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【#COYS】ピッチ上のかけつぎ屋【#THFC】


 かけつぎとは、簡単にいうと穴を塞ぐ修理のことをいいます。
ですが、ただ塞ぐのではありません。その生地と同じように修復することを、かけつぎといいます。
 そう、かけつぎは高度な技術。

http://www.emiya.ne.jp/kaketugi.html
(名古屋のかけつぎ屋さん、江見屋かけつぎ専門店さんのホームページから転載)

なぜ唐突にかけつぎの話をしたかといいますと、「エリクセンは『ピッチ上のかけつぎ屋さん』だったな」、と思うから。

例えチームがバラバラになったとしても、彼一人ピッチ上にいるだけで、穴が塞がれ綻びが繕われ、チームが機能した。

そう、ピッチ上のかけつぎもまた、高度な技術だったのである。

ピッチ上での彼についてはTwitterやblogで多くのスパーズサポーターが書いてるので、この辺にしておこうと思う。 

最後に、今回の移籍に関して。

今回の移籍に関して言えるのは、『相当に巡り合わせが悪かった』ということ。

昨夏の時点で移籍を希望したのはよかったが、彼が希望したラ・リーガ二強はそれぞれ『中盤の人員がだぶつき気味(バルセロナ)』『監督がエリクセンよりポグバの獲得を希望(レアル・マドリー)』と彼の獲得に動かず、獲得に一番熱心に動いたとされるマンチェスターユナイテッドは如何せんヨーロッパのコンペティションがELでCL出場権を得ていたスパーズからの移籍では『ステップアップ』とは言い難い。

そんなこんなで夏の移籍期間が終わり、後には移籍する事前提で発せられた彼の発言に対するサポーターの不信感だけが残って長いアディショナルタイムに入ってしまった。

シーズンが始まってみれば、前監督が自らの引き出しに無いことをおっ始め、チーム成績自体が急激に下降線になってしまった事でサポーターのヘイトの矛先が彼に向いてしまった事もまた彼にとってはかわいそうだったようにおもう。

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クリスティアン・エリクセンさま

あなたが通したいくつものパス、あなたがキメたいくつものゴール、今でも脳裏にくっきり焼き付いてます。

わがチームとあなたはここで袂を分かちますが、どうかどうかミラノでしあわせになってください。

もし、スパーズと対戦する機会があったら、その時はお手柔らかに。








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