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こどもたちに見えている世界

車で毎日のように3歳のこどもを送迎している。
保育園までは20分くらいかかるのだが、いつも静かに後ろで座っているので、「何見てるの?」と聞くと、「くるまだよ」と返事をくれる。

自分のこどもの頃って何してたかなと思い返すと、3歳ぐらいの記憶はほとんどない。
(5歳くらいからだとやんわり思い出せることもある)

そんな中で、最近は車の中で「ママ見て!お空がピンク色だよ」と教えてくれる。
青、に見えるけどピンクっぽくもあって、う~んと思いながら「ピンクだね、綺麗だね」と返すのだが、
そうすると、「ピンクのくもはいちご味なんだよ」と言う。

え、めちゃくちゃファンタジーじゃん。

つられて、「じゃあママはむらさき色の雲にしようかなあ」と私が言うと、「むらさき色はね、ぶどう味だよ!ママはぶどうね」とニコニコと嬉しそうに言う。

自分にもこんな時があったのかな、そんなとき自分の母親もこんななんとも言えない暖かい気持ちになったのかな。
これからもっともっと大きくなっていくけど、そういう見え方や感じ方を忘れないでいて欲しいなと思った。

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