様な働き方で実現する「心理的負担軽減と生産性UP」

短時間スーパーフレックス制度の導入目的は、多様な働き方に応えることです。
キャリア形成やワークライフバランスの向上、多様な人材確保などを期待しています。実際の利用者は、仕事や子育ての両立がしやすくなり、生産性やモチベーションの向上を実感しています。家族との時間や子どもの行事に合わせた柔軟な働き方が可能になりました。制度導入により、社員の心理的負担軽減と成果の向上につながれば嬉しいです。